93歳・老大娘の日記

晩年を生きる

早川先生

2020-04-23 20:17:02 | 読書

知り合いの早川巨人さん(故人)の弟さんは「わらじ医者」こと早川一光先生です。

兄の巨人さん生前口癖のように「私には過ぎた弟です」とおっしゃっていました。

京都新聞に2年半続いたエッセーがこのほど書籍化されました

京都西陣の地域医療に長年貢献されました。

在宅医療の先駆けの方、私はTVで何度も拝見しました。

ご兄弟とも故人になってしまわれました。

一光先生「とうとう診る側から診られる側になってしまった」とおっしゃる。

誇り高い医者から普通の老人になってしまった。戸惑う一光先生。

赤ちゃんのおむつに始まり最後もおむつで終わる

介護され、世話なることを恥じるな等々

二部構成で第一部のみ読み終わりました

第二部はご家族の視点で書いておられます。

示唆に富んだ数々の言葉、とても心に沁みました。

3年余の闘病の末亡くなられました。ご冥福を祈ります。

コメント (12)
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