神融心酔 

中国茶・台湾茶を中心とした素敵な出会いの数々を綴っていきます

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一杯のために

2013-01-13 | お茶会
昨今は中国茶会も毎週のようにどこかで開かれていて
中国茶ファンには嬉しい限り。

内容もバラエティに富んでいて皆さんいろいろ考えていて楽しい。
中国茶の枠にとらわれないコラボも増えている。

でも、内容にしても設えにしても、どこかやはり模倣の域は超えられない、
それは誰もが抱えるジレンマかもしれない。

どんな時代のどんな偉大な茶人も最初はきっと模倣から入っているのだろう。
その人のスタイルを確立し、回りから認められるためには才能も努力も運も必要だ。

完全なオリジナルなんてあり得ないかもしれないが、
それでもその人らしいエッセンスを一滴落とすだけでもその茶会は魅力的になる。
そんな努力は怠らないようにしたいものだ。


先日のK先生の教室での茶会もそんなエッセンスがちりばめられていた。
「おいしい」をその場で共有できる幸せを感じる茶会。

最後の極上の一杯のために奏でる前奏が素晴らしい。

厳選した素材で彩るお茶請け数種。
それぞれが先生のとっておき。
舌鼓を打ち、感想を語り合い、情報をメモする。

壁にかかる書画にしばし目を奪われる。
部屋のあちこちに配された新年を祝うコレクションたち。

そんな演出は全て最後の一杯の清香のためにある。
ゆっくりと、なごりを惜しみながらいただく一杯。
どこまでも透明な、澄んだ茶水は
心を洗い、新しい年のスタートを後押ししてくれる一杯だった。



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