maruの下手の横好き写真とつぶやき
写真を撮ったり、音楽(クラシック・ロック)をよく聴き、読書は古典(主に哲学中心)がメインです。全体主義社会の動きに警戒。
 



アメリカの選挙でオバマ批判が大きいですねえ。

あの国も、本来の保守という方向に向かうのかどうかの分かれ目にきています。
今までは、新保守・・・ネオコンでおかしくなった。

そして、米ドルも怪しい・・・かなり怪しい状況になってくると予測は色々でています。

サブプライムの第2幕があるという指摘もあります。

で、以前ここで乗せた中に、オバマが途中退陣して、ヒラリーに入れ替わるというという
本で読んだことを載せた事がありました。
副島隆彦著の本、オバマが当選した頃からそう予測されてました。

この人の本では、今年後半から、米経済は堕ちる。
数年続く。
米ドルの暴落があり、帝国の地位から落ちる。

なんだか、そういう流れになってきました。


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先日、戦略についての本からいくつか話題をだしましたが、
孫崎亮著の本で、「日米同盟の真実」という本も、以前ここで取り上げたことがあります。
ちょっとわき道で、海外の人は日本人と戦略について、どう思っているか、
というのを知るのも一興だと思います。

と、その前に、一つ問題。
著者が講演などで話しをする事があるそうですが、
「カラスの集団にフクロウの集団が襲ってきたので、カラスの王様が、
大臣達を集め、対応策を協議させ意見を求めてきます。さてどう回答するか?」
答えは後ほどコメントで・・・笑


以下、本からの簡単に意味を変えない程度に手短にして紹介してみます。

外交や政治の本で何度も出てくる米の有名な人に、キッシンジャーという名前があります。
この人の日本人評で有名なのが、
・日本人は戦略的に物を考えず、常に経済的に考える。

さらに、
・論理的でなく、長期的な視野もなく、単調で、頭が鈍い。ソニーのセールスマンのようだ。

日本人を嫌っているのかもしれませんが、うーん、当たっています。
長期的視野については、全ての分野において・・・という気もします。


他、米国の学者の文献に出てくる日本人の戦略評として、
・日本人は安全保障の本質は全く理解できない。日本人は猿みたいだと言わざるを得なくなる。
・日本人の話を聞いていると、防衛という概念が存在しないかのようだ。
・日本人は安全保障の問題に無知だから、我々がガイドラインを作成しなくては、という気分になる。

こうしてみると、いつも海外から色々言われてから日本が動く・・・
というのも、分かる気がします。海外の国が厚かましいのもありますが、
日本が自分で判断できる事も(もちろん米のお許しが必要な事もある)満足にできないから、
結果として、お前らわかってないなあ・・・・じゃあこうすれば?という事に繋がる訳ですね。


有名な孫子の兵法があります。敵を知り己を知れば・・・・の部分だけ有名になってますが、
その中に、
「上兵は謀を伐つ、その次は交(盟)を伐つ、次は兵を伐つ、その下は城を攻む」

日本人が好きなのは、兵と城ですねと、著者は指摘しています。
謀と盟については、徳川家康的なのかな。
信長・秀吉は、兵と城っていう感じですね。

正々堂々っていうのが、どうも日本人は好きなのでしょう。
勿論、悪い面ばかりではなく、それが評価される場面もあるし、個人的に謀ばかりの国に
日本はなって欲しくない訳です。
でも謀に対して防衛する意味でも、その分野に精通して先を見越す目がないと、駄目だという事でしょうかね。

日本人は、自分たちが国際的に評価が高いと思っているかもしれませんが、
決してそうでは無いと自覚する事から始めないといけません。

特にいま、前原外務大臣は何をやっているんだか。偽メール事件との時と同じく、
イケイケで事を始めるのですが、先を見越す目がありません。
あのときと、ダブってみえてしまいます。
メディアは反小沢ばかりですが、
見るべきところが見えてないのか、見て見ない振りをしているのか?


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