masumiノート

何を書こうかな?
何でも書こう!

特約店同士でもこれなのに

2015年09月04日 | ガソリンスタンド2


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9月2日 燃料油脂新聞


元売りカードで安値追随増加 一部は仕切り割り込む
水面下の個別対応疑う

数カ所の店舗を運営する特約店幹部は、前月から元売りカードによる決済価格を124円で下げ止めにした。
「これ以上決済価格を下げれば完全に原価割れになる」と諦めた。

プリペイドカードによる価格戦略に対抗する手段として元売りカードを活用してきたが、最安値への追随を打ち止めにした。
「元売の対応が無い限り難しい」と同幹部は打ち明ける。

ところが徹底した追随作戦を元売りカードで展開する同系他社の特約店を見て疑問を投げかける。

「120円割れでの決済のようだが、消費税の8%を除けば110円にも満たない。特約店の規模格差を勘案しても完全に仕切り価格を割り込んでしまっている。完全な赤字販売、不当廉売ではないか」という。

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特約店(2者店)同士でもこれなのですから、当店やaさんのような3者店の仕切が訳が分からないものになるのは当然でしょう。
そして、「124円で“諦めた”」とありますけど、その124円も3者店には不可能な価格なのです。

そういう業界事情でありながら、「自由競争だ」「経営は自己責任だ」といわれ、
消費者からすれば“同じ系列のガソリンスタンド”として価格競争の市場に在るのです。


元売(系列店)は消費者から信頼されているということを忘れてはいけない。

2015年09月04日 | ガソリンスタンド2

デュランタ宝塚がやっと咲き始めた。


※青系文字がmasumi

9月1日 燃料油脂新聞

二極化対応が課題

※10の店があれば、やり方は10通り。


効率優先でほころび
マージン縮小を理由にフル特有の窓ふきやゴミ捨てを拒否した結果、顧客からのクレームなどマイナス面が表面化。
あるフルSSでは月間300キロリットルを社員4人と夜間アルバイトのみで回しており現場の疲労はピークで「給油をこなすだけで精一杯。感じのいい応対さえ困難」とスタッフ。(トイレ休憩さえ自由に取れない現場もあり、健康面を心配する声もある)
接客が落ちたと直接クレームが入った店もある。
店側の言い分は安値を支持する消費者ニーズに対応したものとするが、現場ではトラブル回避のためにクレーム歴のある顧客には独自のサービスが行われ、公平なサービスになっていない。


客との距離感重視 「地域商売」子息に継承
最も大事なのは客との距離感。
例えばオイル販売。
愛車を大事に乗る車好きの場合はグレードの高い化学合成油を自ら求めて交換する。
一方、燃費のためを思って勧めても、価格の高さにためらう客もいる。
商品の価値基準はそれぞれ異なる。

子息は自動車ユーザーへの説明を丁寧に行っているが、
「良い商品だからといって全員が買うわけではない。店頭での努力も大事だが、人情の機微はもっと大事」と店主。





埼玉県内のセルフ4割突破

※近い将来、フルよりセルフの方が多くなると思います。


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先日お客さんから「どんどんガソリンスタンドの数が減っていくのは困る。減ったところに新しいスタンドは出来ないのか?」と訊かれました。

「出来ないでしょうね。場所によったらPBとかが出店してくるかも知れないけど、安売りはしてくれても配達はしてくれない と思いますよ」と答えました。

「PBって何や。・・ああ、アレか。スポット玉ばっかり扱ってるトコやな」 ...と、よくご存知で。

この時、顔をしかめておられましたが土地柄のせいだと思います。
都会の人と違って元売マークに対しての信用度がまだ高いのです。
(※念の為に書いて置きますが、PBが信用できないという意味ではなく、そういう消費者も在るということです)

仕入れ値の格差が縮小されなければ他社買いをする店やPB-SSになる店も増えると思いますが、
元売には元売マークを信用している消費者のことを真摯に考えてほしいと思います。



9月6日 追記

当市のセルフ比率は50%です。
JA(1)・ENEOS(1)・出光(1)・シェル(1)・コスモ(2)・EMG(3)
PB-SSはJAだけで、個人経営や中小企業が運営するPB-SSはありません。
(※フルはENEOSの店舗数が一番多いです)

コストコに進出して来てほしいと真剣に思っています。




9月9日 追記(書き忘れてました)

>現場ではトラブル回避のためにクレーム歴のある顧客には独自のサービスが行われ

当店ではそのようなことは致しません。
窓拭き・ゴミ捨てを必須サービスとされる方には他店をご利用いただくしかない、と諦念の気持ちでおります。