masumiノート

何を書こうかな?
何でも書こう!

オコジョかイタチか

2013年02月16日 | 自然や動植物

吹雪が止んでる間を見計らってマックの散歩。

あ!何かいる。

・・・見えないですよね(^^;


拡大

分かるかな?


キレイな毛艶で可愛かったですよ(^^)

こうちゃんはこの写真を見てこれはイタチだって・・・
大きさから言ったらオコジョなんだけどなぁ・・・(^~^;


先日はカワセミが居た。

こんなふうに野性の小動物に出くわすと得した気分になる♪


こうするしか術がない。

2013年02月16日 | ガソリンスタンド

がソリン高騰、国も警戒 2月15日神戸新聞より

10週連続上昇 灯油は4年ぶり高値

(レギュラーガソリン1リットル156円の高値を示す看板)


(※青字はmasumi)
※家計、運送業が悲鳴って書いてるけど、ガソリンスタンド(系列3者店)だって悲鳴をあげてます(ーー;


仕切り転嫁もマージン回復せず 2月16日 燃料油脂新聞より


「価格が上がって相当儲かっているはずと言われ、実態を理解してもらうのに一苦労した」(千葉県柏市内の販売店主)

※売上高の何%という粗利率ではなくリッターいくら(10円あるかないか)のマージンなので、
売り値が1リッター100円でも200円でもマージンは10円ですから・・・ね。
だから本当なら仕切り上げ幅以上に店頭販売価格は上げなきゃいけないのだけど、それをすると「便乗値上げ」と取られてしまうのです。


◎・・・
地下タンク老朽化にともなう改修問題が一般マスコミなどで最近クローズアップされている。
SS経営は儲けが少なく、タンク改修費用さえ捻出できず、閉鎖・廃業件数が増加ーと伝えるが、その一方で毎週水曜日にエネ庁が公表するガソリンなどの市況調査をもとに、ガソリンは“10週連続値上げ”と報じる。
そのため、値上げでSS業者の儲け幅が増えているはずとの誤解を生み、・・・・・・・・

◎・・・毎週公表される都道府県別の週間市況調査結果だが、ガソリン高値のイメージが定着する事で、割安感の販社や量販店SSに顧客が奪われているのではーと危機感を強めるのは、都内でも有数なセルフ激戦地域の東京・足立区で父親の代からSS経営を続けているJX系列販売店主。
「仕切り上げ基調が続き、これを店頭価格に転嫁しなければ死活問題のため、愚直に取り組んでいるが、幹線道路沿いの販社セルフや量販店との温度差から価格差を生じ、結果的に顧客への説明に追われる」という。

採算に徹しなければならない中小零細業者にとって同一商圏内での価格差は、顧客流出につながる大きな弊害になっている。

暫定税率騒動後のガソリン高騰時にもマスコミの報道で価格に敏感になった現金会員さんが去っていきました。
でも、その高値で販売するしかない中小零細業者が灯油難民を防ぐ砦として不条理な仕切り制度に苦しみながらも必死に踏ん張っているのです。


週決め仕切り 整合性はどこに・・・ 2月15日 ぜんせきより

上がる系列 下がる外販(業転)




系列仕切りは間違いなく上がっています。(今朝届いていた特約店からのFAXによる当店の仕切り値は税抜き142.3円です)
しかし、業転玉は下がっています。(商社によっては129円くらいの玉もあるようです)


仕切り格差によりPB優位です。
差別対価(系列内格差含む)により販社や大手はPBとの価格競争が可能です。

高値仕切りの3者店は・・・

安い業転玉を仕入れて、(業界内で歪な流通や仕切り制度を是正しようという機運が高まらないのは、これが多勢を占めるからなのでしょうか?)
その価格競争に参加するか、或いは顧客が安値に流れた減販分を補うか。

「産地偽装のような真似はできない」として、業転玉に手を出さない3者店は、
あわじさんのように配達分で補うか、元売子会社のように油外で補うか。

当店のようにお客さんにも不公平にならないように、燃料で経営が成り立つようにしようとすると、
「ウンザリです」とコメントされてもこうするしか術がない。

知ってもらって、それが仕切り格差や差別対価の解消に繋がることを願って、こうしてブログに書くしかない...。






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安い燃料調達、1兆円支援…シェールガス念頭

2013年02月15日 | 切り抜き

安い燃料調達、1兆円支援…シェールガス念頭(読売新聞) - goo ニュース
2013年2月15日(金)14:09

 茂木経済産業相は15日の閣議後記者会見で、シェールガスなど安い燃料を調達するための事業を行う日本企業向けに、総額約1兆円の債務保証枠を新設する方針を明らかにした。

