maruの下手の横好き写真とつぶやき
写真を撮ったり、音楽(クラシック・ロック)をよく聴き、読書は古典(主に哲学中心)がメインです。全体主義社会の動きに警戒。
 



今日は、またもや演奏会・・・

恐ろしい・・・何かにハマると私はとにかく行ってしまう。

場所は佐倉の市民音楽ホール・・・
なじみは全くありません。が、この間N響の演奏会で貰ったチラシの束に入ってました。

行ってみて、いつもの船橋の市民ホールより小さめ。でも扇形に広がっているのはいいかなと。
これは小編成の音楽を聴くにはうってつけ。最後尾からでもよく見える。


誰でも絶対知ってる「四季」に、多分誰でもどっかで聴いたことのある、バッハの無伴奏チェロ組曲1番に、管弦楽組曲第3番など、
聴いてみたかった曲が多くてこれまた嬉しい限りですが、
最初はあの有名な四季をコンサートで聴いてみたい、という理由だけでしたが、後から
オリジナル楽器(昔使ってた楽器と同じ造りで、今のと音が違う)の演奏だと知り興味がもっと湧いてきて行くことに。
(場所も場所だし、どうせ当日券あるだろうと見越して。一応電話で確認しました)

当時の音楽家はその頃あった楽器を想定して作曲したのだから、演奏するなら作曲家の考えに近い
昔と同じ造りの楽器で、昔の奏法で演奏するほうがいいじゃないかという発想で、
数十年前からこういった演奏スタイルは広まったみたいです。楽団などによってアプローチは様々なようですね。

最初に買った「運命」も、解説にはオリジナル楽器使用とあったんですが、後から理解した次第(~_~;)
その後、18世紀オーケストラのモーツァルトを聴いて素晴らしいと思ってから関心が出てきたんですね。

結構有名な演奏家集団で、この代表格の人は昔の演奏スタイルを研究し、再現させることについては有名みたいです。
チェロが・・・首から下げて弾いてる・・・昔のチェロって今と違う・・・つーか違いすぎ。名前も正確にはバイオロンチェロ。
最初何の楽器かと思ったけど、バッハの無伴奏チェロ組曲を聴いて、やっとこれは今で言うチェロかって納得(^^ゞ

あと、チェンバロを始めて見ました。ピアノの小型版・・・音は全く違うけど。

いやあ、いい演奏でした。有難いことです。こういったいい演奏が聴けるとは・・・素直に感謝です。

そしてCDを買ってきました。
普通演奏会ではあまり買いませんが、古楽器演奏のCDは、家にある有名なイ・ムジチの四季(日本で最も売れたクラシックアルバム)と聞き比べたいので・・・
輸入版(多分最新)もひかれたけど、今回は18世紀オーケストラのオーボエ協奏曲(モーツァルト)が一緒に入っている国内版・・・
みたら、1979年の録音のものだ。

買うとサインがもらえるので、早速頂いてきました。
多分、欧州だったらやらないだろうなあ・・・どうなんだろうか?



(携帯カメラ・・・)

手前から二人目の女性がメインのバイオリン(サラ・クイケン)、次がバイオロンチェロのシギスヴァルト・クイケン・・・ややこしい、
あと、影にかくれてチェンバロとバイオリンの二人・・・
日本人で、赤津真吾という人もメンバー演奏してましたがサインはなしみたい。


思うんだけど、最近行った有楽町の演奏会にしても、ここの演奏にしても、
知らないうちに世界でも有名な人達の演奏に触れていたんだなあとびっくりしています。


ちなみに演奏もCDも聴きましたが、いいですねえ。これは。
人によってはあっさりしすぎるとか、音が嫌いとかいう事もあるとか・・・
でも、自分には凄くいいんですよ。
バロック音楽も、モーツァルトやベートーヴェンの時代の古典派の音楽も。
音も響きも新鮮です。

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