ユネスコに登録されたことを祝う式典があった
4台だけだが、綺麗どころの山車が市役所前に勢揃いした
すっきり晴れ渡った青空に映えてかっこいい
式典なので仕方ないとは思うが
30分以上延々と政治家達の祝辞があり(その全てが)
登録されたのは自分たちの働きかけがあったからだと宣伝している事に
あきれるより笑いが出た
やっとくす玉割りとなり
紐を引くのに祝辞の来賓がずらりとならぶ
しかも順番がキッチリ決まっている(そんなもん市長がひとりでやればいいのに)
テープカットもそうだが、昔はひとりで切ったものだ
今は何人も並んでテープをずたずたにしてしまう
(あれはいつ見てもみっともないと思う)
実際の山車関係者は寒い中待ちぼうけだ
木遣りが始まり、お囃子が打ち鳴らされると
やっと庶民の出番だ
祭りは誰かの宣伝のためではなく
その町に暮らす人々みんなの幸せ祈願の為に行われてきた、という
宮司さんのお話が一番心に残った。。