世界最大の淡水カメ
シャンハイハナスッポン(Rafetus swinhoei) とは、スッポン科ハナスッポン属に属するカメの1種。淡水に生息するカメの中では体重約100キロにもなる最大種である。
2013年現在で生存している個体は野生の2頭と飼育下にある2頭の合計4頭しか確認されておらず、絶滅危惧IA類に指定されている。このスッポンはかつて、中国の長江、太湖、雲南省およびベトナムの一部地域で広く生息が確認されていた。
ところが人間によって生息地を奪われ、甲羅が漢方薬になるとして乱獲されたために、1990年代後半までに個体数が激減してしまった。現在ではシャンハイハナスッポンの個体はわずか4頭が確認されているのみだ。ベトナムに野生のオスが2頭いるほかは、この蘇州動物園のつがいのみである。
参考HP National Geographic news:世界最大の淡水カメ、絶滅回避なるか Wikipedia:シャンハイハナスッポン
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