爺のつぶやき

石狩川のほとりに住む田舎の爺です。見たり聞いたり、その日の出来事などをつづっています。

菅首相の無責任さ

2021-01-27 09:15:28 | つぶやき
河井安里議員の有罪判決

公職選挙法の買収の罪で東京地裁に有罪の判決を言い渡された河井安里議員が議員辞職しないままでまだ国会議員として歳費が支払われ続けている。

安里議員は安倍首相や官房長官だった菅義偉首相の主導で擁立され、当選後は二階俊博幹事長の派閥に入った。夫の克行議員も菅首相の後押しで法相になった。

きのう26日の衆院予算委員会で道内選出の本多平直議員が菅義偉首相に「政治とカネ」の問題に対する過去の言動と現在の姿勢について質問していた。

菅首相は野党時代に政治資金規正法違反罪で起訴された旧民主党議員の辞職を求めたことを指摘されると、十数年前のことで記憶にないと答弁した。

2010年2月の衆院予算委員会で小沢一郎資金管理団体の土地購入をめぐって石川知裕議員について「国民の信頼と負託に背き、国会の名誉をおとしめた」と辞職を要求した。

当時の鳩山首相にも「極めて異常な事態だ。小沢氏は説明責任を果たしておらず、首相の対応も果たしておらず。普通の政党ではありえない」と追及もしている。

本多議員に「この時のあなたは、どこに行ったのか」と追及された首相は「即座に思い浮かばない」「記憶にない」とはぐらかした。

また、自民党本部が河井氏の陣営に送った1億5千万円もの選挙資金が支払われた。このうち1億2千万円は国民の税金から支出される政党助成金である。

党から支出されたこの金が買収事件につながったと思われるが、事件内容を避けるように「検察に資料が押収されている」と言ってまともに答弁をしない。

国民に118回もウソをついてきた前首相を引き継いだ菅義偉首相もまた、テレビ中継で国民が見ているというのに言行不一致と無責任な答弁まで引き継いでいる。




コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする