リョウの近況

筆不精のリョウが親・子・兄弟・親戚・友人・知人・幼なじみ達と彼らの友人達にお届けする究極のエコ便りです。

読書(11)

2017-11-02 10:54:57 | NZにて
ハロー!

9月に読んだ本
 ① 公園のメアリー・ポピンズ   P.L.トラヴァース著 林容吉訳   株式会社岩波書店
 ② 中韓以外みーんな親日     酒井亨著             株式会社ワニ・プラス 
 ③ 総理             山口敬之(のりゆき)著      株式会社幻冬舎 
 ④ 言語小説集          井上 ひさし著          株式会社新潮社
 ⑤ 黒いプリンセス 警視庁行動科学課  六道慧(けい)著      株式会社光文社
 ⑥ 十津川警部 記憶       西村京太郎著           株式会社双葉社



10月に読んだ本
 ① トッカン 特別国税徴収官   高殿円(たかどのまどか)著     株式会社早川書房
 ② 星の王子さまと永遠の喜び   ルドルフ・プロット著       株式会社パロル舎
 ③ 儒教に支配された韓国人と中国人の悲劇  ケント・ギルバート著  株式会社講談社
 ④ 終わった人          内館牧子著               〃 
 ⑤ ガン再発す          逸見政孝著 逸見晴恵補筆     廣済堂出版
 ⑥ 自信のない女がブランド物を持ち歩く  マークス・寿子著     株式会社草思社



今回初めて英語の本を借りてみました。CD付きのレヴェル1です。2冊とも内容が分かっているので楽でした。各章の終わりに問題が設定されています。
しかしどこの国でも「ハイジ」は可愛くないんですよ。日本で見る「ハイジ」が一番可愛いと思っています。
 ⑦ Heidi Johanna Spyri著     OXFORD UNIVERSITY pres
 ⑧ MALALA Fiona Beddall著     Scholastic L.t.d 出版
 ⑨ ベルリンからの激震      落合信彦著            株式会社小学館
 ⑩ ニュージーランド先住民 マオリの人権と文化
           平松紘、申惠ボン(しんへぼん)、ジェラルド・ポール・マクリン共著
                                   株式会社明石書店



植物園

2017-10-26 13:01:57 | NZにて
ハロー!

先日桜の開花情報を聞いてあの広いドメインのどこに桜の木があるのか探しに行きました。
ドメインの噴火口跡地辺りの周辺を1周して5本の桜の木が丸く輪になって植えられているのを見つけましたが全部まだ固い蕾で開花の様子は全くありませんでした。
他の場所なのだろうと思いましたが既に1時間歩いていたので再度出直すことにしてこのドメインの中にある植物園を覗いてみました。

ここは Winter Garden(ウインター・ガーデン 冬の庭)と名付けられていますが一年中オープンしていて入場無料です。私は時々お花を見に行きます。

Cool House(涼しい館)とTropical House(温室)がありますがもう一つNZのジャングルを再現したような所もあります。遊歩道もあるので安心してジャングルに入って行けます。

入り口は涼しい館の方からですが入口近くまで行くとお花のいい香りが漂ってきて癒されます。
良い香りに癒されながら人が居なくなったところでパチリ!

















温室とジャングルはまた別の日にUPすることにします。


天気予報

2017-10-19 13:11:14 | NZにて
ハロー!

