maruの下手の横好き写真とつぶやき
写真を撮ったり、音楽(クラシック・ロック)をよく聴き、読書は古典(主に哲学中心)がメインです。全体主義社会の動きに警戒。
 





先週日曜日の夜のことです・・・

チャイコフスキーの弦楽四重奏曲第3番を聴きながら、新訳「カラマーゾフの兄弟」を4巻の半分まで読んだ頃・・・
正確には、ボロディン四重奏団のCDで「チャイコフスキー四重奏曲全集」の二枚目のCD(全集といっても二枚組だけ)に入っていた、第2番と3番を立て続けにBGMで聴いていて、
第3番の第3楽章が始まったとき、これは・・・聴いたことがあると思って、思わず本から目を離しました。
多分、誰もが聴いたことがあるんじゃ・・・
と思うのだけれど・・・
テレビ?か何か?映画? 記憶違いか・・・

悲しい音楽で、解説を読むと作曲者の知り合いのバイオリニストが死んだことに影響されて書いた曲とある・・・
そう、かなり悲しい旋律の葬送曲だけど、これを何かで聴いている。

何でこれがBGMかというと、交響曲と違って静かだし、よく知っている曲だと読書に集中できないし、
普段あまり聴かない四重奏曲とを静かにかけるのがいいんですが。
よく病院や歯医者とかの待合室で、心地いいクラシックの音楽が流れているけど、全然知らない曲だから頭に入る訳でもなく、ただ何となく聴いているという状態を狙うというか・・・

で、この四重奏曲の1番(CD一枚目)は有名な箇所があるので、2番と3番のある二枚目のCDを聴いていたのですが、
自分の中では3番の第3楽章が一番聴き覚えがあったとは・・・
といっても、出だしの部分(主題)だけですが。

大昔に買った名曲・名盤紹介の本にも、第3番は書かれていない。
1番が有名で、それ以外はあまり演奏される機会がないとまで書いてある・・・


いずれにしても、どこかで記憶の中に刷り込まれた曲だったに違いない・・・
そんな出会いもまた良しかな。

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