人類のガン発生率は何故増える?
言うまでもなく、「ガン」は人類の死因第一位である。単純に、1年間にがんになった人の人数(がん罹患数)とがんで死亡する人(がん死亡数)で見てみても、がんは増えている。この原因は高齢者が増加していること。特に50歳以上になるとがんになる人の確率が増えていることなどが統計で分かっている。
平成29年の全死亡者に占める割合は 27.8%であり、全死亡者のおよそ3.6 人に1人は悪性新生物(がん)で死亡している。ちなみに心疾患(高血圧性を除く)は、昭和60年に脳血管疾患にかわり第2位となり、その後も死亡数・死亡率ともに増加傾向が続き、平成29 年は全死亡者に占める割合は 15.2%。第3位は脳血管疾患で、全死亡者に占める割合は 8.2 %となっている。
中でも「肺」がんで死亡する人が多く、男性のがんの部位第1位、女性でも第2位が「肺」である。「え?自分はタバコなど吸っていない」という人も多い。これは、受動喫煙で肺がんになるリスクが増えるからだ(受動喫煙のない人と比べて1.5倍~2.0倍)。だから、最近はたばこについての喫煙マナーに関心が高く、政府広報からたびたびCMが流されているわけである。
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参考 National Geographic news: https://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/18/081700362/
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