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約131億光年前、宇宙初期に突然現れた銀河を“すばる望遠鏡”で発見!

2014年11月28日 | サイエンスジャーナル

 宇宙最初の銀河はどのように誕生したか?

 ビッグバン直後には宇宙は非常に均質であった。これは宇宙マイクロ波背景放射の観測で確認できる(ゆらぎは10万分の1以下である)。この頃、宇宙にはほとんど構造はなく、銀河もなかった。そのため、初期の滑らかで均質な宇宙から、どのようにして今日のような不均質な宇宙が生じたのかという疑問が生じる。

 このような構造が生じた過程に関する最も受け入れられた理論は、今日見られる全ての構造は、宇宙の密度のわずかな変化である初期ゆらぎから生じたとするものである。

 冷やされた暗黒物質の塊が凝縮し始め、その中でガスが凝縮し始めた。初期ゆらぎは重力によってガスや暗黒物質を密度の濃い領域に引き寄せ、こうして後に銀河となる種が形成された。

 このような構造の中から最初の銀河が生まれた。この時点で、宇宙はほぼ水素、ヘリウムと暗黒物質で占められていた。最初の原始銀河が形成されるとすぐに、その中に含まれる水素とヘリウムが集まり始め、最初の恒星が誕生した。

参考 サイエンスポータル: 宇宙初期に突然現れた銀河をすばるで観察

宇宙が始まる前には何があったのか?
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