象が転んだ

たかがブロク、されどブロク

レイプは合法か?(更新)〜山川の叫びはどこまで届く

2023年09月06日 07時14分11秒 | スポーツドキュメント

 FAという名のガラクタを片っ端から漁りまくる栄光?の読売巨人軍だが、問題児や犯罪者を再生する工場でも有名だ。
 いっその事、汚染水の処理も読売に任せたらどうだろう。中国政府も”読売工場だったら間違いない。歴史的根拠もあるし、全面撤回といこうじゃないか”となる訳でもないか・・・

 女性への強制性交の疑いで書類送検され、嫌疑不十分で不起訴処分となった西武の山川穂高内野手(31)に、球団は9月4日、無期限で公式試合の出場停止とする処分を発表した。
 つまり、事実上のクビである。
 ”俺は来年、ここにはいないから。もう終わったよ……”と漏らす山川選手。
 早くも球団側は”水面下で山川の放出先を探し始めている”という。
 当初はソフトバンクへのFA移籍が濃厚だっが、今回の件が発覚し、書類送検の時点で完全アウト。更に、高額年俸がネックとなり他球団も獲得には消極的だ。

 ただトレードではあるが、唯一話がまとまりそうな球団がある。と言えば、巨人しか見当たらない。
 巨人なら、過去に日ハムで暴力事件を起こし、無期限謹慎処分を受けた中田翔を原監督が引き取った”前科”がある。
 その上、トレードの相手として、かつてミスターレオと呼ばれた中島裕之(41)の名前が飛び交っている。
 出場機会に恵まれない中島だが、ポジションも山川と同じ1塁で、2人の交換トレードが実現すれば”中島も最後に西武でユニホームを脱げば、将来の指導者の道も開けてくる”と。
 原監督も”山川再生”に前のめりで、彼の事を”日本人最強の右打者”と絶賛していた。”中田再生”の手腕を評価されてる原監督だが、”その手腕を山川で発揮してもいい”と前向きだ(文春オンライン)。

 
一難去ってまた多難

 不起訴処分という最悪の結果は免れた形となった山川選手だが、彼の未来予想図は依然として暗いままだ。
 去年11月に東京港区のホテルで20代の知人女性Aに対し性的暴行に及んだとして、警視庁は5月23日に、(被害届が既に提出されてた)山川を”強制性交”の疑いで書類送検した。 
 東京地検は”起訴するだけの十分な証拠がない”として嫌疑不十分で不起訴処分としたが、警視庁は書類送検をした際、起訴を求める”厳重処分”ではなく、不起訴を含めて判断を検察に委ねる”相当処分”の逃げ道を残していた。
 仮にこれが野球選手ではなく、一般の会社員や教師だったら、100%懲戒免職は避けられなかったであろう。

 一方で、性的被害を受けた女性は膣内やその他下半身などから出血する程のケガを負っており、検察側の判断は不起訴となったが、女性の山川へ対する処罰感情は依然として強いままだ。
 それに、刑事事件としては不起訴でも民事裁判になれば出廷もありえるし、検察審査会に申し立てされる事もあるし、その都度メディアは大騒ぎする。 そうした状況で野球に専念出来るのだろうか。それでも獲得する球団はあるのだろうか。
 いや、巨人ならそんな犯罪者でも獲得するのだろうか?

 そこで、彼が犯した性犯罪の真実をもう一度検証してみる。
 「嘘だと言って・・」でも書いたが、山川の供述には明らかに不自然な点がある。
 事実、(仲のいい女友達と山川は語るが)A子さんは友人を介して数回会ってるだけで、事件の日が2人きりで会った初めての日だ。
 山川は文春の取材に対し、”無理矢理では絶対にないし、犯罪には当たらない。双方の同意の下で性行為が行われた”との主張を繰り返したが、(以下で述べる)女性の証言で判明した様に、強く性行為を拒否したが為に(性器挿入による)本番行為はなかったとされる。
 つまり、山川が(徹底して性行為を拒む)A子さんを巧くホテルの個室に誘い込み、強引に付き倒し、下半身や膣にケガを負わせたとなる。
 以下、密室で行われた状況を「“嫌疑不十分”と検察が判断、事件の全真相」より一部抜粋する。


本当はどうなの?

