LUSTYHOUSE

まだ、もう少し作ること、動くこと、想像すること、楽しむこと。気ままに、思うことを書いてます。

AVアンプ

2008年08月05日 | AV

 以前YAMAHAのAVアンプDSP-AX10=写真左=を使っていたが、AAC回路がないことに気づく。AACというのは音声圧縮方式で、衛星放送の電波に乗ってやってくる。この回路がないとWOWOWなどの映画に録音されている5.1ch音声を再生できない。2chになってしまう。やむなくこのためだけにAVアンプを買い換える羽目になった。現在ではほとんどのAVアンプで採用されているはず。カタログスペックをお調べください。どれにしようか迷ったが、操作系が現在のアンプに似てるだろうと思いYAMAHAのDSP-AX2500になった。さまざまな機能が採用されているアンプらしいが、ボリュームの他は機械任せ。付属のマイクをセットしアンプ自身が最適なスピーカーバランスをセットする。耳に自信のない私にうってつけ。アンプのレポートが出来ればいいのだが、その力量はない。音が出てるかどうかが分かる程度。
 AACはアップルのiTunesでも採用されている。従来のMP3より音がいいといわれているが実感はない。MP3はCDに録音されている1曲分のデータが約10分の1に圧縮されている。それでいて何ら不都合無く聞けるというのは、私の耳が高感度でない証拠だろう。だが、5.1chかステレオかの区別は出来る。なぜ5.1chにこだわるか、それは重低音につきる。迫力ある爆発シーンは重低音無くして再現できない。映画のリアルさは音なのだ。爆破シーンでは実際爆風を感じるほどだ。振動は確実に伝わる。
 ステレオ再生で音は左右に広がり、列車がだんだん近づいてくる様子がリアルだった。5.1chはフロントセンタースピーカー1台、フロントR/L2台、リアR/L2台とサブウーファーで5.1個となる。全てのスピーカを駆動することによって音が立体的になり、銃弾が、あたかも前から自分をかすめ斜め後ろに飛んでいき、おおっ、ということになる。残響音はスピーカーから再生されるので、吸音さえ出来ていれば部屋作りにお金をかけなくてすむ。庶民の味方なのだ。DTSで、音が痛いという感覚を初めて覚えた。
 因みに我がアンプは7.1chにまで対応する、スピーカーはさらにリアセンター2個が追加される。この音声はスピルバーグ推奨のDTS-ES音声のDVDだけ、今のところスターウオーズのみ持ている。DVDオーディオはこの5.1chを個々のアンプでアナログ再生する。「ホテルカリフォルニア」を家人と何度も聴き入った。
Dspax10_f Dspax2500


HDMIセレクター

2008年05月24日 | AV

 HDMIセレクターを買った。なぜこんなモノが必要か。プロジェクターにHDMI入力が1つしかないからだ。最低でも2個は必要だ。1個はDVDプレーヤーから、もう一つはデジタルチューナーもしくはDVDレコーダーからの出力に。これまでは、線を手で抜き差ししていた。なかなか発売されず、ネットで調べても外国製品で高価だった。待ち望んだ製品だった。4in1outで15000円。アナログのAVセレクターより少し高い。セレクターはAVアンプの機能の一つだが、安いアンプにはHDMI端子すらない。HDMIにはいくつかバージョンもあるが、最近のものでは問題ないだろう。HDMIは映像と音声をデジタルのまま1本の線で送れるので、これまでよりシンプルな結線で済み、データの劣化もない。
 現在ではHDMIはもう一つの機能も備えるようになった。ビエラリンクなどと銘々もされている。TVのリモコンでDVD録画機を操作できるというもの。TVを見ていて録画したいと思えば、テレビリモコンの録画ボタンを押せばいい、DVD録画機が起動し録画が始まる。もっとも他社製品同士では基本機能に限られる。この分野はますます進化するだろう。プロジェクターを買う場合はHDMI入力のチェックが必要。Hdmi 最近は2、3個付いてるから問題ない。新しい機器を買う場合は、スペックを十分吟味すべきだが、将来のスペックまで予想出来ず、将来はすぐ来るから買った時点で、すでに古いということになる。


リモコン

2008年05月01日 | AV

我が家にあるリモコンを並べてみた。驚くほどの数だ。当然ながら全てに電池がいる。ある程度はインテリジェントリモコンに集約している。インテリジェントリモコンはマクロ操作(ワンボタンに複数の機器の操作を登録できる=スクリーンを下ろす→プロジェクターに電源を入れる→アンプに電源を入れる→DVDに電源を入れる、など一連の操作をワンプッシュで行うことができる)も可能だがそこまで手が回らない、複雑すぎて使い切れてない。登録したボタンの機能を忘れてしまう。
下の写真PIONEERのリモコンは昔のAVアンプのものだが、3個目になる。よく使うボタンが摩耗し機能しなくなるのだ。だが、使いやすく分かりやすいので使い続けている。本体はとっくの昔に無くなったが今でもリモコンはメーンで使用中。1面だけでで5台の機器を操作出来る。1段目がPaionerVHSビデオ2台を切り替えて使える。2段目はケーブルTV、3段目がTV、4段目がDVD/HD。3画面に記録することが出来るから計15台。記憶操作も覚えなくてよいほど直感的。LEARNスイッチを入れる(リモコンを記憶動作にする)→記憶させたい本機のボタンを押す→ランプ点灯→記憶させたい他のリモコンのボタンを押す→ランプ消灯、記憶完了。
最近知ったが、リモコンにも赤外線だけでなく電波を使ったものがある。テレビに向けることが不要なのだ。我が家のペットは大きいのでしばしばリモコンを遮る。全てのリモコンをパソコンライクに操作できるインテリジェントリモコンが欲しい。キーボードも備えたものになるはずで、リモコンとは呼べないものになるかも。せめて一部屋1個のリモコンですませたい。電池も少なくてすみ、合い言葉(地球にもやさしい)も使える。All_remocon_2
話は変わるがアップルさんデジタルTV入力お願いします。
 


