maruの下手の横好き写真とつぶやき
写真を撮ったり、音楽(クラシック・ロック)をよく聴き、読書は古典(主に哲学中心)がメインです。全体主義社会の動きに警戒。
 



今日は映画を・・・「チャーリー・ウィルソンズ・ウォー」です。
予告やCMと大違いの・・・いい意味で・・・ちゃんとした映画でした。

こういう場合もあるから観にいかないと分かりませんね(^_^;)


これね、過去の中東問題と現在の問題が絡むようになってて、奥が深い。
でも面白い部分もあったりして、そこはアメリカ映画ですね。

今読書中の本「ロビイストからの警告」(岸田治子著)を思い浮かべてしまった。
まあ、この本のことは後で書きたいけど、この映画に出てくる富豪の女性も、
やってる事はロビイストといっていい。
まあ、当時のソ連を止めるための活動で、悪い意味での活動ではないんです。

国を動かすのは極少数の人で、劇場の舞台裏で動いているのが現実です。
いま現在の世界の事だってそうですね。決して普通の人の知るところではない。


この映画、普通ならソ連をアフガンから撤退させて万歳で終わりですが、
ラストでは、(秘密裏での)武器供与をガンガンやった結果を考えさせられるようになってました。

そういえば、その後タリバンが勢力を拡大したときの内情は、映画「君のためなら千回でも」を観たので、それも思い出しました。

映画は結構約に立ちますね。
まあ、こういう映画は興業的には大きな成功はしませんけど。

最近の米映画は内向きです。足元を見直そうというか・・・いいことです。
でも、ベトナム戦争後にも、後から反戦映画は出てきましたが・・・
国民はすぐにナショナリズムを利用されて戦争肯定状態にコントロールされるからなあ・・・
心理学とか、脳の研究とかのプロに掛かったら、一般市民はイチコロなのかなあ・・・


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