 A子さんは当初、警察に”強制わいせつ致傷”の罪名で被害届を出してたが、警視庁は2人の間で口腔性交があった事などから、”強制性交容疑”に切り替え、書類送検した。
 強制性交罪が成立するには、加害者が暴行または脅迫を用い、被害者の抵抗を困難にして性交(口腔性交含む)したと認定される必要がある。
 山川は5月の直撃取材でも捜査当局による取り調べでも”A子さんと性行為をした”という点は認めていた。が”無理矢理ではなく同意があった”と説明。
 つまり、山川側は”暴行や脅迫などは行ってないので罪は成立しない”との主張を繰り返した。一方のA子さんは”(山川の行為は)無理矢理だった”と昨年11月の事件以降、性被害を訴え続けていた。

 (彼女の供述によれば)事件当日、2人で食事をした後に、山川は”個室のバーで2次会しよう”と嘘をついて、A子をホテルに連れ込んだ。
 連れて行った先がホテルだった事にA子は驚いた。前々から”好きではない人とはそういう事はやらない”と言ってたA子に、山川は”お酒を飲むだけだから”と説得。
 A子は野球選手が“身バレ対策”でホテルで飲む事を知ってたので、訝しながらも“ホテル飲み”を了承する。
 山川が突然A子に近づき、ベッドに押し倒しキスを始めた。山川は嫌がるA子の服を脱がせ、体中をなめ回す。その後、彼女を動けない状態にすると下半身を弄り始めた。A子は”いや、やめて”と何度も懇願したが、山川は無視し、彼女に覆い被さる状況が続く。
 その後、山川はA子の顔を両手で掴むと、自身の下半身を近づけ、口での行為を強いた。更に山川が挿入しようとしたが、A子は”やめて!”と強く訴えた。

 それでも諦めない山川は、今度は正常位で挿入する為にA子の上半身を押さえつけたが、下半身は比較的動かす事ができる態勢になった為に、A子は全力で体を動かし、挿入を避けていると山川はついに断念。
 その後、(何故か)自慰行為を始めた山川だったが、A子に”(射精し)終わるまで帰れないからな”と脅す山川の傍らで、A子は放心状態でいた。
 山川が果てた後、部屋の電気をつけたA子がベッドを見ると、山川が手に付いた彼女の下半身の血を拭いたとみられる跡がシーツのあちこちに残っていた。


強制性交罪の現実

 A子は、山川の一方的な“暴行”により体の自由を奪われ、性行為を強いられたと主張した。また、”終わるまで帰れないからな”と言われた事も“脅迫”にあたるとして、罪の成立を訴えていた。
 一方で山川は、”キスを受け入れられた”とか”<やめて>という懇願は聞いていない”と説明。”そもそもオレは女性には困っていない”などと主張してた事も判明している。

 ”強制性交罪”は大変重い罪で、もし仮に裁判で有罪となれば、大抵執行猶予はつかず一発で実刑となる。その為に同罪に対する立証のハードルは高い。
 つまり、性行為に際して暴行や脅迫があったと認定された上に、被害者の抵抗が著しく困難だった事も証明できないと有罪にならない。
 今回のケースで言えば、A子さんが行為の途中で山川から逃げられる可能性が少しでもあったとすると、検察としては起訴までは持って行きにくい。
 事実、捜査関係者によると、A子は山川との行為の前にシャワーを浴びたり(A子はブーツでむれた足を流しただけと主張)、行為が終わり山川が帰った後、何事も無かったかの様なLINEメッセージを山川に送る(A子の弁護士は性被害者にみられる迎合反応だと主張)など、山川に有利な“客観証拠”もあったらしい。

 動画など決定的な証拠がない場合、証言だけで性犯罪を立証する事になるが、非常な困難を伴う。これが性犯罪で不起訴の判断が相次ぐ原因の1つとなっている。
 今回の山川のケースも不起訴の理由は嫌疑不十分。“疑わしきは罰せず”つまり”起訴するほどの証拠がない”という判断だ。
 しかし、最近の社会的トレンドとして性犯罪には益々厳しい目が向けられてるのも事実。
 例えば、元陸上自衛隊の五ノ井さんが”性犯罪を受けた”として元同僚らを訴えた件では、検察は昨年5月、”証拠が乏しく証言しか得られなかった”として不起訴処分を下したが、”捜査が尽くされていない”として、同年9月、検察審査会は”不起訴不当”の議決をした。
 再捜査をした検察は今年3月17日、一転して強制わいせつ罪で起訴。無罪主張をする加害者の元自衛官3人の刑事裁判が行われている最中である。

 一方で6月17日、性犯罪に関わる刑法改正が成立し、7月13日に施行され、強制性交罪は”不同意性交罪”と名称が変更された。つまり、強制性交には同意はあり得ない。
 山川が起こした昨年11月の事件に法律が適用される事はないが、”不同意性交罪であれば山川は起訴されてた可能性がある”との指摘もある。
 従来の強制わいせつや強制性交罪は、被害者が加害者に抵抗するのが困難な状態にあると立証する必要があり、その要因は加害者による暴行と脅迫によると限定されていた。
 今回改正された不同意わいせつや不同意性交罪では、被害者が”性行為に同意しなかった”と立証する必要があるが、その要因は暴行と脅迫に限らず8項目と広がった。
 この中には”意思を示す暇がない”や”恐怖・驚愕”や”経済的・社会的地位の利用”といった今回の山川の件に適用されうるものもあり、従来よりも立証のハードルが下がる可能性が高いとされる。

