神融心酔 

中国茶・台湾茶を中心とした素敵な出会いの数々を綴っていきます

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茶車のあるお教室

2015-03-08 | お茶会
中国茶に興味を持つきっかけは人それぞれだと思いますが、
状況的に大きく分けると3つほど考えられるでしょうか。

1つは仕事としての必要性から始める場合。
2つ目は旅行や留学、あるいは日本の茶館などで中国茶・台湾茶と出会いハマってしまう場合。
そして、3つ目は中国語圏に駐在員あるいは駐在員の家族として滞在し、習い事で始める場合。


私自身は2つ目の理由でこの世界に飛び込んだ人間で、まわりもそういう方が多いのですが、
最近は3つ目の経歴を持つ方とも知り合う機会が増えてきました。

先日もご縁があって、香港と台湾に滞在歴のあるKさん宅にお邪魔させていただきました。

閑静な住宅地に佇むご自宅で中国茶の教室を開いていらっしゃるKさん。
リビングは広々としており、毎年生徒さんの発表会を兼ねて開催する茶会では5つも茶席を作ることができるそうです。

そして、私にとって憧れの茶車が!
茶車は家具調のお茶を淹れるためのキャスター付きの台で、茶箪笥とテーブルと茶盤などの機能を一つにまとめたもの。
もともとは台湾の陸羽茶藝中心が開発したと言われています。

帰国する際に家具をまとめて運ぶことができるので、
香港や台湾で茶車をオーダーして持ち帰ることができるのも駐在員妻の特権!?と言えるかもしれません。

Kさんのリビングは茶車だけではなく、そこここにシノワズリな調度品が置かれ、
洗練された正統派中国茶サロンといった雰囲気でした。


この日は香港や北京に滞在経験のある方々もいらして、
現地でのお茶の学び方などのお話も伺うことができました。

美味しいお茶とKさん手作りのお茶請けをいただきながらおしゃべりに花が咲き、
新たな刺激を受けた一日でした。

ご一緒した皆さま、ご招待くださったKさん、ありがとうございました。
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