4週間の入院を経て
12月中旬に検査入院し、まさかのガンと言われ1月に手術入院と、病院で4週間過ごした。幸い的確な治療と看護のおかげで今では少しづつ日常生活を取り戻しつつある。
病院に入院していた当時を振り返ると、この年まで、入院をしたことがないため手術後の身体の痛みで眠れず夜中に看護師さんを何回も呼んだ。
「じわっと押される痛みのつらさ」。「ぐうっと差し込んでくる痛みのつらさ」。「症状は・・・?」と看護師さんに聞かれても、それを言葉で表すむつかしさを感じた。
病室には急な対応を要する患者、つらい症状を訴える患者さんがいる。そんな中ちょっとした症状をお願いするのはずいぶん躊躇し我慢したことも何度もあった。
少しずつ体調が回復してくると、日常とかけ離れた病室でひとり病気と向き合う時間は非常に長く感じた。
そんな時、看護師さんの一言や、笑顔は病気を乗り越えるエネルギーを与えてくれる。
看護師さんは、見る。聞く。触れる。嗅ぐなどの五感を通して患者の状態を知るということも入院中に知った。
今回入院した4週間、ずいぶん看護師さんにはお世話になりました。