ウロコのつぶやき

昭和生まれの深海魚が海の底からお送りします。

歯医者

2005-02-01 21:18:10 | 日記
幾つになっても歯医者というのは恐いもんです。
しかし私はどうも虫歯になりやすいらしく、歯医者と縁が切れません。
実は年末から歯医者に通ってました。
ちょっと痛いとこがあるからそこだけ診て貰おうと思って行ったら、あっちにもこっちにも虫歯があるだの歯槽のう漏気味だの歯の磨き方が悪いだの言われ放題言われ、挙げ句に昨日とうとう親知らずを1本抜かれてしまいました……。

□今痛い所だけ治療して欲しい。
□悪い所は全部治療して欲しい。

↑一応上の方に○を付けといたはずなんですがとは今更言えそうにありません。

そして久々に行った歯医者はなんていうか……インフォームド・コンセントって言うの?
「患者に状況や治療について細かく説明し、お互いに相談しながら治療を進めて行く」という方針。問答無用で医者に従うのではなく、患者が自らの意志で自分の治療に向き合うという新しいやり方です。
素晴らしい方法です。そのはずなんですけど……。

「もしかしたら痛いかも知れませんが痛くないかも知れません。麻酔しますか? そのままやりますか?(※私は麻酔が嫌いです)」
「放っておいても治りませんから、いずれ治療はしなければいけませんが、今しますか? 次にしますか?」
「普通なら抜歯するケースですし、抜いた方がいいと思いますけど、どうしても嫌だというなら残します。どうしますか?」
そして最後は決まって
「最後に決めるのはあなた自身ですから」

……なんていうかこう、胃が痛くなるような決断を常に迫られているような気分になるのはなんなんでしょう。もう、「お任せしますからちゃっちゃとやっちゃって下さい」と言いたくなるのは何故なんだ。
昔、地元で治療してた時は……確かに問答無用だったんですけど、優しい女性の先生が「大丈夫。私に任せておいてください(にっこり)」みたいな雰囲気でやってくれたんですよね……。
……どっちかっていうとそっちの方が良かったかも知れない。


余談。
昨日は待ち合い室に若い男性が二人いました(それぞれ別口)。
一人は名前を呼ばれて診察室に入ろうとした瞬間、慌ててスリッパを履いて診察室に入って行きました。
そしてそれを見たもう一人の人も、慌ててスリッパを履きに行ってました。
靴縫いでそのまま、靴下だけで待ち合い室って……おかしいと思わなかったのか、二人共。

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