爺のつぶやき

石狩川のほとりに住む田舎の爺です。見たり聞いたり、その日の出来事などをつづっています。

おコメのはなし

2018-03-07 19:37:42 | あれこれ


おコメのはなし


このほど日本穀物検定協会が発表した「2017年産米の食味ランキング」で最高級コメとして有名な「魚沼産コシヒカリ」が「特A」から「A」に格下げになった。



食味ランキングでは品種、産地ごとに毎年コメの食感、香り、匂いなど、5段階で評価している。産地の農協や農家は「特A」を誇りとしてコメ作りに日夜努力している。



魚沼産コシヒカリは28年連続で最高位「特A」を維持し、東京の店頭では5キロ袋がおおよそ3000円台と最高値で売られている。


一般的にコメの栽培は5月の田植えから10月の刈り取りまで半年にわたって行われるが、その間の天気が極めて重要になる。


魚沼地方は7月・8月は雨が続き日照不足、9月は低温、10月は台風に襲われて、この天候不順がコメの食味に影響したらしい。


いま、全国で美味しいコメの品種開発「特A」獲得に向けて産地間競争が激しさを増し、今回も魚沼産がランク落ちするほど顔ぶれが変わった。



北海道では ゆめぴりか・ななつぼし が、「特A」で ふっくりんこ が「A」となった。

かっては量販店やスーパーなどでコシヒカリやあきたこまち、ひとめぼれ
などの府県産ブランド米が売れていたが、最近はほとんど店頭から消えてしまった。



道民は北海道産のおコメを食べている。地元で採れたお米を地元の人が食べるってなんだか当たり前のように思えるが、昔は本州産のコメを食べていた。


北海道米が、こうまで地元住民に愛され、支持される存在となった背景には関係者の並々ならぬ努力があったわけで、一道民として本当に誇りに思う。



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