熱力学の第2法則
熱力学の第2法則は「エントロピーは徐々に増大する」という法則である。エントロピーとは乱雑さのこと。例えば水は高いところから低いところに流れるように、エネルギーも高い状態から徐々に均一化してエネルギーの低い状態に変化することをいう。
"マックスウェルの悪魔"は、19世紀の物理学者ジェームズ・マックスウェルが1867年に考えた創造上の生き物で、分子の動きを見分けることができ、例えば温度差のないところからエネルギーを使わず温度差を作り出し仕事をさせることができるとされ、熱力学第2法則に根本的な疑問を投げかけた。
第2法則を破るマックスウェルの悪魔は至るところに存在している。例えば人間にしても、個性があり、何にエネルギーを費やすかはそれぞれ異なる。万人が万人同じ価値観ではない。これは第2法則に反していないだろうか?
参考 マイナビニュース: 東大など、大腸菌に潜む「マックスウェルの悪魔」の働きを解明
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