maruの下手の横好き写真とつぶやき
写真を撮ったり、音楽(クラシック・ロック)をよく聴き、読書は古典(主に哲学中心)がメインです。全体主義社会の動きに警戒。
 

QUEEN  


いやはや、QUEENの映画の観客動員数が多いらしいので、
嫁と一緒に行ってみた。
チケット予約で、前の日にみていて余裕だと思ったら、
当日になったら結構埋まっていてびっくりした。

当時、凄い才能だと言われていて、
中学生のときCMでかっこいい曲が流れていたり、
それ以外にも、あちこちで使われているし、
高校の時にはライブエイドがあったりで、よく知ってはいたものの、
真面目に聴くこともなかったグループだった。
AIDSで亡くなったとき、
当時はゲイだからという言われ方をしていたのは良く覚えている。

レコードを買うようになり、一枚ベスト盤を買ったのみで、
そこから発展しなかったものの、映画を観ると凄さが伝わる内容で、
今日は中古でライブ盤のCDを一枚。

映画に行ってみて、ロックはいいなあと思う。
90年代途中から、方向性が怪しくなり、さらに、
最近の洋楽アーティストは、おしゃれなんだろうけど、
自分で演奏するスタイルでは無くなってきている感じだし、
単調なリズムで、何かこう、みんな同じじゃないかと思う。

それにしても、あの大観衆を一気に引き付ける力。
自分はパフォーマーだと言う姿は、マイケルジャクソンにも共通する。
そして、常人ではついていけそうにもない生活も。
最期のライブエイドのシーンは圧巻ですね。
ビートルズの映画も観ましたが、これから増えていく気がする。
今流行りのアーティストより、過去の有名なアーティストのライブを、
あの音響でどんどんやってくれないかなあ。
クラシックも、カラヤンの映像で上映するシリーズがあると知ったけど、
やはり、ロックが似合うよ。とっくにDVDで販売されているものでもいいし、
そういうのを、迫力の音響で観る機会があれば、いいのになあ。
洋楽でぜひ企画してほしい。



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昨日、コーヒーのイベントがあって、
いろんな店の味を少量づつ味わえる企画に行ってみた。
店の違いもあったけど、有田焼フィルターで淹れた味がまろやかで、
違いって分かるもんだなと思った。

ついでに、小型のコーヒーミルを買ってかえった。
今は、嫁の拘りでミル付きのコーヒーメーカーを使っているけど、
粉の細かさを調整できるもの・・・にチャレンジ。
ポーレックス コーヒーミル ミニというやつだった。
販売員の説明もあったし、小さいから保管も楽だし、
セラミックの臼だから、洗うのも楽。

試してみたけど、これ、調節の違いが味の差ですぐに分かる。
まだ2回しか使ってないけど、挽き方を調節して、
すっきり味、まろやか味が分かる・・・違いの分かる男でほっとした。
ゴリゴリ挽くこのひと手間だけで、こうも変わるか・・・
成程、コーヒーに凝ってしまう人の気持ちもよく分かる。

オーディオもそんなところがある。
今やCDを聴くのでさえ、面倒な時代らしい。今日、中古CD買ったけど、
店で、そういえばCDなんて何年も買ってないね、という会話を聞いた。
自分としては、CDは手抜きのようなイメージでいたけど、
今やひと手間かけて楽しむものになっていたのか。レコードなど尚更だ。

物で生活が豊かになるわけじゃない。
豊かさとは何かとなると小難しい。
でも何となく、不便さを伴った機械を使うと、何かほっとするし楽しいのは確かだ。

簡単便利な物じゃない。むしろ、使う人に何かを要求してくる物。
使う時の手間、お手入れ、感性や知識とかも必要なんだろうけれど、
便利さを追求すると、面白みのない機械になってしまう。
そこには悦びは感じらない。
自分の好みを具現化するためのもの・・・その為には何か手間が要る。
その道具としての物。それを使っている事が楽しいという事か。
だから、何か具体的な目的がないと始まらない。

世の中がもっと進んで、ボタン一つで何でもできる・・・
美味しい物が出来上がる、観たいものが観れる、音も自由自在、手間暇不要、車も自動。
考えることも不要、答えは人工知能が教えてくれる。
無駄も一切ない効率的な世界。目的すら考えなくていい。

そんな世の中で、生きる意味を見出す事は出来るのか?
生きにくさには、色々な理由があると思うけれど、
便利すぎってのも、関係してくると常々思ってしまう。

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