最近の日本の天気は驚くほど変化が激しいようですが体調を崩されないように風邪など引かないように、体調管理をしっかりしてください。

日本の天気予報はほとんど外れることもなく、もし外れても気象予報士さんが謝ったり外れた原因なども教えてくれたりしていますね。
こちらでは一般的に当たらない、当たるはずがないと思っている人がほとんどです。

私はNZオフィシャル天気予報をネットで見ていますが自分で予想もしています。雨が降るのか降らないのかだけですが。
はっきり言って明日の天気までは予想できますが明後日以降を予想するのは無理があると思います。
何故ならば雨雲を捉えるレインレーダーの範囲がとても狭いのです。
ですから明日の天気は99%当たっています。夕方になれば明後日の天気も予想できますがそれ以降は私にはできません。

オフィシャル・サイトはコンピューターで10日後まで予想しています。数日先の天気を信じている人は外れると感じるのだと思います。
そして1年中晴れ、曇り、雨のマークの3点セットが多いのです。
NZは1日の中に四季があると言われていますが正にそんな感じです。
夏の快晴の日、外に居ると穏やかな風なら心地よいのですが強風の時は寒く感じます。

下の写真は10月1日~5日までの天気予報です。
画面左の1日と2日のマーク、NZで初めて目にしました。冬の時期に多いのですが時々(夏でも)このマークが出てきます。
これは強風マークなのだそうです。これだけでは晴れて強風なのか、雨で強風なのか分かりませんが下にコメントが書かれています。

Showers(シャワーズ) → 雨
thunderstorms → 雷雨
gale → 強風(時速32マイル~63マイル)
windproof → 防風用の衣類(ウインド・ブレーカーは商標だそうです)



10月1日の天気は
雷を伴った激しい雨で海ではシケになります。西寄りの強い風です。今夜は場所によって暴風になるので危険です。
最高気温16℃、最低気温11℃です。

10月1日午前11時14分現在の気温は16℃、半袖3枚くらいが快適です。
風よけの衣服は必要ありません。(えっ? 防風の衣類は要らない? マジ?)
上の写真も2日までは当たっていました。

NZの人(キューイ)は海が大好きです。毎日午後4時を過ぎるとヨットやクルーザーで出かけています。
ですから天気予報では風の情報が一番大事なのだそうです。
この写真の下には風の方向と強さが2時間おきのグラフで表示されています。

在外選挙

2017-10-15 22:38:32 | NZにて
ハロー!

10月12日(木)に今回の「第48回衆議院議員総選挙」の期日前投票に行ってきました。

海外での選挙は期日前投票の為、日本の開票日前までに各地の選挙管理委員会まで投票された用紙を届けなければいけません。
その為投票期間は日本より短くなります。国によってその期間は違ってきますが私が投票するところは10月11日(水)~15日(日)までです。

今回は日本の野党がバラバラで政策が分かりずらいので棄権をする人が多いのでは?と思っていましたが意外にも初日からいつもより多くの人が投票していると聞きました。

海外に住んでいる人が国政選挙の投票をするためにはその国にある日本の大使館や総領事館、駐在官事務所などで事前に選挙人登録を済ませていなければなりません。
ここで申請した用紙が日本各地(申請者が日本を出国する直前に住んでいたところ)の選挙管理委員会に届けられそこから「在外選挙人証」が送られてきます。
その間約2カ月くらいかかるので海外に長期滞在される方は在留届を出す時に一緒にこの手続きをしておくことをお勧めします。

この「在外選挙人証」を持っている人が日本に一時帰国している時は日本でも投票できるし郵便でも投票できるそうです。

私は在外選挙をするときにいつも思うのですが「在外選挙人証」の交付番号がとても見にくいのです。
2㎝の幅に13桁の番号が記入されているのです。家の中で見ると見えるのですが投票するところはいつも窓のない応接室のようなところなのでそれ程明るくないのです。
間違えるといけないので立会人の方たちに一緒に見てもらっているのですが若い人でも見えにくいようです。
その長い番号を3回も書くのです。小選挙区の封筒、比例の封筒、その2つを入れる封筒と。
選管の方何とかならないでしょうか。多くの人がそう言っています。

この日はお天気が良かったためか数少ない友人・知人の4人に出合いました。
その後一人の友人と買い物に行きランチも一緒にして山ほどおしゃべりを楽しみました。
買い物は思いがけなく同じ場所でした。小さいけれども日本のドラッグストアーのようなお店で日本の物だけを売っているお店があります。そこで化粧水を買ってきました。値段は日本の2倍でした。

下の写真は「在外選挙人証」です。
交付番号の最初の「1」から最後の「0」までの13桁の数字が2㎝幅に収まっているのです。
余白がまだあるのですからもう少し大きくするとか又は太文字にしてくれるとかなんとか検討していただければと思っています。


お花見

2017-10-11 14:20:29 | NZにて
ハロー!

