象が転んだ

たかがブロク、されどブロク

いま、アジアが注目すべきミステリー〜「トーキョーキル」

2023年11月09日 00時26分13秒 | 読書
 私立探偵ジム・ブロディーの第二弾という事で、前述した「ジャパンタウン」の凄みと悍ましさを期待したが、プロットが複雑すぎなせいか、読んでて少し食傷気味にも思えた。 とはいっても、バリー・ランセットらしさは存分に発揮され、今回の作品は背筋が凍りそうな恐怖というより、濃密でシリアスなアクション活劇というフィクションの要素を強く感じる。 事実、今作はフォーブス誌のアジア諸国首脳の必読書にも選ばれ、&rd . . . 本文を読む