 原子力発電所の稼働停止や円安を受けて上昇している燃料の輸入コストを抑え、電気料金の上昇に歯止めをかける狙いがある。政府が18日に開く産業競争力会議(議長・安倍首相)で、茂木経産相が燃料コスト低減策として示す。

 具体的には、天然ガスなどの権益取得やプラント建設に参加する日本企業が銀行から融資を受ける場合、石油天然ガス・金属鉱物資源機構(JOGMEC)が融資額の最大75%を保証し、融資を受けやすくする。中部電力と大阪ガスのグループが計画している米国でのシェールガス事業などが、支援対象として想定されている。

 日本は東日本大震災後、割高な価格での燃料調達を迫られ、原発の代替となる火力発電の燃料費は年3・2兆円にも上る。これを受けて、東京電力が昨年電気料金を値上げしたほか、関西、九州、東北の各電力も料金値上げを政府に申請しており、燃料費負担の抑制が求められていた。


元売政策に不満と怒り

2013年02月15日 | ガソリンスタンド

元売は地場業者を苦しめる政策を取り続けている。
そもそも製造小売がマーケットに与える影響力は計り知れず、安値量販を率先すれば地場零細業者に勝ち目などない。


特石法廃止による規制緩和以降、異業種の参入やセルフ解禁と増勢、元売子会社の参入、週決め仕切りの導入、(発券店値付けカードによる粗利搾取)など、地場フルサービス店にとって経営を圧迫するような業界の劇的な環境の変化に対し、
「我々はこの十数年間で“瀕死の重傷”を負わされた。全農や商社の石油製品輸入から始まり、ジョイフル本田やダイエー、ジャスコなどの新規参入で市場には業転玉が垂れ流されたが元売は黙認し、我々小売業者は苦しめられてきた」

慢性的な価格競争の激化で長年に渡り10円以上の格差がついている。
さらに取引先の廃業や個人客の高齢化による車離れで減販を強いられるなど厳しい経営環境だが、人員整理や給与削減をせずに、生き残るため、業転購入で利益を確保しているという。

2月13日 燃料油脂新聞より (※青字はmasumiさんが勝手に追加)




2月14日 燃料油脂新聞より 「数年後には半減か」






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自民党 片山さつき参議院議員のブログ

2013年02月14日 | 日記

昨晩もガソリンスタンド2月危機に関してネットをウロウロしていたら「1月31日でガソリンスタンドの地下タンク流出防止対策改修期限切れ、安全と経営のバランス」という見出しを見つけました。最初に見つけたのがここです。

最後の行に、「この件について、2月以降生じている具体的な問題があればすぐにご連絡ください。 」とあったので、先ほど片山さつき参議院議員のブログの方へコメントを入れて来ました。

「管理者の確認後、ブログに反映されます」とのことで、まだ私のコメントは反映されていませんが、今日の記事はそれを載せておくことにします。...手抜きデス(^^;

*****

はじめまして、こんにちは。
私は兵庫県でガソリンスタンドを営業している者です。
ガソリンスタンド2月危機に関連した検索でこちらに訪問させて頂きました。

1番目のコメントで「タンクの件の場合は、販売価格に転嫁すればよいとおもうのです。」と書いておられますが、それが出来るのであれば補助金も必要ありませんし、又これだけのガソリンスタンドが廃業することもありません。
「規制緩和以降のガソリンスタンド」としてブログ記事にしてありますので是非お読みくださるようお願い致します。
http://blog.livedoor.jp/masumi_i/

書きたいことは色々ありますが、ここでは2点だけにします。

先ず、地場の給油所の仕入れ価格が周辺のセルフの売り値というような“仕入れ格差”がなくならない限り、補助金は無駄になる可能性があるということ。
(※ガソリンスタンド2月危機は2月だけの問題ではなく、ガソリンスタンドの数が減っている本当の原因は歪な流通ルートによる異常な過当競争だからです)

