21日、メットライフドーム

日本ハム4-7西 武
ビヤヌエバに待望の一発

昨日は日本ハムの中継がどこにもなかったので、朝刊を見ると西武に7-4で逆転勝ちしていた。
1点を追う四回1死一、二塁で打者ビヤヌエバ。フルカウントから松本の142キロの直球を豪快に振り抜いた。強烈な打球は瞬く間に左翼席へ飛び込んだ。
オープン戦は30打数3安打、打率・100と不振。実戦17試合目の待望の一発に本人は「やっと一本出てくれてうれしい」と安どの表情を浮かべた。
昨年パ・リーグ最少の93本塁打で打線の底上げを期待して大リーグでシーズン20本を記録したビヤヌエバを昨オフ巨人から獲得した。
栗山監督は「桜咲くのを心待ちにして俺が一番、待望していた」と逆転3ランにホッとした様子。ビヤヌエバはこの一発に目覚めてどんどん打ってくれることを期待したい。
18年、19年と2年連続チーム打率と総得点がトップの西武。しかし対照的に防御率はリーグワースト。日本ハムはニール、高橋、松本の3本柱の一角を崩した。強い西武と言われても必ずチャンスがある。
