え～っ、信じられない、驚きの映像

昨日のクローズアップ現代を見ていて、
驚きと感慨にふけりました。

テーマは「脳波が暮らしを変える」

私にとっては初めて見るシーンです。
少女がじーっと見つめていると透明な管の中にある球体が浮き上がっていくではありませんか。

まるでミステリーというかオカルトの世界を見るようでした。

実はこれは脳波の検出するセンサーとそのデーター処理技術の進歩により脳波が運動に変換されたのでした。

脳波で遊ぶだけでなく、
脳波で失った腕を動かす力を回復することもやられていました。
脳波によるリハビリです。
動かしたいという気持ちが脳波をうみ、
脳波を違う信号に変えて伝えることにより、新たな動きが出来ていくのです。

脳波によって車椅子を動かすことも可能でした。

さらには、脳波から心の状態を探ることも出来ます。
脳のどこの場所がどんな感情に関係しているかも解明できつつあります。
これは逆にその人間をある精神状態に置くことも可能になるわけです。

なんだかちょっと恐怖感が出てきます。

この技術をスポーツ競技のトレーニングに応用していましたし、
企業が商品の販売の推進に活用することも検討していました。

ここまでくるとmind leadという倫理上の問題が生まれてきます。
臓器移植や クローン細胞の誕生の時に発生した問題です。

様々な科学・技術の進展が新たな問題を生んでいくそんな開発の分野であるようです。