謎の暗黒銀河が大量に発見される!
ニューヨーク州立大学および国立天文台の研究者からなる研究チームは、すばる望遠鏡アーカイブデータを解析し、かみのけ座銀河団の中に854個もの「超暗黒銀河」が存在することを発見した。
「超暗黒銀河」とは、ちょっと聞いたことのない銀河だが何だろうか?
調べてみると、「暗黒銀河(Dark galaxy)」とは、恒星をほとんど、あるいは全く含まず、ダークマターにより支えられている銀河で、ガスや塵も含むと考えられている謎の銀河だ。
最近まで、暗黒銀河の存在は確認されていなかった。ブラックホールと似て、暗黒銀河は星をほぼ含んでいないため、光をほとんど出さないからだ。長い間、暗黒銀河の存在を検証するための新技術の研究が続けられてきた。
2012年7月 スイス・チューリッヒ工科大学の研究者の手で世界で初めて12個の暗黒銀河が発見された。その方法は、近傍にある明るいクエーサーからの紫外線によって、光る暗黒銀河のガスを観測する方法であった。
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参考 アストロアーツ: かみのけ座銀河団中に800個以上の「超暗黒銀河」
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暗黒宇宙で銀河が生まれる ハッブル&すばる望遠鏡が見た137億年宇宙の真実 (サイエンス・アイ新書) |
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宇宙の誕生と終焉 (別冊日経サイエンス196) |
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