そして2つ目は、時代の流れ(エネルギー政策の転換)で、ガソリンスタンドがなくなっていくのは仕方がないことだとしても、系列販売店が系列から仕入れていては潰れるからと、業転玉で商売をするような、そんな“正直者がバカをみる”ような業界です。

★字数オーバーのため2つに分けて投稿します。

*****

自己資産まで投入しながらも地域へのエネルギー供給という使命感を持って営業を続けてきた地場の個人経営の給油所ですが、それゆえ、廃業することも叶わず後は倒産しかないというような所もあるようです。
(※廃業するにも地下タンク補修費用以上のお金が必要になるため)
こうなることが分かっていたのなら仕方がありませんが、地下タンクの改正消防法にしても(疲弊させられた後の)事後法ですし、気がつけばにっちもさっちも行かなくなっていたというのが実情です。

高度成長期を支えてきた、徴税施設としての貢献度も高かった給油所です。
(※取引先の倒産で債権回収が出来なくても仕入れ代金の支払いというカタチで、本来ならその倒産した企業が支払うべき“税金”まで給油所は負担してきています)

せめて給油所が廃業するときには、地下タンクの撤去費用を3分の2では無く、全額補助として頂きたいと思います。


<午後4時追記>

資金メド立たず「退くも地獄」 2月9日 燃料油脂新聞より

知らぬ間に長年に渡って疲弊させられてきたから、自転車操業に陥っているところも多い。
廃業するには仕入れ代金の支払い(500-1000万)や社員への給与だけでなく退職金も用意する必要があるだろうし、ガソリンスタンド跡地を更地にするにも地下タンク撤去の補助金だけでは到底追いつかない。

そんなこんなで撤退したくてもできない業者もあるようで、
「撤退できるところはまだよい。本当に困っているところは撤退もできない」とのことで、
倒産か、特約店が処理するしかないケースもまれにあるようでー
と書かれています。










ガソリン139円で販売の元売販社

2013年02月14日 | ガソリンスタンド

公平な経営環境構築が先決

千葉】印旛・印西地区のSS店頭にガソリン157円、軽油140円の看板(2/5時点)を見かけた。
当日の周辺セルフ(元売販社)はガソリン139円、軽油115円だった。
(差額はガソリン18円、軽油25円)
市況陥没の著しい千葉県だがあまりにも異常な価格差に157円看板を出している店主に話を聞いた。

*****

驚いたことに「157円で売っても販売マージンは10-11円しかない」と電卓を叩く。

広域ディーラーのサブ店の同SSは(広域ディーラーが特約店)、仕入れ価格が高いのではないかと思い、周辺の本誌読者の販売店SSに聞いて回ったところでは4円ほど高い。「仕入れが高い」と文句を言っている販売店よりも、さらに4円の高さだ。
地場の特約店に聞いても「それは高すぎる」と驚いた。
(うちよりもまだ2円高いですもん、そら高すぎです)

「マークを上げている以上、業転は入れられない」と、これまで業転を一滴も買わず、系列一筋で仕入れを続けてきた経営姿勢が間違っていたのだろうか。
(サブテンさんからぶれないと言われているmasumiさんだけど、やっぱり↑と同じように弱気になることもあります)

同SSは販売店としては大型店舗で、セールスルームなど清掃は行き届いており、SSとしての立地条件も良い。
かつてはガソリン月販200キロ近く売り、ドライブウエーをスタッフが走り回っていた。
今では家族スタッフだけで来店客を待っている。

整理整頓が行き届いた店舗をみても、公平な競争条件ならばガソリン150キロ程度は売るだけの力があるはずだ。
後継者もおり、地下タンクの補修も終えたばかりの同SSの再起を願わずにいられない。

全国的に見れば、ガソリン157円が特別に高いわけではない。


採算販売はSS業界にとって長年の課題だ。

しかし不公平な条件が放置されれば採算販売は困難だ。
地域市況からかけ離れた販売店SSのガソリン価格表示が大きな矛盾を訴えている。

市況構築の前に公平な経営環境を整備する必要があるー




2月5日時点、当店の仕入れ値は税込み145.32円でしたので、この記事の販売店より2円ほど安い。
特約店マージンを引いても約141円です。
それをこの千葉の元売販社は139円で売っている。
・・・3者店には4円の“ブランド料”ですが、元売販社に卸す分は2円で済むってことですか?!
して、ガソリン販売マージンは“あわじさん”と同じ、“0”!?
あわじさんは配達で粗利を得ているとのことですが、元売販社セルフは配達を切り捨てている・・・???

・・・そうか!「利益は油外で」を自ら実践しているのか!!

なるへそ。・・・・って
ナンデヤネン!!(;==)ノ☆);><)

納得してどーする!!
( ̄ー ̄)ゞスマンスマン

ガソリンスタンドを存続させるだけの油外を稼ぐのは
>油外をやろうにも、周囲は激安車検、激安タイヤ、激安オートショップがひしめき合ってます。 
と、chaicoさんがコメントくれたように至難の業です。

それに油外を売るにも「安値で集客」が出来てこそのハナシです。
当然油外のための人員(人件費)も必要・・・

ブンブン(>_< )( >_<)ブンブン

違う・・・そんなことはどっちでもいい。

要するに、売れているからインセンティブで安値を与えたのではない。
(売れてる、売れてないは関係ナシに) 既存の3者店を潰すために、新規出店の子会社や息の掛かった大手に安値を与えたのです。

それなのに、安値と比べて「ぼったくり」と言われて、仕入れ値が高いのは「売れてないから」と言われたりしているの。
(´_`。)

以下、こうちゃんの代筆です。

今、公正取引委員会の委員長の人事で揉めとるけど、財務省出身であろうがなかろうがそんなもんはどっちゃでもええ。
なった後、どれだけ、どう仕事をするかが大事なんちゃうんか?
大層に国会の承認を得て選んだ、今までの委員長かて、選ばれて就任した後、どれだけ市場に目を光らせて仕事したんや?

公正取引の意味を最初から考え直してくれや。ほんまに。





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孤独死の死因は凍死・・・

2013年02月14日 | ガソリンスタンド

 “灯油切れ”で凍死も 可能性ゼロではない


集落で唯一のSSが閉鎖するなど、SS過疎化が深刻な問題になっている。
今のところ十数キロ走れば、隣の(地域の)SSがあり、地元住民が不便になっているだけで済んでいるが、この隣も過疎化が進行、SSもまた経営難に加え地下タンク問題を抱えているケースがほとんどで数年先も営業している保証はない。

今でこそ“サンパチ(昭和38年)豪雪”のような大雪はないが、それでも局地的な大雪によって一時的に集落が孤立することはある。
雪深い地域の暖房の主力は今でも灯油ストーブ。
地元にSSがあれば歩いて配達(購入)できるが、雪によって道路が寸断されたらそうはいかない。

それなら電化住宅にすれば良いと考えるのは甘い。
道路が寸断されるほどの大雪の場合、停電を引き起こす事が少なくない。

島根県大田地区の地場店主は、電化住宅にした山間部に住む高齢者に対して、灯油ストーブと、1缶でも灯油を準備しておくよう声をかけた。
「万が一を避けるため」というが、その顔に笑顔がないことが事態の深刻さを物語る。

2月13日 燃料油脂新聞より







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投げ出したい・・・

2013年02月11日 | ガソリンスタンド

1SS企業49%赤字



営業利益ベースの赤字企業は44%となり、やや改善したことが明らかになったが、
経営体力が弱い零細企業ほど厳しい経営状況に追い込まれていることが浮き彫りになった。


もう、ついていけない・・・ “脱元売”指向




背景に「仕切り制度」への不満。



仕入れルート多様化に 商社系が臨機応変対応



商社系の特約店が「系列玉」と「それ以外の供給玉」の複数の供給ルートを系列店に示し、少しでも安い供給ルートの確保が可能になればそれを提供。
「一滴も他社に流れないよう、全量を当社から仕入れてもらう」という苦肉の策を講じ始めたー
それにより系列店の収益構造は大幅に改善され、「半年前に比べて利益構造は劇的に変わった」と大歓迎ー

※特約店にしてみたら「系列玉」であろうが「系列外玉」であろうが、自分を通して販売店に卸せば中間マージンが入るからね。
でもそれで元売から軽減措置認定を取り消されたりマーク剥奪を示唆されても、それは販売店の“自己”責任なんだよね。

でもまぁ、業転玉で安値に付いていくか、マージン回復させるか、どっちかでも出来るところは良いね。




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配達可能SS減少

2013年02月08日 | ガソリンスタンド

配達可能SS減少 灯油難民発生を懸念 
2月8日 燃料油脂新聞より (※青字はmasumiさん)

地元業者の廃業によって、給油に行けない高齢者は新たに灯油の配達先を探すことになるが、地域に残されたのは多くがセルフSSで、
フルSSでも人員不足で小口配達を断るケースが多く、配達可能なSSの激減で灯油難民の増加が懸念されている。

姫路市南部の業者は「シーズンに入ってお年寄りから“灯油の配達をお願いできないか”との電話が増えている。住所を聞くと店からかなり離れているので丁寧にお断りすると“他に配達してくれそうな店はないか”と聞かれた。最近は近くの店でも採算が合わない小口の新規客は断ることが多く、大手業者も巡回をやめたために、地域のお年寄りにとって灯油の供給元の確保が難しくなっている」と話す。

同社の配達価格は1日現在でリットル116円だが、「今残っている客は“配達してくれるなら価格を気にしない”優良客なので高めに設定している。それでも利益は不十分だが、既存客についてはできるだけ配達を続けていきたい」という。


一方で香寺地区のセルフSSでは「周辺のフルSSが閉鎖したので、少し遠方になるが新規客も数件受け入れている。“灯油が切れたので2缶だけすぐに届けて欲しい”など、高齢者特有のわがままな注文も多く、儲けにならないのでお断りしたいところだが、困っている高齢者を見捨てるわけにはいかない」と、配達価格は店頭プラス20円に価格設定して小口配達を続けているという。

店頭プラス20円なら36リッターで720円の“配達代”。
うちは小口配達は店頭プラス6円の111円です。
それでも「“周り”からしたら高値になるから、これ以上の値段は付けられない」とこうちゃんは言います。
(※何度でも書きますが、業転玉を仕入れればそれだけでマージンは10円増えます。けど、・・・・ねぇ!)

>周辺のフルが閉鎖したので
こういうことが出来る。

先日の業界紙の記事にもあったように、「今、儲けているのはPBセルフ」が多いです。
採算が合わない小口配達を切り捨て、コスト削減でフルをセルフに変えて、体力を温存させて生き残り、
競合他社が撤退した後、「困っている高齢者を見捨てるわけにはいかない」と言える。


西播地区ではこれまで配達顧客だった高齢者が、老人施設に入ったり子ども世帯に引き取られて空き家になったり、オール電化やガス暖房への燃転で配達件数そのものが急減しているため、集落に残された暖房用灯油が必要な高齢者への個別配達が難しくなっているが、「地域密着経営を続ける以上、灯油難民を増やすわけにはいかない」と採算に会わないケースに対応するSSも残っている。

**********


差別対価、仕切り格差、歪な流通が公にされていないせいで、地場のフルSS(特に系列100%仕入れの)は不採算経営を余儀なくされている。
2月危機で廃業していった同業者の中にもそうして最後まで既存客への灯油配達を続けてきたお店もあると思うと本当に腹立たしく悔しい。


このブログを読まれた消費者の皆さん、機会があればご自分の住んでおられる所の議員さんに聞いてみて下さい。
そういう不安の声を聞いた議員さんは議会等で問題提起してください。

災害時供給協定を結んでいたって、ガソリンスタンドの“数”が無ければ個人の消費者は困ると思います。
それよりも・・・
もし今大災害が発生したら、ガソリンスタンド過疎地になってしまった地域はどうするんだろうか。



地下タンクの法規制をクリアして営業を継続していても、“安値店の売値が地場の店の仕入れ値”なんていう仕切り格差が存在している状況では公平な競争など出来るはずもなく、
安値に客足が流れるということは販売量と反比例して販売価格が決まり、更に安値と高値の差が拡大・・・という悪循環の結果、

前記事であった、たとえ2~3円でも安値で売っていれば、周辺業者はいずれ商売が立ち行かなくなってくというように、そうならざるを得ないということなのです。

そうなったとき、店頭価格に20円載せてでも配達してくれるところがあればまだ良いけど、配達してくれる店が無い場合は・・・・

「タクシーで灯油を買いに行く」
将来、そういうお年寄りが増えるのかも知れません。

2009年11月11日にこのブログで書いた事が現実味を帯びてきました。



(溜息)

それにしても、「2月危機」としてこれだけマスコミにも取り上げられているというのに、この機会を利用して「差別対価」や「仕切り格差」を世の中に知ってもらおうとしないこの業界は一体何なの?




