今日は、先週行ったN響の定期公演で貰ったチラシから、
同じN響のクラリネット奏者・横川さんがプロデュースしているというガラコンサートが津田沼であると知り、
行ってみることにしました。サロン・コンサート「スペシャル・ガラ」です。
最初は、どうしようか迷ってネットでチケット取るのを見合わせていたんですが、
このガラコンサートというのはソリストが多く出てきて、色んな曲を聴かせてくれるものだそうで、
出演者もN響関係の人から、テレビで見たことある人など・・・
そういう演奏が聴けるチャンスはあまりないよな・・・と、当日券目当てに行ってきました。
席は、余っていた少しの席のうち、前から二列目。
普通は指揮者の背中が特に目だってしまう席で、しかも見上げて聴くため敬遠しがちですが、
今回のは指揮者なしの小編成のアンサンブル。関係ありません。見上げるほどステージも高くなかった。
それにしても、近い・・・まん前で演奏している感じ・・・テレビでみた人もいる。
編成は小さい分、一目で見渡せる。
管楽器など、息継ぎの音も聴こえる・・・凄い真剣に演奏してくれている・・・
目線があった奏者もいる・・・思わず恥ずかしくなってしまった。
曲の合間には横川さんがマイクでおしゃべり。管楽器だから演奏後は話すのが大変そうです。
会場は大きいのですが、これは当日券にしてら出来すぎの席。
国内で有名なソリストを集めての演奏なので、知らない曲でも凄くよく聴こえてしまう。本当に凄い。
指揮者がいないので、タイミングを合わせるのも、目線で合図してたり、バイオリンの動きを見てたり、
楽器でせーのっと合図してたり、細かいとこまでよく見れました。
プロ同士の演奏ならではって感じです。それにしてもN響のコンマスの篠原さんという人は、結構大柄だったんだ・・・
同じバイオリンの小林美恵さんの表情・・・キッと険しいかと思えば、リズミカルな部分では笑みも浮かべる。
各楽器の音色が綺麗です。オーケストラの演奏では多勢の中に埋もれてしまいがちですが、
実にいい音色が響いてきます。ファゴットの音を近くで聴くのはあまり機会がなさそう。
誰しも知ってるものではシューベルトの「ます」などを聴きましたが、実は言葉を正しく訳すと、
ますではなく「イワナ」が正解らしいというウンチクも聞けました。
なかなか揃わない人達が集まって演奏を聴かせてくれるという・・・
経歴をみるだけで、凄い人達なのは分かりますが、おそらく熱心なファンだったら、その有り難味を
もっと理解するのかなと思いつつ、今日は凄いよかった・・・
先週のオーケストラでの演奏より感動したかも。
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