僕らはみんな生きている♪

生きているから顔がある。花や葉っぱ、酒の肴と独り呑み、ぼっち飯料理、なんちゃって小説みたいなもの…

その向こうに

2013年02月26日 | SF小説ハートマン




何があるのだろう

「トンネルを抜けるとそこは雪国だった」と川端は説明した
だが今、そこが雪国でないことは明白なことだ
宇宙に雪はない
そもそも水分が存在しないのだから

暗黒であるはずの宇宙が
何故まばゆく光り輝いているのか

光が何かにぶつかり、その結果輝きという可視光線に変化しているのだ
何かとは何か
それは物体であったり、空気であったりするのだが
この宇宙空間にそれはない
あるとすればダークマターなのだが
その存在が予測された時から
それは光の振動を妨げることは皆無とされてきた

つまりその

透明なガラスのようなもので
室内から窓の外を眺めると
風は入ってこないが
景色は全く変化無く見ることができる
といったものである

ガラスはあんなに硬い「物質」なのに
光は抵抗なく通す
ガラスに穴が空いているのかというと
そうでもない

何光年も離れているところから飛び出た光が
 光は秒速30万㎞×60秒×60分×24時間×365日×何光年ってどんだけ?
誰にも邪魔されずに飛んできて地球の人がそれを見て…

反対に、どこかで誰かが(何かが)
地球を見て考えているかも知れないじゃないか…



















コメント
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