知り合いの早川巨人さん(故人)の弟さんは「わらじ医者」こと早川一光先生です。
兄の巨人さん生前口癖のように「私には過ぎた弟です」とおっしゃっていました。
京都新聞に2年半続いたエッセーがこのほど書籍化されました
京都西陣の地域医療に長年貢献されました。
在宅医療の先駆けの方、私はTVで何度も拝見しました。
ご兄弟とも故人になってしまわれました。
一光先生「とうとう診る側から診られる側になってしまった」とおっしゃる。
誇り高い医者から普通の老人になってしまった。戸惑う一光先生。
赤ちゃんのおむつに始まり最後もおむつで終わる。
介護され、世話なることを恥じるな等々
二部構成で第一部のみ読み終わりました
第二部はご家族の視点で書いておられます。
示唆に富んだ数々の言葉、とても心に沁みました。
3年余の闘病の末亡くなられました。ご冥福を祈ります。