probably music 2.0

気になる音楽、懐かしい音楽、たぶん音楽、ときどきべつのこと・・・。

(新)ベストアルバムを語るわよ!(184)

2020-04-10 11:00:31 | その他のCD

・A Decade Of Hits - Kenny Rogers

今回は、Kenny Rogersが、
1997年にリリースしていたらしい
ベスト盤"A Decade Of Hirs"です。

ソロ時代だけに限っても、
ヒット曲が多い人ですので、
ベストアルバムも、当然のように、
たくさん出ているのですが、
自分も、この盤も含めて、
全部で3枚持っております。

その中では、この盤を、
一番後に入手したのですが、
先に持っていた2枚のアルバムには、
80年代に、レーベルを移籍して、
Adult Contemporary路線に
舵を切ったころのナンバーが、
ほとんど入っていなかったので、
そこらあたりを網羅している盤が、
あったらいいのになぁ...
と思っていたところに見つけたのが、
このアルバムで、まさに、
ほぼ思いをかなえてくれる選曲でありました。

ただ、移籍後初のアルバムで、
"Islands In The Stream"の
No.1ヒットを生んだ83年のアルバム
"Eyes That See In The Dark"
からの選曲が、???なんですよね。

追悼記事でも選曲した、"This Woman"や、
タイトル曲など、シングルカットされた曲が
選ばれておらず、カットされなかった
"Buried Treasure"というナンバーが、
なぜか入っているんですよね。
他のアルバムからのナンバーは、
すべて、シングル曲が入っていますので、
この点が謎で、唯一の不満ですね。

曲は、85年リリースのアルバムで、
あのGeorge Martinプロデュースの、
"The Heart of the Matter"
からのシングルで、Hot100では72位、
カントリーチャートでは、No.1に輝きました
"Morning Desire"にしました。

曲の作者は、74年の大ヒット
"Please Come to Boston" で知られる、
SSWの、Dave Logginsであります。


”Let Go"

2020-04-09 10:55:04 | 同名異曲
今回の同名異曲は、"Let Go"です。
どちらも、80年代終盤。

まずは、Cheap Trickの"Let Go"です。



あのNo.1ヒット"The Flame"を生んだ、
88年リリースのアルバム
"Lap Of Luxuary"の1曲目に
入っていたナンバーでしたね。

アメリカでは、シングルカットは、
なかったようですが、ロックチャートでは、
35位まで上がっていたようです。
また、オーストラリアでは、
シングル発売されていたらしく、
75位まで上がっていたみたいです。

曲の作者は、Rick Nielsenと、
Restless Heartの87年のヒット
"I'll Still Be Loving You"などの
作者でもある、
Todd Cerneyという人でありました。

そして、もう1曲は、
89年に、Hot100で34位、
R&Bチャートでは2位まで上がっていた、
この"Let Go"です。



Atlantic Starrの、初代女性ボーカリスト
として知られる、Sharon Bryantの
同年リリースの初ソロアルバム
"Here I Am"からのカットでしたね。

音のほうは、いかにも、
80年代の終わりの頃の感じの
サウンドですが、ボーカルは、
さすがの巧さでありました。

アルバム"Here I Am"には、
Steve Perryが、84年から、
85年にかけてヒットさせていた
"Foolish Heart"のカバーも入っていて、
こちらもシングルカットされ、
Hot100では、90位止まりだったようですが、
R&Bでは、こちらも、
最高位7位の好成績を収めておりました。

"Foolish Heart"は、Sheena Eastonも、
カバーしていましたが、
女性シンガーに、
好まれるタイプの曲なのでしょうかね。

今週の気になる新曲2曲。

2020-04-07 19:36:43 | 最近の洋楽
今回も、アメリカ応援の、
カントリーソング2曲です。

まずは、"Die A Happy Man"や、
"Life Changes"などの
ヒットで知られる、
Thomas Rhettが、
Reba McEntire、
Lady Antebellumの
Hillary Scott、
さらに、Chris Tomlinに、
Keith Urbanという、
世代を越えて人気がある、
カントリーシンガー4人と
コラボした新曲"Be A Light"です。



すでに、2年くらい前に、
書かれていた曲らしいですが、
今こそ、こういうポジティブな
メッセージが込められた曲を
リリースするときと思い、
4人に持ち掛けて、
レコーディングした曲とのことです。

もう1曲は、日本の
3ナントカとかより、
よほどわかりやすい、
合言葉になっている"Stay Home"を、
まんまタイトルにしちゃった、
ナッシュビル出身のデュオ、
Big & Richの、こちらのナンバーです。



こちらも、落ち込み気味の気分を、
曲調だけでも、楽しくさせてくれる、
そんな感じのナンバーですね。

誰か、歌詞の対訳つけてくれないかな...。

80's #176

2020-04-06 10:08:15 | 80年代のお気に入り曲200曲
80年代のお気に入り曲、200曲、
第176位は、L.A.出身の、
この女性シンガーの、86年の、
このヒット曲です。



Belinda Carlisleの
"Mad About You"ですね。
(Pop #3)

同年にリリースされた、
ソロ1作目となったアルバム
"Belinda"からの1stカットでありました。
カナダのチャートでは、
堂々、No.1に輝いていたようです。

Belindaといえば、この翌年に、
"Heaven Is A Place On Earth"が、
世界中のチャートを席巻して、
日本でも、大人気曲となりましたが、
個人的には、ちょっと、あの頃は、
「イイ女」感に磨きがかかり過ぎて、
まだ、The Go-Go's時代の、
「いなたい」感じが残っていた、
この、ソロデビューヒットのほうが、
好きでしたね。

Belindaさん、近年も、
比較的、よく日本に来てくれておりますが、
ことしは、1月に、ビルボードライブに、
来ていたみたいですね。

なお、Belindaさんは、
The Go-Go'sとしても、このランキング、
もっと上のほうで、登場する予定です。

Time Machine ~1992~

2020-04-05 09:50:24 | 懐かし洋楽
今回は、1992年の今ごろ、
チャートインしていた曲、
The Smithereensの
"Too Much Passion"です。
(Pop #37)



ニュージャージー州出身の、
ベテランバンドである彼らの、
前年リリースの4thアルバム
"Blow Up"からの2ndシングルで、
89年のシングル"A Girl Like You"に続く、
2曲目のTop40ヒットとなりました。

自分は、このグループ、
88年のシングル"Only A Memory"が、
一番好きなのですが、
ロックチャートでは、
1位になっていたものの、
Hot100では、92位止まりだったようですね。

さて、The Smithereensですが、
現在も活動中で、最も新しい
スタジオアルバムは、
2011年リリースの、文字通り、
"2011"になるみたいです。

また、予定通り行われるかは、
わかりませんが、初夏から秋にかけて、
82年の"Someday Somewhere"の
ヒットなどで知られる
Marshall Crenshawとの、
アメリカ国内ツアーが、
決まっているようですね。

https://www.officialsmithereens.com/

1992年4月4日付けのビルボードHot100
です。

1位は、日本では、ご本人出演の、
頭痛薬のCMでも使われた、あの名曲です。