Cape Fear、in JAPAN

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『Cape Fear』…恐怖の岬、の意。

令和版・海外俳優列伝(107)ジェイミー・ベル

2023-11-21 00:10:00 | コラム
86年3月14日生まれ・37歳。
イギリス出身。

当然のことだけれど、英語圏とはいえ米国と英国の俳優さんは雰囲気がまるで異なりますね、とくに少年少女時代。
ジェイミーさんの子役時代も、米国系少年に見られる甘い感じ?というと語弊があるのかな、そんなところがまったくなく、実年齢より少し大人に見えたものです。


※グリーン・デイのPVにも出演、じつによい感じ^^



<経歴>

祖母・叔母・母・姉妹はダンサー。
なるほど、それでか!と合点がいきます。

ジェイミーさん本人も幼少のころからバレエを学び、それがきっかけで2000年の快作『リトル・ダンサー』で主役の座をつかむことに。


バレエダンサーを目指す少年―バレエの素養がなかったとしても、ひょっとしたらこの意志の強い目でなんらかの役を獲得していたのではないかしら。。。

徐々に理解を示していく父親もえがったですなぁ!



以降も多作ではないものの、キャリアを順調に築いていきます。

『キング・コング』(2005)、
イーストウッド御大の戦争2部作のひとつ『父親たちの星条旗』(2006)、
文芸大作『ジェーン・エア』(2011)にスピルバーグの『タンタンの冒険/ユニコーン号の秘密』(2011)。

ここまでは「ド」メジャーつづきでしたが、基本的には小規模な映画で輝くひと。

韓国ポン・ジュノの世界進出作『スノーピアサー』(2013)、
ラース・フォン・トリアーの艶笑譚『ニンフォマニアック』(2013)あたりは・・・


・・・受け手からすると「よく引き受けたなぁ!」と思える役どころでしたが、本人からすると演じがいがあったのかもしれません。


近作に、エルトン・ジョンの半生を描いたミュージカル『ロケットマン』(2019)、西部劇アクション『サラウンデッド』(2023)など。


好きなタイプの俳優さんなので、もうちょっと出演作が増えたらいいなと思っています^^

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明日のコラムは・・・

『令和版・海外俳優列伝(108)ジェシー・アイゼンバーグ』
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