つれづれに

きままに書きます。
どうぞよろしく。

終わった!! 消費生活展

2005年11月14日 | Weblog
この土、日は消費生活展でした。
今年で33回とあります。そのうち私たちが関わったのは10回くらいです。
今回は、冊子の原稿やパネルつくりと本格的に関わりましたので、
準備段階から相当時間をとられて、大変でした。

テーマは輸入牛肉の安全性でした。
アメリカ政府の圧力でBSEの危険性がある
アメリカ産牛肉の輸入が再開されようとしています。
命を守る、食の安全性を優先して欲しいことです。
来場者に説明したり、署名をお願いしたりと結構忙しい一日でした。
やっぱり疲れていたのでしょう。
昨夜は着たきりすずめで転寝して、目が覚めたら朝でした。


木枯らし一号

2005年11月13日 | Weblog
 夜の雨が一段と激しくなった後、朝にはどうやら上がりました。
木々の幹は雨ですっかり落ち着いた色合いの木肌に変化しています。
出先の駐車場には紅葉した桜の葉が絨毯をつくり、歩道に重なり合って折からの陽光に輝いています。
何もかもがしっとりとして、美しく見えました。
こんな自然のなかに何時までもいたいのですが、そうもいきません。
大急ぎで集合場所に行き、準備を始めなくてはいけません。
いろいろ目配りをしながら準備を済ませ、
来客を待ちます。
クイズの答えあわせをしながら『残念でしたね、このままいくと100年後に地球の温度は
最高で5.8度も上昇するが正解なんですよ」なんて水知らず人と時々会話を交わします。
そうです、今日は消費生活展です。
私たちは輸入牛肉の安全性についてパネルをだしたのですが、各コーナーに関連してクイズが出されています。先の正解というのは地球温暖化についてです。

お昼を済ませた頃、日は照っていましたが、当然の突風です。
最初はテーブルの上の紙が舞い散る程度でしたが、次にはテントがゆれ、パタパタと鳴り、物が倒れる音がしました。
どうやらこれが木枯らし一号だったようです。
屋外で木枯らし一号を経験したのは初めてです。



光りなさい地球 続編。

2005年11月10日 | Weblog
さて昨夜の続きです。

感情を持たない宇宙人は、人間の行動が
理解できません。
笑ったり、怒ったり、わめいたり、
泣いたりするわけが理解できないのです。

涙も目から溢れる水に過ぎません。
でも科学的な測定の結果、
その水が汚染されていない
もっともきれいな水だとわかります。

このあたりに、意味が籠められているのでしょうか。

若者は彼女や工事の仲間が止めている時は
断固として宇宙船で行ってしまうと言い張ります。勿論帰ってこれないのを承知で。

彼は家族にも友人にも、地球にも未練は
ないようです。

若者を自由にしてあげた彼女は、前に若者から聞いた彼の故郷と同じようなところ、
原っぱがあってきれいな小川が流れているところを、探して旅に出ます。

いよいよ、仲間が諦めて、悲しみながらも餞別の言葉や抱擁を送ってくれた時、
急に若者の心が揺らぎます。

そして若者は土壇場で行くことを止めるのです。

宇宙人の女性は、若者と最初抱擁した時は何も感じなかったのですが、
何故か心臓がトックントックンしはじめます。

でも彼女は宇宙船で宇宙に帰ってしまうのです。記憶を消されて。

彼女たちがかってすんでいた星は
青く、青く光る まるで地球のような星だったそうです。



富良野塾公演2005 光りなさい地球

2005年11月10日 | Weblog
息子の友人に誘われて、倉本聡 作・演出の劇を見に行きました。
テレビを見ていた人で 倉本 聡を知らない人はいないのではと思うくらい有名。
かの「北の国から」の作者、比較的最近では優しい時間?の連続ドラマも印象的でした。
彼が富良野に開いたシナリオライターと俳優養成のために私塾が富良野塾。
2005年の公演が、『光りなさい地球」でした。
すでに滅んでしまった星からやってきた女性の宇宙人は、命の源のきれいな水を探すのですが、地球の水はすでに汚染されていて・・・。
さらに彼女たちは理性だけで感情を持ちません。感情が欲を生み出し、その結果争いが起こり、星が滅んでしまったから、感情に否定的というわけ。
そこに仕事仲間や彼女が止めるのも振り切って宇宙に行こうとする若者、仲間は故郷、両親、友達を捨てることをしてはいけないと必死で止めるのですが・・・。
さ~、どうなるでしょうか?
人間の人間たる所以、生きるということ、そして地球の汚染、いろいろと問題提起を含んだ劇でした。
それにしても俳優さんたちの体のしなやかさに感激しました。