僕らはみんな生きている♪

生きているから顔がある。花や葉っぱ、酒の肴と独り呑み、ぼっち飯料理、なんちゃって小説みたいなもの…

黄昏のYOKOHAMA

2013年01月08日 | ウォッチング








船が出るぞ~








この船は出ないぞ~








寒風の大桟橋
バスが出るぞ~








寒すぎてカップルもまばらだ
タクシーが出~っ  つまらん      













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星降る夜に…③

2013年01月07日 | SF小説ハートマン





5つの音に誘われて全国から集まってきた人がいる
ある人は大型宇宙バスで
ある人は個人のスペースギアで
ある人は鉄道で








みな昔からの友達に再会したかのように微笑み
星に触れ、ハグすることで幸福感を味わうのだった









プロセッサーSAKAMOTOは
宇宙を満たすブラックマターの感覚そのものだ、
温かい触覚と音楽、可視光線、β電磁波の融合が
人の幸福遺伝子を刺激している、分析した








みんなに好かれる訪問者
エイリアンのイメージを一新する星たち








若田記念国際宇宙空港は幸福感に包まれている



かのように見えた…
















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星降る夜に…②

2013年01月06日 | SF小説ハートマン




地球に到着したと思われる物体からは
相変わらず光とβ電磁波が放出されていた

宇宙検疫隊が自衛隊とNASAの協力を得て監視を続けている

およそ72時間が経過した頃
物体から音が聞こえ始めた
それは正確に5つの周波数で順番に2秒間ずつ発せられ
3回鳴った後10分休むことを繰り返していた

テレビのニュースを見た子供が
昔の鉄道博物館で見たロマンスカーの警笛だ、と叫んだ

コミュニケーションを欲しているのかも知れない…

現場にSAKAMOTOが招集された
SAKAMOTOは日本生まれだが、宇宙通信音楽理論で世界的権威で
U&U(ユニバーサルユニバース:2050年ナスカに設立された宇宙大学)の特別委員の肩書きを持つ
星間音波がブラックマターの基盤だと初めて証明したことにより一躍有名になった


さらに72時間が過ぎると、
音は次第に小さくなり消えてしまうかに見えたが
物体の中心が白く形を現し始めていた

鳥か?








物体の一部が粘液のように広がったかと思った瞬間
人間の子どもと思われる生物が絞り出された
しっかりと直立し歩き始める…








歩いた後に奇妙な物が残されていた

卵なのか?








そして次々と成長を始めた異星人達
どこから?そして目的は?
SAKAMOTO教授の分析結果は?





つづく

































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星降る夜に…①

2013年01月06日 | SF小説ハートマン


さいたま市にある若田記念国際宇宙空港は
今日もC3-PAX惑星への出発便で混み合っていた





定位置に付いた隊員のひとりが
レーダーに光を感じた

この時間に航路を横切るデブリはないはずだが…








星の形をしたデブリは空気との摩擦で発熱し
七色に輝きながら地球に衝突した
いや、衝突と言うより着陸と言った方がいいかもしれない
通常感じるはずの衝撃波が全くなかったからだ

ソフトランディング?
隕石やデブリにしては何か変だ
誰もがそう感じた








着陸地点の回りに非常線が張られ
すぐに調査が始まった
異星からの訪問者だということは
表だっては誰も口にしないが
もう宇宙検疫官だけでなくみんな気付いていた








地球にはない不思議な素材でできている
指で押せばへこむほど柔らかく、ほのかに温かい
わずかだがβ電磁波を放出している




つづく












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時を越えて…TOKYO③

2013年01月04日 | ウォッチング



辰雄、きれいだね
うん

イルミネーションって何で綺麗なんだろう?
う~ん、なんでって、う~ん

綺麗だからいいよね
うん

寒いからかも知れないね
大体冬やるよな

夏じゃダメだよ
そうかな、でも何で?

寒いからいいんだよ
空気が澄んでるから?



空気よりこれかな

留美子はそう言って辰雄の腕にしがみついた



夏より冬の方がくっついていたいもん
寒いからな

くっついてた方が綺麗に見えるし
うん

きれいなのっていいよね
うん、いい

記念写真撮ろうか
うん、ここで撮ろう


辰雄と留美子がここで一緒に綺麗なものを見たんだって証拠にね
うんと寒いからぎゅってくっついてたんだって思い出すようにね
きれいなのっていいねって言ってたんだって忘れないようにね。


ファインダーの中に
瞳にイルミネーションを輝かせて微笑む留美子がいる

でも辰雄のカメラには写らない


いつもどおり辰雄はカメラの絞りを調節し
きちんと留美子にピントを合わせてフレーミングをしてから
いくよ、とシャッターの合図をした


きれいなのっていいね

もう一度声が聞こえた


長めのシャッター音の後、一眼レフのミラーが戻ると
にじんだイルミネーションの中に留美子の姿はなかった。












































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時を越えて…TOKYO②

2013年01月03日 | お知らせ



東京駅は中もすっかり新しくなっていました。

日本の中心の駅だけあってとっても広くてオシャレで
迷子になってしまいそうです

取りあえず八重洲口と丸の内口の方向だけ押さえておいて
トイレを探したりなんかして…

駅から出るとそれはもう
ブランドのお店が並んでいるので
ちょっとマイム、いつもの汚い格好では入れません

ふらふらして結局コンビニでおにぎりを買っちゃったりなんかしてる内に
夜のとばりがいつの間にか下りています
さすがに人の波は去っていました

明かりに照らし出されたTOKYO STATION

きれいで素敵!




こちらは南口方向








こちらは北口方向







北口のタクシーロータリーより








正面の通りを挟んだ広場?は
記念写真を撮る人が数人、冷たい風の中で
みんな何故かはしゃぎながらカメラを向けていました














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時を越えて…TOKYO

2013年01月03日 | ウォッチング


旗日(はたび)


マイムが小学生だった頃
父は朝いそいそと国旗を門に立てた

片付けるのはマイムの役で
旗竿の先端に付いている金色の珠を扱えるのが嬉しかった

それは多分ガラス製で旗竿の先端に差し込むのだが
すぐに抜けないように
10㎝くらいの棒と、棒の左右に
くの字に飛び出た針金が付いていた

針金はバネの役目をしていて
旗竿の先端に差し込むと
丁度良い堅さでがたつくことなく収まった









Over The Century
生まれ変わったTOKYO STATION









故郷へ向かう人、帰る人
皇居で万歳する人
通勤ラッシュ並みの混雑で
駅員さんも必死の誘導をしています








この場所へ来ると何故かみんな和やかな笑顔になって
上を見上げます
なんでみんな上を見るの?と
他の人の仕草につられて見上げます








新しくなったのね
いやいや、前からあったんだよ
東京駅の南口と北口の両方同じ天井です
素敵なデザインなり。。














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