高橋大輔・プレイバック2002ジュニアワールド第2弾です。
順番的に、本来はFSのヴァイオリン協奏曲をやるべきだとは思うんですが、昨日ウエストサイドストーリー見に行ってすっかりウエストサイドな気分になってるので、その気分が冷めない内に、先にEXの「マリア」をやらせて下さい。
演技前、ウワサには聞いてた「リンクサイドに張り付いてコーチさながらに世話を焼く安藤さん&中野さん」も見れました。二人とも初々しくてめんこい。微笑ましいですねー。
で、この「マリア」ですが、SPと同じくミュージカル(&映画)「ウエストサイドストーリー」からの選曲で衣装も使いまわし。
殺伐とケンカに明け暮れていたSPとはガラっと雰囲気を変えて、こちらは甘々なラブソングでございます。
この演技、動きがきれいなのはもちろんですが、個人的には表情がすごく好きだったりします。
この「マリア」って曲、ダンスパーティでマリアに出会ったトニーがその帰り道、『マリアちゃんかー、なんていい名前なんだー!(超意訳)』と歌ってる曲なんですよね。
トニーあんた……足が地面に着いてないよ。ある意味一番幸せな時期ですね。
そんな曲に合わせて演技する高橋くん、途中で実にいい笑顔を見せてくれてます。
こう、アピールしてます!っていう感じの満面の笑顔ではなくて、ごく自然に浮かんで来たような柔らかい笑み。
競技じゃないからリラックスしているというのもあるんだろうけどそれ以上に、あのほわんとした淡い笑顔からは、恋に落ちちゃったトニーくんのサイコーにシアワセでちょっぴり切ない、そんな気持ちが伝わって来るような気がするのです。
彼がよく「自己陶酔してる」って言われるのは、多分表情に「演技してます」感がなくて、「これって本人の“素”なんじゃないの?」と思わせるからなんでしょうね。
表情を作ってるって言うよりは、自分の感情を曲に重ねて自然に出て来る表情で演じてるからかも知れない。……いや、それを自己陶酔だと言われればそれまでなんですが。
あとこのEX、解説が中々興味深かったです。
動きが柔らかいので一見そうは見えないけど実は体が硬い、その辺の体づくりをしっかりやればもっと伸びる、というのは今から思えば予言的。実際には、ちゃんと体を鍛え始めたのはその三年後……もっと速くにやっておけば、というのは所詮タラレバですけどね。
この頃はまだ地元に住んでいて、週末だけ大阪のコーチの下に通ってたのは知っていたんですが、「色々動きを工夫して考えるのが楽しい」というのは自己振付けの「ノクターン」を先に知ってればさもありなん、と思います。
そういえばこの「マリア」も、歌詞の『囁けば祈りのよう……』に合わせてお祈りするようなポーズを取りますね。誰が考えたんだろう。
以上、はからずも「ウエストサイドストーリー」三部作でした。
順番的に、本来はFSのヴァイオリン協奏曲をやるべきだとは思うんですが、昨日ウエストサイドストーリー見に行ってすっかりウエストサイドな気分になってるので、その気分が冷めない内に、先にEXの「マリア」をやらせて下さい。
演技前、ウワサには聞いてた「リンクサイドに張り付いてコーチさながらに世話を焼く安藤さん&中野さん」も見れました。二人とも初々しくてめんこい。微笑ましいですねー。
で、この「マリア」ですが、SPと同じくミュージカル(&映画)「ウエストサイドストーリー」からの選曲で衣装も使いまわし。
殺伐とケンカに明け暮れていたSPとはガラっと雰囲気を変えて、こちらは甘々なラブソングでございます。
この演技、動きがきれいなのはもちろんですが、個人的には表情がすごく好きだったりします。
この「マリア」って曲、ダンスパーティでマリアに出会ったトニーがその帰り道、『マリアちゃんかー、なんていい名前なんだー!(超意訳)』と歌ってる曲なんですよね。
トニーあんた……足が地面に着いてないよ。ある意味一番幸せな時期ですね。
そんな曲に合わせて演技する高橋くん、途中で実にいい笑顔を見せてくれてます。
こう、アピールしてます!っていう感じの満面の笑顔ではなくて、ごく自然に浮かんで来たような柔らかい笑み。
競技じゃないからリラックスしているというのもあるんだろうけどそれ以上に、あのほわんとした淡い笑顔からは、恋に落ちちゃったトニーくんのサイコーにシアワセでちょっぴり切ない、そんな気持ちが伝わって来るような気がするのです。
彼がよく「自己陶酔してる」って言われるのは、多分表情に「演技してます」感がなくて、「これって本人の“素”なんじゃないの?」と思わせるからなんでしょうね。
表情を作ってるって言うよりは、自分の感情を曲に重ねて自然に出て来る表情で演じてるからかも知れない。……いや、それを自己陶酔だと言われればそれまでなんですが。
あとこのEX、解説が中々興味深かったです。
動きが柔らかいので一見そうは見えないけど実は体が硬い、その辺の体づくりをしっかりやればもっと伸びる、というのは今から思えば予言的。実際には、ちゃんと体を鍛え始めたのはその三年後……もっと速くにやっておけば、というのは所詮タラレバですけどね。
この頃はまだ地元に住んでいて、週末だけ大阪のコーチの下に通ってたのは知っていたんですが、「色々動きを工夫して考えるのが楽しい」というのは自己振付けの「ノクターン」を先に知ってればさもありなん、と思います。
そういえばこの「マリア」も、歌詞の『囁けば祈りのよう……』に合わせてお祈りするようなポーズを取りますね。誰が考えたんだろう。
以上、はからずも「ウエストサイドストーリー」三部作でした。