神融心酔 

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1年365日、プーアール三昧

2009-10-09 | 茶にまつわる文化・芸術
先日、「茶壷天堂」の菜津子さんから久しぶりのメールをいただきました。
嬉しいニュースでした。
亜紀書房さんからプーアール茶のガイド
1年365日、プーアール三昧―おいしくて体にいい魔法のお茶
を出版されたとのこと。

早速購入して読ませていただきました。
190頁のなかなか読み応えのある単行本ですが、
一気に読破してしまいました。

菜津子さんとプーアール茶との出会い、
「茶壷天堂」を開店した経緯、
香港の茶商さんたちとのお付き合いなどのご自身のお話から始まり、
茶馬古道のことや現代のプーアール茶事情についてまでテーマを発展させ、
たいへん興味深く、勉強になりました。

特に二章の「黒茶の源流への旅」が面白い!
以前菜津子さんのお店に遊びに行った時、
ちょうど四川省雅安からお帰りになったばかりで
いろいろお話を伺ったことを思い出しました。
その旅のエピソードが詳しく載っています。
これを読むと(もちろん本では政治的な問題には触れていませんが)
いかに中国にとってチベット政策が重要であるかが今更ながらにわかります。
菜津子さんご夫婦ならではの突撃レポートさながら、
黒茶の神秘の扉をこじ開けて垣間見たような感じです。

黒茶と言えば、日本人にとってはプーアール茶という認識ですし、
この本の題名からしてもプーアール茶ガイドとなっていますが、
雲南省以外で作られている黒茶についてもわかりやすく書かれています。
黒茶に興味のある方にとっては
幸書房の既刊「中国黒茶のすべて―微生物発酵茶
と共に本棚に揃えたい一冊になるのではと思います。
コメント
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