きょうは12年度総括の特別篇として、映画のワーストテンを発表。
映画好きには「好き」を挙げるのは大好きだけれど、「嫌い」を挙げるのは大嫌い―というひとも居て、
そこには創り手に対する敬意と、その作品を「好き」とするひとに対する配慮・・・があったりするのだが、
自分はどうかっていうと、「好き」を挙げるのも「嫌い」を挙げるのも、両方好きだったりする。
バラエティ番組『ロンドンハーツ』(テレビ朝日)の企画で、『女の自分番付』というのがある。
10人の女子タレント(益若つばさ、大島麻衣、misono、手島優、磯山さやか、などなど)が出場、
男子ゲストに「付き合いたいのは誰?」という質問をし、自分がいったい何位に選ばれるのかを当てるという内容。
つまり予想と実際の順位の差異が大きければ大きいほど自惚れ度が高くなり、それを笑ってやろうと。
この企画に出演したブラックマヨネーズの吉田が「運動会でも順位をつけなくなったという時代に、やっぱりこの番組は攻めてますね」と評していて、思わず笑ってしまった。
ナンダカンダで、順位づけは楽しいものなんである。
先日は吉田とキングコングの西野が登場、西野曰く「下位は、選ぶほうだってつらい」と発していて、それはそれで分かるぞと。(それにしても吉田と西野ともに1位が益若ちゃんであることに、軽く驚いた。まぁ、自分もそうなのだが)
なにがいいたいかっていうと。
「選ぶほうだってつらい」が半分、「単に面白がりたい」が半分・・・というのが本音。
ともあれ。
劇場で不快になったことは確かなので、やっぱり書かずにはいられないのだ。
(1)『貞子3D』…トップ画像
こけおどしの極地。
そういう意味では、ジェイソンやオーメンのほうが質が高い。
(2)『エイトレンジャー』
アイドル主体の映画があってもいいが、それは、きっちりと映画になっていた場合のみに許される。
(3)『フライトナイト』
シナリオが酷過ぎる。
リメイクには常に「危うさ」がつきまとうが、来春公開の『キャリー』は、どうかそうなりませんように。
(4)『ギリギリの女たち』
インディーズの映画監督は「出来れば」褒めたいのだが、これはちょっと萎えた。
小林政広にも「間違いはある」ということか。
(5)『アベンジャーズ』
ヘンクツといわれようが、過剰な打ち上げ花火というのは、もう楽しめない。
これが映画だ?
もしそれが映画のすべてであったとしたら、映画小僧をやめてやる。
(6)『ワイルド7』
なんか、いろいろともったいなかった。
アクションにも、いや、アクションだからこそ得手不得手がある。
(7)『ツナグ』
際立つあざとさに、席を立ちたくなった。
泣きなさいという描写で泣けるひとなんて、実際には居ないよ。
(8)『伏 鉄砲娘の捕物帳』
いいホンなのに、とても雑に創ってある。
プログラムピクチャーじゃないんだから、もっときっちり創りこめばよかったのに。
(9)『テルマエ・ロマエ』
評判よかったが、あまり楽しめなかった。
原作に寄りかかり過ぎるのも、問題ということか。
(10)『バトルシップ』
打ち上げ花火にも成り得てなかった。
※おもしれっ!
名作・傑作とされているものにまで言及しているところが、すばらしー。
…………………………………………
本館『「はったり」で、いこうぜ!!』
前ブログのコラムを完全保存『macky’s hole』
…………………………………………
明日のコラムは・・・
『賞味期限、大事なんだ』
映画好きには「好き」を挙げるのは大好きだけれど、「嫌い」を挙げるのは大嫌い―というひとも居て、
そこには創り手に対する敬意と、その作品を「好き」とするひとに対する配慮・・・があったりするのだが、
自分はどうかっていうと、「好き」を挙げるのも「嫌い」を挙げるのも、両方好きだったりする。
バラエティ番組『ロンドンハーツ』(テレビ朝日)の企画で、『女の自分番付』というのがある。
10人の女子タレント(益若つばさ、大島麻衣、misono、手島優、磯山さやか、などなど)が出場、
男子ゲストに「付き合いたいのは誰?」という質問をし、自分がいったい何位に選ばれるのかを当てるという内容。
つまり予想と実際の順位の差異が大きければ大きいほど自惚れ度が高くなり、それを笑ってやろうと。
この企画に出演したブラックマヨネーズの吉田が「運動会でも順位をつけなくなったという時代に、やっぱりこの番組は攻めてますね」と評していて、思わず笑ってしまった。
ナンダカンダで、順位づけは楽しいものなんである。
先日は吉田とキングコングの西野が登場、西野曰く「下位は、選ぶほうだってつらい」と発していて、それはそれで分かるぞと。(それにしても吉田と西野ともに1位が益若ちゃんであることに、軽く驚いた。まぁ、自分もそうなのだが)
なにがいいたいかっていうと。
「選ぶほうだってつらい」が半分、「単に面白がりたい」が半分・・・というのが本音。
ともあれ。
劇場で不快になったことは確かなので、やっぱり書かずにはいられないのだ。
(1)『貞子3D』…トップ画像
こけおどしの極地。
そういう意味では、ジェイソンやオーメンのほうが質が高い。
(2)『エイトレンジャー』
アイドル主体の映画があってもいいが、それは、きっちりと映画になっていた場合のみに許される。
(3)『フライトナイト』
シナリオが酷過ぎる。
リメイクには常に「危うさ」がつきまとうが、来春公開の『キャリー』は、どうかそうなりませんように。
(4)『ギリギリの女たち』
インディーズの映画監督は「出来れば」褒めたいのだが、これはちょっと萎えた。
小林政広にも「間違いはある」ということか。
(5)『アベンジャーズ』
ヘンクツといわれようが、過剰な打ち上げ花火というのは、もう楽しめない。
これが映画だ?
もしそれが映画のすべてであったとしたら、映画小僧をやめてやる。
(6)『ワイルド7』
なんか、いろいろともったいなかった。
アクションにも、いや、アクションだからこそ得手不得手がある。
(7)『ツナグ』
際立つあざとさに、席を立ちたくなった。
泣きなさいという描写で泣けるひとなんて、実際には居ないよ。
(8)『伏 鉄砲娘の捕物帳』
いいホンなのに、とても雑に創ってある。
プログラムピクチャーじゃないんだから、もっときっちり創りこめばよかったのに。
(9)『テルマエ・ロマエ』
評判よかったが、あまり楽しめなかった。
原作に寄りかかり過ぎるのも、問題ということか。
(10)『バトルシップ』
打ち上げ花火にも成り得てなかった。
※おもしれっ!
名作・傑作とされているものにまで言及しているところが、すばらしー。
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本館『「はったり」で、いこうぜ!!』
前ブログのコラムを完全保存『macky’s hole』
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明日のコラムは・・・
『賞味期限、大事なんだ』
期待して見た映画が期待はずれだったり、何気なく見た映画が心に残ったりします。
「ツナグ」も見ようと思っていましたけど・・・