maruの下手の横好き写真とつぶやき
写真を撮ったり、音楽(クラシック・ロック)をよく聴き、読書は古典(主に哲学中心)がメインです。全体主義社会の動きに警戒。
 



六本木の有名人が次々と不祥事でやられていくのは、
まあ罪を犯したからで仕方ないのですけど・・・

今回話題になってる介護の会社ではなく、ほりえもんの方を少し思い出しました。

なぜか・・・いちろーが出ている日興コーディアル証券のCMが復活してきました。
ほりえもんよりタチが悪い・・・悪質だというのに、規模がでかいからだか、与える影響がでか過ぎるからだかわかりませんが、もう既に過去の事になっているわけですね。

そのCMの内容が、個人向け国債。
よくみれば、最近いろんな証券会社から、やたらと個人向け国債なるCMが目だってるなあと。。。

なぜだ・・・

国債を買うということは、国に金を貸すということ。
今の日本は、借金まみれのどうしようもない状態だと思うのですが・・・

近くに借金まみれで返済の見込みもなく、でも借金中毒で、借りるのが止められない止まらないかっぱ海老せんみたいな人間から、
「お金を貸してくんないかなあ。利子つけて5年後や10年後に返すからさ。」
って言われたら、貸しませんよね・・・
(貸すとしたら、戻ってくるという期待せずにあげる気持ち?)

以前、海外で同じように個人向けだかどうだかは忘れましたが、国債を買いませんかとお誘いをしたら、あまり人気が出なかったらしい話は有名です。
そら、ボツワナ以下の格付けだし、財政破綻してもおかしくない債務残高だし、
年金問題を見るまでもなく、政府も官僚も信頼度無しだし・・・

まるで金太郎飴のように、どこを切っても信じられない状態ですからね。

買う人いるのかな・・・
一応さっき見てみたら、なんだか元本割れは保証・・・みたいなことになっているが・・・人気がないからテコ入れみたい。

いま、赤字国債を発行して、それを買い支えているのは、銀行などの金融機関であると言われていて、あの日銀までが愚かにも買う禁断の手を使っている状況です。

それが、個人向け・・・・としてキャンペーン・・・財務省もがんばってます。
もう金融機関が、これ以上買ってられないよ、とかいう話じゃないだろうなあ・・・

それ以前に、これでもしも・・・もしも・・・沢山の人が買って、
なんだ、まだいけるじゃないか、って事にでもなったら、きっと味をしめて赤字国債を減らそうなんてのも先延ばしになってしまうのだろうか・・・

仮に、安全だとしても、国債を買うということは借金地獄に手を貸すことだと思うのすが・・・それで救われればいいですけどね。みんなが。
でも借金を増やすのに加担してしまうだけという結果になりかねない。

その責任は、この国に住んでいる限り、国民が負うことになる・・・
国の借金は、たとえ身に覚えがなくてもみんなの借金。
平等に降りかかってきます。
せこせこ働いて、(高くなるであろう)税金払って、ながーい時間かけて返済しましょうね。


年金も大事なんですけど、次の選挙の争点はそれだけじゃあないはずです。

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