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カーボンナノチューブの安定な透明導電膜を作製、タッチパネルや太陽電池に応用

2015年02月23日 | サイエンスジャーナル

 カーボンナノチューブの可能性

 カーボンナノチューブ(carbon nanotube、略称CNT)は、炭素によって作られる六員環ネットワーク(グラフェンシート)が単層あるいは多層の同軸管状になった物質。

 カーボンナノチューブ (CNT) の直径は0.4~50nm。その名の通りナノメートル単位であるため電子顕微鏡によって観察できる極小の世界である。カーボンナノチューブは、基本的には一様な平面のグラファイト(グラフェンシート)を丸めて円筒状にしたような構造をしており、閉口状態の場合、両端はフラーレンの半球のような構造で閉じられており5員環を必ず6個ずつ持つ。

 カーボンナノチューブは構造によってバンド構造が変化し電気伝導率やバンドギャップなどが変わるため、シリコン以後の半導体の素材としても期待されている。 銅の1,000倍以上の高電流密度耐性、銅の10倍の高熱伝導特性、高機械強度、細長い、などの特性がCNTの電子材料としての特長であり、集積回路などへの応用が期待されている。

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引用 サイエンスポータル: ナノチューブで安定な透明導電膜を作製 Wikipedia: カーボンナノチューブ

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