マグマの成分は上下でかなり違う
火山と地震の国日本は、火山や地震の研究は欠かせない。火山につきもののマグマとは何だろうか?
マグマ(magma)とは、火山にある流動性を有する高温のケイ酸塩混合物で、岩石成分と、揮発性成分(主に水)で構成される。
火山の地下にあるものは、マグマ溜り(magma chamber)に溜まっており、地殻内でマグマが蓄積されている。ここにマグマがあるとき、マグマは高圧下にあり、このマグマが地上に現れるとき、それを噴火と呼ぶ。
マグマ溜まりの中のマグマは、周辺の岩石に熱を奪われて、徐々に冷えてゆくが、その過程で揮発成分の分離や、結晶しやすい成分の結晶化・沈積等、結晶分化作用が起こっている。その結果、マグマ溜まりの上部と下部では、成分がかなり違っている場合がある。
参考 JAMSTEC:海底火山から初生マグマを世界で初めて発見
続きはこちら → http://blog.livedoor.jp/liberty7japan/
![]() |
軽石―海底火山からのメッセージ |
クリエーター情報なし | |
八坂書房 |
![]() |
地底の科学 地面の下はどうなっているのか (BERET SCIENCE) |
クリエーター情報なし | |
ベレ出版 |