SACD&DVD AUDIO

2008年04月11日 | AV

CDを上回る録音をうたうSACD(スーパーオーディオCD)。100kHzをカバーする再生周波数範囲と可聴帯域内120dB以上のダイナミックレンジ、「原音」にきわめて近い録音・再生を実現する、という。対応(写真のロゴ)のプレーヤーが必要。CDと同じタイトルを聞き比べなくては実感できない。そこでハイブリッドのSACDというのがある。同じ音源が従来のCDとSACDが二層で録音されている。DVDオーディオというのもある。音楽CDと同じPCM方式だが、サンプリング周波数192kHz/量子化ビット数24ビットと、音楽CD(44.1kHz/16ビット)を大きく上回るデータ量だ。バンドのライブ版などの音楽DVDとは違い映像はなく音声だけの録音だ。EaglesのCDを持っていたので、ホテルカリフォルニアのDVDオーディオを買ってみた。映像は静止画のみ。さすがに音が濃い。5.1CHでの再生だから音は立体的でクリーン。空気が冷たく感じられるような、澄んだ音なのだ。レコードからCDになったときの感動がよみがえる。おすすめしたいがタイトルはまだまだ少ない。
話変わって今月号の月刊プレーボーイでロックのアルバム100選特集があった。内藤陳の「読まずに死ねるか」というのがあるが、同感です。すべてのいい曲を聴く、面白い本を読む、楽しいことをする、いいものを観るまでは死ねない。ま、無理だが、早く死ぬなということでしょう。因みにイーグルスのホテルカリフォルニアは3位でしたね。さすがビートルズは4枚入ってる。
またまた話は変わるが「ウイスキーがお好きでしょ~」サントリーのコマーシャル、聞き覚えのある突き刺さるような声の持ち主は石川さゆりだそうな。やっぱり聞いたことがある気がした。もちろんウイスキーは好きです。画像がないだけに、あの声はよけいに突き刺さります。井上陽水、小田和正など突き刺さる声が好きで、陽水の曲は陽水でしか聴きたくない。因みに陽水は「あきみ」と読むらしい。知らなかった  。関係ないが、ふりがなで言うと私とは一字違い。

PLAYBOY2008年5月号「史上最強のアルバム・ランキング」~ロック・ベスト100
1.Sgt.Pepper's Lonely Hearts Club Band/The Beatles
2.Abbey Road/The Beatles
3.Hotel California/EaglesDvdSacd_2
4.The Beatles(ホワイトアルバム)/The Beatles
5.The Allman Brothers Band At Fillmore East
6.Revolver/The Beatles
7.Plastic Ono Band/John Lennon
8.Led Zeppelin IV
9.Highway 61 Revisited/Bob Dylan
10.Led Zeppelin II


ダビング10

2008年03月19日 | AV

これまでデジタル放送は1回しかコピーが許されない、コピーワンスだった。1回はコピーできるかといえば、それは違う。HDレコーダーに録画した時点で1回なのだ。驚いたか。残るは他機種かメディアにムーブ(移動)だが、D-VHSを買う気はしない。I-O DATAのRec-POTなどムーブ専門の機械も存在するが、使ってみなければ自分の機械で移るかどうかは分からない。何を言ってるのかといえば、ブルーレイを持たないユーザーはHDに録画したハイビジョン番組をそのまま他のメディアに残せない、といことだ。HDからあふれてしまったらDVDにレートを下げてムーブするしかない。これが9回までのコピーが可能となる。10回目はこれまでと同じムーブ。ずいぶん良くなったじゃないか、と思うのは早い。録画機がダビング10に対応している必要がある。しかも、これまで同様、孫(コピーしたものからのコピー)にはコピーできない。映画や音楽LIVE番組は永久保存したいモノもある。孫コピーできなければ、たとえブルーレイに残せても次世代のメディアに繋げられない可能性がある。将来はともかく、現在HD/DVDレコーダーにあるハイビジョン番組は、ブルーレイを買ってi.LINK経由によるムーブの道しか残されていない。しかもこれが確実ではない。メーカーも保証はしていないし、他のメーカーの過去の機種まで確認は出来ない。DVDデッキが永遠に搭載されるとは考えにくいから、いつかは見られなくなる運命にある。結論。ユーザーは常に不自由だ。