TBA

(仮)

秋よ来い

2019-09-09 | 本と雑誌

 

きょうもまだ暑い。

早くなんとかならんもんかな。

 

月曜はいろいろあって休めない人が多いだろうし、

責任感のある人はもっとそうだろう。

取引先の都合もあるだろうし、

勝手に自分の都合で出ないわけにはいかないってことも多いはず。

 

評論家やコメンテーターがいなくても、誰も困らないけれど、

そうやって、どうにかしてでも出社しようとする人たちがいるからこそ、

この国は回っているのだろうし、世界的に信頼の高い国でもあるのでは。

 

うちのあたりは暑いだけで、なにもなし。

関東に台風が来るとたいへんなのもわかるけど、

ニュースの大騒ぎっぷりを見てると、去年のことを思い出す。

地方で災害が起きてももうちょっと騒いでよ。

 

 

最近、法務局に行く用事があった。

途中で「司馬遼太郎記念館」の看板。

そのあたりにあるらしいってことは知ってたけれど、

はっきりとした場所は知らなかった。

いつか行ってみたいけれど、そんなに便利なところでもないかな。

どっちの駅からも距離ありそうな。

 

「明治国家のこと」を読む。

明治までの日本は生き残るためにはどうしようもなかったのだとわかる。

帝国主義や植民地主義から逃れるために涙ぐましい努力を続ける。

それに成功した国が日本以外にないと言って等しいのは誇れることかも。

 

問題はそこから先。

事実を知ろうとしない国民と、隠す政府、それに加担したマスコミ。

三位一体となって、滅びへと突き進んだのだろう。

 

おとなりの国がまったく同じように、

滅びに向かっているように見えるのだけど、

たぶんそれを止めるのは無理なんだろうな。

なるべく距離を置いて関わらないようにするしかないのかも。

 

関川夏央さんの明治もの『「坊っちゃん」の時代』とかぶるのだけど、

やっぱりちょっとスタンスはかわってきてるんだろうか。

 

あと、司馬さんには昭和も書いていただけるとよかった。

たぶん、いちばんネックになってたのは、

ご存命の方への配慮だったような気がするから、

相当長生きしていただかないといけなかったかもしれないけれど。

 

コメント
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