創価大2キロで抜かれ総合V逃す
創価大 2位でゴールする小野寺勇樹選手
創価大が箱根を想定して練習した桜山公園パワーアップロード
昨日は、2年前から地元深川の合宿施設「エフパシオ」に9月1か月間滞在していた創価大(東京)の応援のために箱根駅伝をテレビで見ていた。
その創価大は往路優勝し、復路の9区まで首位を守っていた。最終10区では3分19秒差、アンカー小野寺選手で総合優勝間違いないと安心していた。
しかし、その10区でドラマが待っていた。駒大アンカー石川拓真選手が区間賞の走りで、あと2キロのところで小野寺勇樹選手が捉えられ逆転されてしまった。
小野寺は泣きそうな顔で、ゴール直後に倒れ込み担架に乗せられ、係員に酸素吸入を受けたが、初の総合優勝のプレッシャーを一身に背負った結果だったらしい。
創価大の榎木和貴監督は実業団のコーチの時、地元深川で合宿し、創価大の監督に就任した2年前から再び深川で合宿地元桜山公園のパワーアップロードで選手の育成強化を進めてきた。
残り2キロで首位から落ちての総合2位、それでも「選手が頑張ってくれたという思いの方が強い」と榎木監督は語り表情は晴れやかだった。
榎木監督と親交のある合宿施設「エフパシオ」の篠原孝法さん(62)は「安定したレース運びで素晴らしかった。合宿の成果が実った」と大喜びだ。