感動したので、サービスで「!」を多めにしました。
やー泣いた。後半、もらい泣きしっ放しでした。
改めて、今まで見て来て良かった。ありがとう、星の戦士たち。
***
で、前回分で書いたこの作品のテーマなんですが、「みんな違ってみんないい」と言う話とはちょっと違うと思うんですよね。
寧ろ、「自分にとって異質な者を、君は受け容れることができるか?」という話だと思います。
アクアルを説得するために、「お前の方がアクアルを信じなければダメだ」と言われた拓人は、裏切られて殺されるかも知れない、という危険を犯してでもアクアルを信じることにした。始めから信じなければ裏切られることはないけれど、それでは永遠に分かり合うこともできないということですね。
そうして見ると、核となったのは拓人を中心に、「仲間だけど正反対の性格で反発し合うアド」と、「敵だけど似たもの同士で息ぴったりのブレアード」という対照的な二つの関係かなと思いました。
その二人と分かり合う過程を補佐するものとして、「異なる文化を積極的に受け容れるケイン(遊んでるようにしか見えなかった最初の地球観光も、実は彼なりに、自分から進んで地球という異文化を理解するための行動だった)」がいる。
そして一足先に、敵味方・時代や立場の違いを超えて友情を育んだ隊長と爺ちゃん
(同時に、元は味方でありながら分かりあえなかったジャッカルもいた訳で)。
アドと拓人の反目には、お互いが背負っている文化の差異もあったんですが、実はそんなビオード星人と地球人のルーツが同じであったり、自分たちを「正義」だと信じていたビオード星人(と地球人)が実は侵略者の側で、「悪」だと思われていた三将軍の祖先が侵略を受けた側だったり、という部分も、文明の違い、そして「善」と「悪」の基準が決して絶対的なものではないことを示していたのですね。
今回の「お前、いつから正義の味方になったんだよ!」「始めからだ!」というやり取りも、多分そういうことだったんだろうなと。ブレアードも始めから、彼なりの立場の正義に従っていたっていうことなんでしょうね。地球やセイザー側からは、それが「悪」と見えていたというだけで。
***
そして後半。二度とは会えない辛い別れを、それでも自分たちが選んだ未来として前向きに受け容れ、旅立って行く仲間たち。
隊長と爺ちゃん、そしてレミーの絆(レミーがシャーク4を受け継いでるところも泣かせる)、最初の頃に出て来たマセた子供が拓人たちを信じる姿、互いを誇りに思うアドとゴルドさんの関係。そして爺ちゃんに成長を認められ、夢に向かって旅立つ拓人と、安藤家が「帰る場所」となったレミーの「行ってきます!」「ただいま!」……etc. すべてが泣ける。
いい話でした。最初はネタ番組として見てた番組で、マジ泣きする日が来るとは思わなかった。
スタッフ及びキャストの皆さんに、心からお疲れさまでした、ありがとうと言わせて頂きたいと思います。
***
ちなみに。
日曜朝の方は、ちょっとしばらく感想をお休みします。正直どっちもこう、当初私が期待していたのとは違う方向に向かってるような気がするので。勝手に期待しといて身勝手な言い種ではありますが、見ていてまた書きたい気持ちになったら自然に再開すると思います。
やー泣いた。後半、もらい泣きしっ放しでした。
改めて、今まで見て来て良かった。ありがとう、星の戦士たち。
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で、前回分で書いたこの作品のテーマなんですが、「みんな違ってみんないい」と言う話とはちょっと違うと思うんですよね。
寧ろ、「自分にとって異質な者を、君は受け容れることができるか?」という話だと思います。
アクアルを説得するために、「お前の方がアクアルを信じなければダメだ」と言われた拓人は、裏切られて殺されるかも知れない、という危険を犯してでもアクアルを信じることにした。始めから信じなければ裏切られることはないけれど、それでは永遠に分かり合うこともできないということですね。
そうして見ると、核となったのは拓人を中心に、「仲間だけど正反対の性格で反発し合うアド」と、「敵だけど似たもの同士で息ぴったりのブレアード」という対照的な二つの関係かなと思いました。
その二人と分かり合う過程を補佐するものとして、「異なる文化を積極的に受け容れるケイン(遊んでるようにしか見えなかった最初の地球観光も、実は彼なりに、自分から進んで地球という異文化を理解するための行動だった)」がいる。
そして一足先に、敵味方・時代や立場の違いを超えて友情を育んだ隊長と爺ちゃん
(同時に、元は味方でありながら分かりあえなかったジャッカルもいた訳で)。
アドと拓人の反目には、お互いが背負っている文化の差異もあったんですが、実はそんなビオード星人と地球人のルーツが同じであったり、自分たちを「正義」だと信じていたビオード星人(と地球人)が実は侵略者の側で、「悪」だと思われていた三将軍の祖先が侵略を受けた側だったり、という部分も、文明の違い、そして「善」と「悪」の基準が決して絶対的なものではないことを示していたのですね。
今回の「お前、いつから正義の味方になったんだよ!」「始めからだ!」というやり取りも、多分そういうことだったんだろうなと。ブレアードも始めから、彼なりの立場の正義に従っていたっていうことなんでしょうね。地球やセイザー側からは、それが「悪」と見えていたというだけで。
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そして後半。二度とは会えない辛い別れを、それでも自分たちが選んだ未来として前向きに受け容れ、旅立って行く仲間たち。
隊長と爺ちゃん、そしてレミーの絆(レミーがシャーク4を受け継いでるところも泣かせる)、最初の頃に出て来たマセた子供が拓人たちを信じる姿、互いを誇りに思うアドとゴルドさんの関係。そして爺ちゃんに成長を認められ、夢に向かって旅立つ拓人と、安藤家が「帰る場所」となったレミーの「行ってきます!」「ただいま!」……etc. すべてが泣ける。
いい話でした。最初はネタ番組として見てた番組で、マジ泣きする日が来るとは思わなかった。
スタッフ及びキャストの皆さんに、心からお疲れさまでした、ありがとうと言わせて頂きたいと思います。
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ちなみに。
日曜朝の方は、ちょっとしばらく感想をお休みします。正直どっちもこう、当初私が期待していたのとは違う方向に向かってるような気がするので。勝手に期待しといて身勝手な言い種ではありますが、見ていてまた書きたい気持ちになったら自然に再開すると思います。