 山川選手にとっては、一命を取り留めたとも言える”不起訴処分”だが、刑事事件としては一応の結論が出たものの、山川とA子との間には未だに示談が成立していない。
 仮にこのまま示談が成立しなければ、山川はA子に損害賠償を求める民事訴訟を起こされる可能性もあり、更にA子が検察審査会に不服を申し立てる可能性も拭えない。つまり、山川にとっては試練の日々が続くのだ。
 以上、文春オンラインから長々とでした。


山川が100%悪いのか

 この様に、A子が供述する事件当日の夜の出来事は生々しく壮絶なものがある。特に山川の自慰行為を見せつけられた事がとてもショックだった様で、彼女には未だトラウマになってると。
 一方で、山川を嵌めた”美人局”じゃないかというネット上の書込みもある。
 夕刊フジ(5/24)の”被害女性側が示談金1億円要求か?”の記事では”数百万円が相場とされる示談金の要求額が1億円に上るとみられる”と書かれたが、”A子は示談金を受け取ったとしても被害者支援団体に寄付したいと言ってますし、一切お金目当てではありません”と彼女の友人女性は証言する。
 が故に、検察の不起訴が決まっても、山川とA子の双方が主張を譲らず、未だ示談すらまとまらない状態が続いている。

 密室内の犯行だけに絶対的な証拠がない。それに被害者のA子は野球選手との合コンに何度も出席してたのも事実で、100%山川選手に気がなかったとは言い切れない。
 検察は、有罪を立証できる確証が100%なければ起訴出来ない。同意があろうがなかろうが、山川の狡猾な誘いに1人で出かけたのは事実でもあり、暴挙でもある。
 こうした日本人特有の曖昧な行動が、最後には自分の首を絞める。

 山川は、警視庁の聴取の中で”ケガをさせてしまったのは事実だ”と認めながらも”同意の上で性交しようとした”と主張する。
 つまり、性交を目的としてわいせつ行為に及んだ。強制性交罪は最後まで行為が行われなくても性交行為の”着手”があれば成立する。
 一方で、起訴するか否かは”検察の判断に一任する”との警察側の判断だったが、不起訴を求める”寛大処分”としなかったのは、山川が”合意があった”と容疑を否認してる事が影響している。
 山川からすれば”その気が少しでもあった”から1人で来たんだろうと。が、そんな風に仕向けたのは山川の明白な策略でもあった。

 「嘘だと言って・・」でも書いたが、強制性交等罪は、2017年に従来の強姦罪から厳罰化される形で、被害者の告訴が必要の無い”非親告罪”となる。重大犯罪であるが故に、多額の和解で解決したとしても罪に問える様にする為だ。
 今年5月末の時点では、通例通りであれば起訴の可能性は低いし、また示談に持ち込めば不起訴の可能性はより高まると予想されてたが、その通りになった。また、(非親告罪とはいえ)検察の判断にはA子さんとの示談が成立するか否かも大きく影響する。

 一般的には、性被害において和解に至る事も少なくない。法廷で争うのは被害者への負担があまりに大きく、衆人環視の前で被害状況について語る必要があるし、勝訴した所で慰謝料はスズメの涙という事もありえる。
 更に、山川側は”無理やりではない”という主張を絶対に崩さない。ただ本人がどう考えようが、A子がケガをしてる状況から見れば、山川が不利である事も事実で、A子も被害届を出すくらい処罰感情が強い。
 故に、山川の”無理やりではない”という主張は受け入れられるものではない。
 かと言って、”山川が100%悪い”とも言い切れない。(嫌がってるのを承知の上で)何度もしつこく口説かれた時点で、2人きりになったら乱暴される事は、彼女にも解っていた筈だ。
 いや、解ってないとしたら、単なる合コン好きの尻軽女である。


最後に〜過ぎた情事

 今回は最悪の事態だけは逃れたが、山川本人だけでなく球団の、いやプロ野球選手のイメージまでも急洛してしまった。
 山川選手は”結構大事な事件になってしまって”と語るが、時折り笑みを浮かべながら応対するなど、このバカは一体どこまで事の重大性を認識してるのだろう。
 本人も”起訴はないだろうし、和解も成立するだろう”と高を括ってるフシがある。が、このバカにはその後のリスクが全く見えていない。
 野球だけを見て現実が全く見えてない野球バカの愚行とも言えるが、一方で、その愚行に敢えて付き合った女も女である。

 一方で、山川選手の無理矢理の暴行は明白だが、女性の曖昧で理不尽な行動のお陰で運良く不起訴になったものの、毅然とした態度と言葉で男を拒絶していたら、今回の悲劇は避けられたであろうか。
 勿論、被害者の女性にそれだけの覚悟があるのかも問題だが、山川にはそんな女のガードの甘さやスキが見えてたに違いない。
 ”少し引っ掻いた”程度でも、プロ野球界屈指とされる腕力なら、か弱い女性の必死のガードは簡単に突破され、下半身や膣なんて軽く引き裂かれる。

 男は、少しでも女に油断があれば、一気にそこを攻め込む。野球で言えば、ゾーンに来た相手に限らず、クソボールでもバットが出てしまうのが肉欲である。
 プロ野球という厳しい競争社会で何度も本塁打王に輝いた彼なら、攻め込むタイミングは熟知してた筈だ。
 「罪と女王」の様に、A子さんが平気で嘘を付き、毒を吐けるキャリア女なら、そんな山川でも骨抜きに出来たであろう。
 が、そうでない一般女性であれば、プロ野球選手と合コンなんてスべきではない。ましてや、目の前に理性ゼロの大男が居る場合は尚更である。

 理性や学がないという点では、プロ野球選手も合コン女も同じ様なものだが、肉欲とはその単純さが故に、理性をも簡単に打ち砕く。更に恋愛という曖昧な要素が加われば、最悪は人生をも狂わす。
 今回は”過ぎた情事”とも言えるが、2人の人生の殆どは朽ちたと言っていい。
 結局、野球バカと合コン女のお叫びは、神様の耳には届かなかったのだろうか。それとも神様の癪に触ったのだろうか。



6 コメント

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野球バカというより (HooRoo)
2023-09-06 11:24:26
ドスケベの白ブタって感じよ
有名人だから
カネもってるからって
狙った女はモノにできると世の中を甘く見てる
こんなゲスなガラクタ
ギロチンでイ◯モツを切り落としちゃえ

女も女でねぇー
合コン女の考えることってそんなレヴェルなんだろうけど
少し考えれば解ることよ
要するに二人とも終わったってこと
そうやって有名人とその周辺は淘汰されるってこと(--)
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Hoo嬢へ (象が転んだ)
2023-09-06 11:47:14
冴えてますね。
(理屈を無視すれば)”有名人とその周辺は淘汰される”
”無理が通れば道理引っ込む”という諺がありますが、今回は”無理が通れば罪も成立する”って所でしょうか。

ただ男としてみれば、本番を諦め、自慰をした時点で負けですね。
女からすれば、自慰をさせた時点で勝ちとも言えます。
性器を舐められたのは恥辱ですが、下半身の内出血や血の付いたシーツは物証として残ってる筈ですから、再審査や再検証となった時は有効打となるかもです。

つまり、舐めたらアカンという事。
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こんだけの事やっといて (hitman)
2023-09-06 13:53:34
西武の渡辺GMは山川選手に対し
≪本当に申し訳なかったという反省がすごく伝わってきた≫
とか言ってる。
これだからね〜プロ野球界は甘いんですよ
永久追放でもいいくらいの性犯罪なのに
渡辺も元は不良学生だったし
野球を除けば単なるワルですよ
GMっても名ばかりで
失業対策上の臨時パートみたいなもんでしょ
ワルがワルをかばってどうすんのって 
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hitmanさん (象が転んだ)
2023-09-06 21:28:27
球団側も厳しい処分を課したつもりですが
結局は巨人目当てなんですよ。

山川も巨人が助け舟を出してくれると楽観してる。
不起訴になってからが本当の勝負なのに、そういう事すら解ってない。
どっち転んでも、山川には明日はないのかなーですよね。
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本番ナシでも1億円? (#114)
2023-09-08 15:47:45
男も女もお互いに同類みたいで
だからお互いに意地張ってんだろう
性犯罪って
もう少し制度をシンプルにして
あからさまな暴力であれば
同意があろうが曖昧な行動があろうが
厳しい罰則を設けるべき

こういう性犯罪は連鎖反応的に起こるから
一度甘い顔するともう止まらない
逃げ道を与えた警察側にも
不起訴処分にした検察側にも
それ相当のお金が山川側から流れてるとは思うけど
それでも暴力は暴力で
レイプが無罪になるわけがない 
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#114さん (象が転んだ)
2023-09-09 01:51:58
お久しぶりです。
今回の件では
山川選手もプロ野球のスタ−としてのプライドもあるし、簡単には性暴力を認めたくはなかったと思います。
金を積めば、簡単に無罪になると踏んでいた。
結果は不起訴という想定内の形になりましたが、”ハイそれでお終い”という事にはなりそうもないですね。

検察がどう動くのかも興味がありますが、世間がどう判断するかも重要になってきます。
このままあっさりと巨人に入ったら、イメージはとても悪くなり、再審という事もありうるでしょうか。
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