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独禁法は誰の為

2013年02月07日 | ガソリンスタンド


2月4日 「ぜんせき」より

全石連経営部会(中村彰一郎部会長)は31日の会合で、福井市などでの11年5月から12月初旬にかけての不当廉売事案に対し、1月10日に公正取引委員会がミタニを「警告」、周辺5社を「注意」としたことについて、「ミタニの処分が軽すぎる」と不満の声が相次ぎ、「不当廉売に対する独占禁止法の実効性を高めるべき」といった声が高まった。

出席者からは、ミタニの警告処分に対し、「周辺業者の価格追随で、ミタニの一人勝ちでなかったから排除措置命令に至らなかったということだが、たとえ2~3円でも安値で売っていれば、周辺業者はいずれ商売が立ち行かなくなってくる。公取委には認識を改めてもらう必要がある」と、SS業界の競争実態に則した不当廉売事案への対応を求める意見が出された。

また中村部会長も「消防法の規制強化による地下タンク問題もあるが、SSの経営問題の本質は低マージンで経営が立ち行かなくなっているところにある」と指摘した。

一方、「独禁法は消費者だけのための法律なのか」と、不当廉売事案に対する独禁法の実効性担保を、改めて国などに要請していくことが必要との認識が示された。

**********


以前紹介させて頂いた伊勢崎市議会議員 多田稔さんの明日へのブログ
消える給油所
この記事の中で、このように書いておられます。

セルフスタンドの販売価格が、個人経営スタンドの仕入れ価格のこともあるようです。
これでは公正な販売競争になりません。
事実とすれば、公正取引委員会は何をしているのでしょうか。
マスコミによく調べて頂きたいです。


このような声を上げてください。

過疎地の議員さんをはじめ、多くの議員さんや消費者の皆さんの声が必要です。




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因みに現在、市内のセルフは上看板が148、下看板が145円です。(144円の系列フル有り)
当店の仕入れ値は145.32円でございます。
※業転玉なら10円安く買えます。





危険なサイト?

2013年02月07日 | お知らせ・お願い



テストの結果、このサイトは危険なサイトまたは不審なサイトであることが判明しました。
このため、ページのコンテンツをブロックしました。
サイトの安全性が確認できた場合にのみ、このコンテンツを閲覧してください。

こんなんが画面上部の黒帯部分に出ました。

「ブロックされたコンテンツをすべて表示する」をクリックしてからは出ないです。

(゜ヘ゜)?

えーっと。
masumiさんは極々普通の一般人でして、決して怪しい者ではございません。
店では危険物を取り扱っておりますが、このブログでは危険物は取り扱っておりませんゆえ安心して閲覧してくださいませませ(*^.^*)




まだ上がりますよ。

2013年02月07日 | ニュースから一言二言

灯油リッター100円に上昇…4年3か月ぶり(読売新聞) - goo ニュース
2013年2月6日(水)19:39

 資源エネルギー庁が6日発表した灯油の全国の平均価格(4日時点、18リットルあたり、店頭)は前週比11円高い1803円だった。

 値上がりは10週間連続で、1リットルあたりでは100・2円と、2008年10月27日以来、約4年3か月ぶりに100円台になった。灯油のこれまでの最高値は2008年8月11日の18リットルあたり2378円。

 為替相場の円安傾向を受けて石油元売り各社が支払う輸入価格が上昇し、小売価格への転嫁が進んでいることに加え、厳しい寒さによって暖房用の需要が増えているためだ。当面は上昇が続くとみられる。

 レギュラーガソリンの平均価格(1リットルあたり)も151・7円で、前週比0・5円上昇した。値上がりは9週間連続となる。ハイオクは0・6円上がって162・6円、軽油は0・5円高い131・3円だった。


報道で

2013年02月06日 | ニュースから一言二言

園田前監督「余計なこと言ったな」、選手どう喝(読売新聞) - goo ニュース

昨日の朝日新聞に選手の声明文が載っていました。
その中に、こうあります。

学校内での体罰問題が社会問題となる中、依然、私たちの声は十分には拾い上げられることはありませんでした。
一連の報道で、ようやく皆様にご理解をいただき事態が動くに至ったのです。



報道

何だかんだ言っても、マスコミには力がある。

マスコミには世の中を動かす力があるのです。




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