12月20日ぜんせきより
「満タン+灯油1缶」運動
市場 不当廉売で地場疲弊
経営環境の厳しさからSS減少は止まらず、不安が増す1年となった。
「論説」社会インフラに向けた補正予算
期待度が高まる“最後の砦”の役割を果たすため、我が業界はあらゆる災害に対処できるよう準備を進めなければならない。
それでこそ、「SSはなくてはならないインフラ」と多くの国民に認められることになる。
12月20日燃料油脂新聞より
人手不足対策の一年に
「周囲にフルサービスが減っているなかで販売数量は少しづつ伸びており、利益も出ていたのに閉店せざるを得ないのは悔しい。しかし人の確保が難しい以上、続けることはできない」と語っていた店主に先ごろ再会した際は「思い切ってやめて正解だった」という言葉を聞くことができた。
また一方で、家族や従業員の思わぬ病気やケガにより、さらに厳しい状況に直面しているSSもある。
経営者の一人は「なんとか人材を確保しながら年末年始をみんなで乗り切ろうと頑張っている。窮地に陥ったときでも前向きに考えて対処すれば方向性は見えてくる」と力強く語る。
このように廃業する事情や事業存続に向けた姿勢はSSの数だけあり、1年ごとに起こる環境の変化へのそれぞれの対応一つ、翌年の地域SSネットワークに大きな影響を与えることを改めて認識させられる。
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京アニ事件再発防止徹底へ 災害対応の取組促進
全農エネルギーの攻勢で困惑
※当商圏では既に”遠い昔の事“です。
今JAセルフの上看板は当店現金会員価格と同じ148円。
市内最安値はJASSの並びにある元EMG系で現在はENEOSの143円(本社は他府県にあるフルサービス店)です。
黒字フルSS増加 セルフ過密地区で奮闘
70歳代の店主は「後継者はいないし、いつやめても良い」と語る。
ただし期限は切っていない。
つまり撤退の瀬戸際に立たされていないことを意味する。
これまでの3回のシリーズで、都合4ヵ所の黒字小規模フルサービスSS例を紹介してきた。
これらに共通するのは、セルフなどの安値店との棲み分けがほぼ済んでおり、地元フルサービスを贔屓にする消費者は確実に存在するということ。
そしてこれら消費者は、周辺安値店より多少高くとも、そのSSの採算に合った価格を受け入れている。
さらに共通するのは、客とSSとの信頼関係が確立されているということだ。
※
>客とSSとの信頼関係が確立されている
20年以上も近隣店より10円以上も高値販売をせざるを得なかった条件のもとで、
セルフ比率が5割を超えたような商圏で、
営業を続けてきた小規模地場フルサービスは皆そうです。
ほんとうのお客様に支えられて営業を続けてきました。
それでも“その日”は来ます。
「2022年を目途に」という、過疎地で唯一になってしまった地場店に限ったことではありません。
地域で唯一の店になっていても、
黒字でも、
顧客に恵まれていても、
それでも“その日”は来ます。
ガソリンスタンド過疎地域なら行政が動いてくれる可能性があるけれど、そうでない地域の地場業者は静かに幕を下ろすだけ。
それは災害時ではなく平時に、ポリ容器1つ2つの灯油や、工事現場への軽油や、町工場への工業用潤滑剤などを配達しているガソリンスタンドです。
ピーク時の半数にまで減少した、その多くのガソリンスタンドも、そうした地場の小規模店でした。
>黒字フルSS増加
2010年06月01日 赤字まみれ
https://blog.goo.ne.jp/m128-i/e/9e1bb73257a7edcee57b817f55c7e0aa
2017年09月05日 儲からないのに店を続けているわけがない。
https://blog.goo.ne.jp/m128-i/e/9accc5aa94249d7f2dca3cfd650b40b4