2002年ノーベル化学賞「生体高分子の同定および構造解析のための手法」
田中 耕一(1959年(昭和34年)8月3日~ )氏といえば、2002年のノーベル化学賞受賞者である。授賞理由は「生体高分子の同定および構造解析のための手法の開発」である。
これだけでは何のことだか分かりにくいが、簡単に言うと「タンパク質の質量を分析する装置」を開発した。
タンパク質を質量分析にかける場合、タンパク質を気化させ、かつイオン化させる必要がある。しかし、タンパク質は気化しにくい物質であるため、イオン化の際は高エネルギーが必要である。しかし、高エネルギーを掛けるとタンパク質は気化ではなく分解してしまうため、特に高分子量のタンパク質をイオン化することは困難であった。
続きはこちら → http://sciencejournal.livedoor.biz/
参考 朝日新聞: https://www.asahi.com/articles/ASL1Z7303L1ZULZU00W.html
![]() |
日本はなぜノーベル化学賞につよいのか!?―田中耕一さんに学ぶ勉強法・思考法、日本の化学・科学の過去未来 |
クリエーター情報なし | |
広文社 |
![]() |
生命研究への応用と開発が進むバイオデータベースとソフトウェア最前線―DNA解析からRNA・タンパク質の機能解明、エピジェネティクス研究、システム生物学と誰もが使う文献検索の新機能 (実験医学増刊 Vol. 26-7) |
クリエーター情報なし | |
羊土社 |