6月22日燃料油脂新聞より
水素ST セルフ認可 経産省検討会 安全対策前提に
高圧ガス保安法に基づく水素ステーションの規制見直しを検討する経産省の水素・燃料電池自動車関連規制に関する検討会は、第6回目会合を開き、
業界が要望していた 有人監視の元、一般のドライバーが水素充填を行うセルフ充填について、安全対策を取ることを前提に認める方針を示した。
今後、具体的な運営上の課題や安全対策の詳細などを引き続き議論する。
一般ドライバーによる水素充填を認めることで水素ステーションの運営費の大幅な低減を目指す。
※
ガソリンスタンドのセルフ比率も年々上昇
セルフはセルフというだけで窓ふきなどのサービスから逃れられる。
フルはフルというだけで、時には(卸格差で)セルフよりリッターマージンが少なくても・・・・
発券店値付けカードも同じ。
当店のほんとうのお客さん、例えば掛会員さんの場合ならリッターマージンは最低10円は頂戴している。
そういうお客さんに「何もしなくて良い」「向こうの人を先にしてあげて」と言ってくださる方が断然多い。
無料サービスを強要するのは、こちらを疲弊させるだけの単なる消費者です。
29年給油取扱所事故 火災29件、流出52件 2年ぶり減少
>1つの遠隔監視センターで全スタンドの監視、給油許可、指示を行う形態で、開閉店業務、顧客対応などを近隣の公営設備や郵便局などに委託する。(5月15日燃料油脂新聞「イオン&ローソン消防法緩和を要望」より)
※これが認められたとして、
そういう無人のセルフでこうした火災や流出事故が起きたら?
異業種PBセルフ135~136円 今月上旬より3円値下げ
組合員258社、411SS 30年3月末 三重県石商
29年3月末比 14社、18SS減少
コストコ野々市倉庫店 併設セルフ建設か
ブランド統一に備える 法人カード対応策不可欠
発券店値付けカードに対する代行手数料引き上げ待望論が強まる一方、特約店では元売ブランド統一にともなう法人カードの扱いについてカードの種類ごとの利用可否など、来店客にスタッフが的確に説明できるマニュアルづくりが不可欠とみており、代行給油を受け入れる側としての対応策を重要視している。
近年のフルSS廃業、閉鎖にともない、代行給油を行う系列SSがなくなり、企業に法人カード契約を解約される発券店も出ている。
※
>代行給油を行う系列SSがなくなり、企業に法人カード契約を解約される発券店も出ている。
※
ブランド統一で流れる顧客もいるでしょう。
当店はこれまで通り、去る者追わずーです。
>長年にわたって系列外仕入れで利幅を確保する一方、
※
この20年は、安値の業転玉を仕入れることで、何の努力もせず胡坐をかいていられたということですね?
確かに、地場零細3者店の系列仕入れとは常に10円/ℓ以上も安値でしたからね。
でも、
地域に必要とされていない店などない、と私は思いますけど。
>新設ということはコストコが1キロリットル販売すれば、その分、どこかの既存SSが減販することを意味する。
(6月18日ぜんせき「論説」コストコへの不満、陳情続く より)
6月21日燃料油脂新聞より
群馬県上野村 SS過疎地対策 自治体で新設 7月着工へ
運営はJAに委託 9月末のオープン目指す
地下タンクはトータルで49キロリットル
※
村営にすれば良いのに。
1枚のチラシ
ENEOSセルフDr.Deive〇〇SS サマーキャンペーン
満タン給油(20ℓ以上)でBOXティッシュ5箱プレゼント
ご同乗のお子様にお菓子プレゼント
次回来店時にもプレゼント
LINEお友達登録でBOXティッシュ5箱プレゼント
ENEOSカード入会で
合計最大10円/ℓ引きクーポンプレゼント+BOXティッシュ10箱プレゼント+家族カード同時申し込みでBOXティッシュ10箱プレゼント
チラシの裏面には、
タイヤキャンペーン
特価+2本でBOXティッシュ5箱プレゼント・4本でBOXティッシュ10箱プレゼント
さらにハズレなしの抽選で豪華賞品プレゼント
プロが磨くコーティング予約フェア
期間中のご予約でBOXティッシュ10箱プレゼント
さらにQUOカード1,000円分プレゼント
オイル交換大特価セール
大特価+工賃無料
車検車検予約フェア
BOXティッシュ30箱プレゼント
※このチラシは100以上の店舗を有している大手特約店の直営店のものです。
このくらいのクラスの特約店は我々のような地場店より10円以上安値で仕入れていたー
ということが明らかになったのは数年前のことで、以前は業界人の中でも知らない人の方が多かったであろう事実です。
因みに3者店は当然ですが、数店舗しか有していない特約店にも元売からそこまでの安値は与えられていません。
故に3者店より優位な2者店でも他社買いが盛んに行われていましたし、元売から10円以上もの安値を与えられている大手特約店の殆どが燃料部門(子会社とか)で、業転玉を扱っています。
6月18日ぜんせき「論説」コストコへの不満、陳情続く
>新設ということはコストコが1キロリットル販売すれば、その分、どこかの既存SSが減販することを意味する。
大手特約店(2者店)による上記と同様のチラシは、新設オープンの際に、先ず大々的に配布されます。
今から二十数年前、まだセルフも無かった当市で、コレが続々と行われました。
セルフでもないのに、リッター10円も安い。
それまでの既存店の売価は、消費者には暴利としか映りませんよね。
差別対価や業転という卸格差を知らなかった地場店の多くは「何故あんな値段でやれるんだろう?」と不思議でした。
全石連は今、3年前からセルフSSを始めたコストコ(異業種)に対して「我々の仕入れ以下で売っている」と、公取委に対して何度も訴えています。
そして公取委のシロ判定を不服として自民党石油流通問題議連に陳情も行っています。
でも、
20年以上も前から3者店の仕入れ値やそれ以下の安売りをしてきたのは誰ですか?
それにしても・・・
車検にしろタイヤにしろ「利益は油外で」の油外も、今やすべてが価格競争です。
だからチラシにも“特価”“大特価”という文字が踊ります。
そのうえ更にプレゼント。
一体どこから利益を得ているのかと、不思議に思うのは私だけでしょうか?
“量販”による元売支援がまだあるのでしょうか?
2015年11月06日
https://blog.goo.ne.jp/m128-i/e/6bd364f7a370b27a48e8bd6b9b0563fe