masumiノート

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本質を見失ってはいないか。

2021年05月28日 | ガソリンスタンド5

5月28日燃料油脂新聞より

消防庁 屋外SSキャノピー面積基準「3分の2」に拡大
消防法改正省令7月下旬施行




※既存の地場零細SSにはあまり関係ない規制緩和だと思います。

キャノピー拡大の工事する3者店ってありますかね?
大手SSの改装や新設店が対象になるだけではないでしょうか。


モバイルで給油許可 エネ庁 補助金事業詳細が判明

※これも主にセルフ向け。
地場零細SSにはあまり関係ないと思います。



新燃料開発へ期待膨らむ@燃料油で稼げる仕組みづくりも
>「元売の方向性が見えてこない。しっかりしてほしい」(特約店代表)
>元売自ら“利益は油外で”と言ってくる。燃料油供給の根底を成す企業としての気概はないのか。
燃料油を離れた別業態の推進も結構だが、本質を見失ってはいないか。
燃料油で再投資可能な利益が得られるシステムを構築するのが先では。


※ガソリンスタンドはインフラでありライフラインである燃料油の安定供給を行うことが本質のはず。
その究極は、地域への小口配達だと考えます。

車は、走らせれば遠くのセルフでの給油も可能ですが、車を持たない個人宅へのポリ容器1つ2つの配達は地場中小零細が担っています。
がしかし、その地場中小零細は減っていくばかりです。



追記

地場中小零細のために必要な消防法改正(規制緩和)はキャノピー拡大よりも、
これ ↓

「自分の代まで」と決めているけど、
自分が働けなくなるその前に、地下タンク50年問題がやってくる。

そういう販売店には経営の多角化をサポートするような消防法改正は必要無くて、
出来れば、近隣他店で灯油と軽油だけで良いからローリーに汲み上げられるようにして欲しい。

そうすれば地域住民への小口配達を続けることが出来るのにー
と思っている販売店主は少なくないんじゃないかな?

今の消防法では地域によって(?)或いは担当者によって(?)その行為はNGとされているみたいだから。。。

経営の多角化ではなくて、 - masumiノート (goo.ne.jp)より一部再掲)