ウロコのつぶやき

昭和生まれの深海魚が海の底からお送りします。

ジャンクスポーツに高橋くんが出てた

2006-06-05 21:10:54 | 日記
シーズンオフの割に、結構定期的にネタがあるのね、高橋大輔。
オフリンクでは相変わらず、小動物みたいで可愛いかったです。

ていうか、テレビって随分ものごとを誇張するんだな、と思いました。
どうあっても彼を「イケメンモテモテナルシスト」として売りたいんでしょうか。
私的には、ナルっていうより寧ろ自虐キャラのように見えるんですが。
天然っていうかバカ正直っていうかすごく素直ーに喋るのに、他人のことは悪く言わないのが偉いと思う。若いのに。

体脂肪率3%、っていうのはちょくちょく聞いてたんですが、スタジオの他の選手が素で驚いてるの見て、初めてそのスゴさが実感出来たような気がします。ていうか「スゴい」を通り越して「ヤバい」くらいの数値だったのね。
おっとりしていて筋トレが大嫌いでそれまで全然やって来なかった(それで通用してたのもある意味凄いと思うけど)人が、一念発起してそこまでがんばったっていうのも、相当な決意だったんだろうなあ、と思いました。
本人のんきに「ムキッ☆」とか言ってるけど。

でも実際、男の人って胸周りに筋肉付くとカッコいいと思います。特にシンプルなTシャツなんかは、薄い体にひらひらしてると悲しくなるので。
大ちゃんもぴったりした服が好きなんだそうで、筋肉付く前は結構レディースを愛用していたらしい。
女物を着るけど女装じゃない、っていうのは、何となく彼の個性に合っているような気がします。ていうか、そういうのもお洒落のテクニックのひとつだとどこかで聞いたような気がするんですが、どこだったっけな。
ムキムキになった今ではもう、女物は着れないそうですね。

***

彼の演技見てて「スゴい」と思ってしまうのは、「音楽を聞く→表現する」という過程の中に、「言葉」というフィルターを挟んでいない(ように見える)所です。
「この曲はこういうストーリーや感情を現しているので、それをこういう動きや表情で表現する」みたいな、「言葉による解釈」の痕跡が見えない。
その曲の本質を直感で捉えて、それをダイレクトにイメージとして現出させているように見えます。正直、そんなことが可能な人がいるとは思わなかった。
「言葉」を使わないから、言葉では表現できないものまで表現出来る。見ているこっちまで感覚が開かれて行くようですごく気持ち良いんですが、同時にちょっと恐くなります。
「言葉」は私の唯一にして最大の武器なのに、それが通じない世界を繰り広げられるのって、ある意味脅威ですよ。
危うく深遠を覗きそうになってしまった。