神融心酔 

中国茶・台湾茶を中心とした素敵な出会いの数々を綴っていきます

ブログへのご訪問ありがとうございます


東京浅草近くにて中国茶教室「Salon de Leecha 麗茶」を主宰しています

教室内容、お問い合わせはHPをご参照ください

Instagramにて教室風景やお茶のある風景を随時UPしています
よろしければフォローをお願いいたします!

★Facebookページ「中国茶・台湾茶ファンの集い」を作りました
Facebookのアカウントをお持ちの方、いいね!を押して、情報をシェアしてください♪

★サロンへのお問い合わせ、お申し込みのメールには一両日中に必ずお返事を差し上げています
こちらからの返信が届いていない場合は、お手数ですが再度メールをお送りくださいますようお願い申し上げます

★ブログランキングに参加しています
よろしければ、一日ワンクリックお願いいたします♪

緑観音の老茶

2009-09-29 | 烏龍茶(台湾茶)
このところプライベートでいろいろな出来事があって、
何だか胸の辺りがざわざわすると言うか、
地に足がつかないと言うか、肝が据わらない。

まあ、10年に一回はこんな時期もあるかな、と
今はじっと嵐が通り過ぎるのを待っている状態。

特別な時以外はあまりケーキなどは買って来ないのだけれど、
妙に甘い洋菓子が食べたくなって、
地元のケーキ屋さんでカボチャのプリンを購入、
もうすっかりハロウィン仕様になっている。

何を飲もうかとお茶箱をさぐっていて、
6月の台北旅行で持ち帰って来てまだ開けていなかった包みを取り出す。
九壺堂茶荘のZ老師がお土産にくれたものである。

名前は緑観音。
製造時期は78年春と書いてあるが、
多分民国78年だろうから、1989年ということかな。
何気に老茶じゃないですか。

20年の隔たりを感じさせない爽やかな口当たり。
少しだけ酸味を感じるのが、老茶である証しであろうか。
軽焙煎の鉄観音を保存中も焙煎せずに置いたものだと思うのだけれど、
出来立ての頃はきっと青々としていたのだろう。
今は少し枯れた色を帯び、円熟味のあるつやを持っている。

今のように少し疲れた時には、そっと寄り添うようなこんな味わいが嬉しい。

マイミクさんから先日台北でZ老師のお茶をいただいたと言う話を伺い、
私もまたお会いしたくなった。
この緑観音の出自もちゃんと聞かなくちゃ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする