きょう財務省決裁文書が報告される
財務省は「森友学園」への国有地売却に関する決裁文書に書き換えがあったと明日12日国会に報告することを明らかにした。
9日に近畿財務局の職員が神戸の自宅で自殺したことが判明し、森友の国有地売却問題で批判を受けていた佐川国税庁長官が辞任した。
今の今まで決裁文書が改ざんされていたかを問われても太田近畿財務局長も麻生大臣も文書は大阪地検にあり「捜査に影響があると」明確にしないできた。
パソコンで作成したのだから隠ぺいのためにわざわざ消去、削除しない限りデーターは残ってすぐ出せるはずと思うが不思議な話である。
このことについて、安倍総理などは「私はこの話、あずかり知らないもので答えようがありません」となんとも他人事のように無責任な答弁をしてきた。
そもそも何を問われているかと言えば、安倍首相自身とその妻昌恵さんの関与が疑われている森友学園の決裁文書改ざんである。
決裁文書の改ざんなどできないことは役所勤めの人なら誰でも知っている。それが誰しも認めるエリート集団である財務官僚が改ざんしたという。
公文書の改ざんは犯罪である。誰のために、何のために、それにしても総理の妻が名誉校長を務める小学校にタダ同然に払い下げるためだろうか。
誰が直接指示したのか、誰かの意向を忖度した結果なのかわからないが、権力者の意向を唯々諾々くむ政治を続けさせてはならない。
記憶にない。記録は捨てたと嘘をつき、公文書を改ざんまでして権力者の顔色を窺う官僚が出世するようなことはあってはならない。
そのことを続けさせるわけにはいかないと、勇気ある一人の官僚が改ざん文書の存在を国民に知らしめる行為か、もしくは内閣に人事権を握られていることへの復讐かよくわからないが、
いずれにしても、権力の暴走を止めるために
誰のために、何のために、書き換えたのか。
徹底して追及してほしい。