12月4日ぜんせきより
不当廉売申告相次ぐ
奈良は全農エネルギー
富山もコストコを灯油で
全石連と油政連会長が経産省大臣と面談
SS強靭化「応援していく」
12月7日燃料油脂新聞より
注油口カップリング統一を
個人掛売客の新規受付停止
フルサービス店では法人客との主要な取引方法は掛け売りだが、取引期間が長い年配客など個人に対しても掛け売りを行うSSは多い。
しかし毎月送付する請求書の作成と封入れ作業の手間や人件費に加え、郵便料金は10月から1通当たり84円に値上げされコストが増している。
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店主は「個人の掛売客は年齢層が上がり、車の燃費も良くなったので給油量も少なくなった。
しかし月に100ℓでも50ℓでも請求書の作成に必要な作業は同じで、本音では個人客はクレジットカードに切り替えて欲しいと思っている。
数年前から新規の取引を断っているので、今後は徐々に減る見通し」という。
また年配掛売客のなかには請求書が届いても全額振り込むのではなく、給油に来店した際に財布から数千円を取り出してスタッフに渡し、分割で支払う客が少なくないという。
「ある時払いの催促なし」の状態が慣習化されているために、現場スタッフによる回収作業の負担も増している。
「若い人には信じられないだろうが、分割以外にも15日の年金支給日や25日の給料日に収入が入れば支払いに来る客がいる。
給油せずに帰る時もあるので、スタッフは客の名前を把握する必要があるが、顔馴染みのベテラン社員はともかく、アルバイトには酷だろう」と語る。
長年の慣習のために個人掛売客に対して期日を設けて振り込みを依頼するのは難しく、
ハウスカードへの切り替えを言い出せば機嫌を損ねる可能性もある。
請求に掛かる手間や経費、回収作業の負担などを考慮すれば、個人掛売客の新規受付を断るのは賢明な判断ーという見方が出ている。
※
顔と名前を把握しなければならないのは“顔パス”で給油することが多いからです。
車が入店したら先ず運転席を確認して、それがカードを持たない掛会員さんの場合は、店側で管理しているカードを通して給油作業を行います。
またそれ以外にも会員さん毎に覚えなければならないことがあります。
例えば
この会員さんはご主人からはサインを頂戴するけれど奥様にサインを求めてはいけない(逆もあり)だとか、この会員さんは長男さんには控えを渡すけどそれ以外の方には渡さない、だとか・・・
掛会員さんに「レギュラー満タンでよろしいですか?」などと油種確認したりすると叱られることもあります。
しかし、
高値でも利用してくださいます。
店頭混雑時には「こっちはいいから、向こうの人を先にしてあげて」と言ってくださいます。
そして混雑していることを喜んでくださいます。
掛会員さんは有難い存在です。
それでも当店ももう何年も前から新規での受付は停止しています。
会社やお店は別として、個人での掛け取引は時代にそぐわないのではないか、と個人的には思っています。
>個人の掛売客は年齢層が上がり、車の燃費も良くなった
昔は週1や10日に1度来店されていた方も今では月に1,2度のご来店です。
アルバイトに限らず新入社員も、
今は掛会員さんの名前と顔を覚えるのは昔よりはるかに困難だと思います。
:::(↓ カテゴリー的には“出来事”の方になるのですが、↓):::::
「ごめんやで。でもほんまに助かってるねん。こんなふうに支払いを待ってくれるトコなんか他にはないから...」
先日3か月分のうちの2か月分を入金くださった掛会員(下請け会社)さんの言葉です。
中国韓国との貿易摩擦が原因です。
「いいよいいよ^^、商売やってたら浮き沈みは絶対あるもん。ウチかてドンゾコやったときあるもん。ほんまほんま。5~6年前やったらウチも勘弁して~って泣いてたかも知れんけど今はちょっと余裕あるから、もうちょっと待てるで~w大丈夫や。 え?ほんで自分とこは仕事貰えたん? 凄いやんか!日頃の行いがええねんな」と言ってるところに「え?誰が日頃の行いがええって? 嘘やろ?」とこうちゃんが茶化す。
「そういう時に仕事を貰えるのは力のある証拠や」とフォローするmasumiさん。
ええコやから 踏ん張ってほしいです。