つれづれに

きままに書きます。
どうぞよろしく。

心遊ばせる写真です。

2009年03月05日 | Weblog
ちょっと心傷つくことがあって、
気分転換にキッチンにあった花で遊んで見ました。








昨日は、思いがけないことがありました。
3年ほど前に立ち上げたサークルの会員が突然数名止めると言い出しました。

私は病気でほぼ10ヶ月ご無沙汰していましたが、その間も残っていた人の半数以上です。入院中、後を託してお願いしていた人も入っていました。

あまりに統制が取れた理由の述べ方を聞いて、すっかり意思統一された行動だと思わざるを得ませんでした。
月の会費が勿体ないとか、なにもこの会にいなくても出来るとか・・・。
留守中一生懸命守ってきたと力説していましたが、復帰して2ヶ月でのこの行動です。
納得できないものを感じましたが、あえて反論しませんでした。

私たちの会は介護保険やら、医療など制度的なことにも目を向けていこうという姿勢を持っています。それがむしろうっとおしいと思う気持ちが膨らんだようです。

社会的な視点の大切さもお話しましたが、今更そんなことで縛られたくないとか、気持ちに余裕がないとか まあ私が勝手なのよなどと言われました。

とても残念なことでしたが、今の運営が続くことも望ましいことではなかったので、じゃあ辞めるしかないですねということに。

でも私にとって、このところ大きなストレスの原因になっていたことでもありましたので、解決がついてホッとする面もあります。この心境は私としても珍しいことですが、無理をしないということが身についてきたのかもしれません。

芋粥に挑戦。

2009年03月03日 | Weblog
今日は雪が降りますという予報どおり、午後から一段と寒くなりました。

今日も病院2科受診でしたが、昼食後あまり楽しむことなくに3時ごろに帰宅しました。

夕方にはエアコンとストーブで暖房をしてもなかなか暖かくなりません。

折角のひな祭りですが、一人では祝う気にもならず(これだから娘はいつまでも結婚できないのかしら・・・)
夕食を作ることに。

そこでふと閃いたのが、芋粥つくり。
まだ香川の田舎にいた頃、
そうですね小学校の低学年でしたか、芋粥を食べたことがあります。
まだ食糧事情がよくない頃。同じ社宅のお宅で作った芋粥を頂いた時、そのお粥がおいしくて母にねだったのでした。

サツマイモの鮮やかな黄色と甘さが印象的で、今でも忘れられません。

お芋に、コブ、人参、絹さやをいれて
塩味中心。
いい味になり、寒ささ対策にはとっても効果的な夕飯になりました。

でもくしゃみ、鼻水がひどくなって、花粉症なのか、風邪なのか、
お風呂に入るかどうか思案中です。

もう3月、早い!ホルテンさんに会ってきました。

2009年03月02日 | Weblog
浮いたり、沈んだり。
復活したり、休んだり。
いらいらしたり、深呼吸で持ち直したり気がついてみればもう3月。
いつもよりまた一段と早くやってきた3月です。

昨年は急に硬くなってきたおなかを気にしながら、アクセクしていました。
その合間をぬって、ノグチイサムの庭園にも、猪熊美術館にもいったのでした。

この1年間は、同じ座標には乗り切らない大きな出来事があった年でした。 

今日は風は強いものの、この上なく透明な光の中で、花々がまぶしい程に輝いて見えます。

先日、ホルテンさんに会ってきました。はじめてかもしれないノルウェー映画の主人公です。新聞の評に、「楽しくて笑いを誘う、人生に遅すぎることはないと知らせてくれる」映画とあったので、
楽しみにして出かけたのです。

あらすじは以下の通り。

オスロに住むホルテンは鉄道の運転士。規則正しい生活を心がける彼の生活も今週末で定年を迎える。
いよいよ退職前夜、同僚が送別会を開いて勤続を表彰してくれるが、彼は翌朝の勤務に備えて早く帰ろうとする。
だが、誘われて二次会へ。タバコを買いに出かけて戻ると、マンションに入れなくなってしまった。
工事用の足場を伝って他人の部屋に侵入するも、そこで眠りこけてしまい、翌日運転するはずの列車に遅れてしまう…。

鉄道一筋40年の生真面目な運転士ホルテ
ンさんが、
定年退職の日に人生で初めての遅刻をしてしまったから、さあ大変!
その“事件”をきっかけに、ホルテンさんの冒険が始まる。
老人ホームに母親を訪ね、空港内で右往左往し、
夜、無人のプールで泳ぎ、“目隠しドライブ”が得意という不思議な老人と出会い…。
滑稽な中に哀しさを帯びたシチュエーション、セリフは少なく無表情なのに、なぜか滑稽で笑ってしまう、愛すべきキャラクターたち――。

楽しさについては予想とは違って、時々、クスッとかニャと笑いましたが、大人向けの物静かな映画でした。

考えてみればとってもおかしいことが起きているのですが、本人は真面目にやっているので、笑いも控えめ。

もう一つ見つけたノールウエーの映画を取り巻く状況。
ノルウェーの映画産業は制作、鑑賞の両面において、国による資金援助と地方自治体による映画館の運営を基盤としています。
ノルウェーのような少数の言語圏では、民間の映画産業投資資本や収益性に限界があり、映画産業は公的な支援なしには成り立たないでしょう。

しかし1990年末にかけて、この援助システムを改める必要が求められ、2001年夏に大幅な再編に取り組みました。
とはいえ、自治体による映画館経営に対する改革と民営化へのこうした圧力にもかかわらず、今後も公的支援は継続される模様です。(ノルウエー王国HPより)


これを読んだ時、この映画の地味さ、日常性が判ったような気がしました。