9月28日(土)に食事会がありそこでこの日桜が開花したという情報を得ました。
場所は「オークランド・ドメイン」とのことです。

ドメイン(domain)とは自然のままの広大な土地を利用した公園の事でパーク(park)と分けて使っています。NZには50のドメインがあるそうです。
ここは大昔火山が大噴火した時に出来た噴火口跡が平らな芝生になっていてスポーツ大会や夏の週末には無料の野外コンサートなどにも使われています。すり鉢状の周りが観客席です。
オークランド・ドメインの広さは75ヘクタールで(と言われても私には広さがピンときませんが)おそらく溶岩が流れたであろう個所はなだらか下り坂で樹木が茂っています。その一部が舗装されて車道や歩道が整備されジョギングコースにもなっています。
またこのドメインの中には戦争博物館や温室などもあり観光名所にもなっています。

ソメイヨシノではないようですがやっと見つけました。
そんなに広くはない場所ですが奥の方には水が流れているところがありそこには朱色の橋が架かっていました。
この写真は3度目に行った時(10月4日)の写真です。
さくらの花は絶対見たいと思っていました。そして癒されました。日本人だな~としみじみ思いました。

2007年に「岐阜さくらの会」の人たちが植えたそうです。
「岐阜さくらの会」の方々ありがとうございました。10年目のさくらは今多くの人たちに喜びと癒しを与えていますよ~。











英語(ジャンダル・キューイ・蚤の市)

2017-10-02 13:50:10 | NZにて
ハロー!

突然ですが問題です。
英語でjandal(ジャンダル)という意味わかりますか?
NZでは誰でも、幼稚園の子供たちでも知っています。
もしかして・・・? と見当がつきましたか?

そうです。「ビーチ・サンダル」の事です。
ある日、海辺を散歩しちょっと休憩するためベンチに座りました。2・3分すると園児を連れた親子が隣に座っても良いかと言って隣に座りました。
子どもが暇つぶしにノートを広げ絵を描こうとしています。
そこにはページごとにテーマが書いてありました。
「花」「ヨット」「山」などです。次のページに「JANDAL」というのが出てきました。
私はこのジャンダルの意味を知りませんでした。初耳です。こんな小さな子が知っているのにです。

子どもが描いた絵は「ビーチ・サンダル」でした。
私はお母さんにこれはビーチ・サンダルではないのかと聞いてみると日本人はこれをジャンダルとは言わないのかと逆に聞かれ驚いていました。
この語源は「Japaneseとsandal」を合わせた言葉なのだそうです。
家に帰って辞書で調べてみると出ていました。NZ英語のようです。


第2問です。
kiwi(キューイ)の意味は?
これも私は知りませんでした。多くの人が集まっているところで自己紹介をするとき
「私はキューイです」という人がいます。最初はニックネームかと思っていました。

キューイとはニュージーランド人のことです。
果物のキューイはキューイ・フルーツ(kiwi fruit)
鳥はキューイ・バード(kiwi bird)と分けて使います。

尚、鳥のキューイ・バードはNZの国鳥で飛べない鳥なのです。
そんなことから航空関係者の地上職員や空軍関係の将校などのように飛行機に乗らない人も空を飛ばないのでキューイ・バードという事もあるそうです。


第3問です。
日本でフリー・マーケットを蚤の市という事がありますよね。なぜだかわかりますか?
私は誤解していました。
フリー・マーケットのフリーのスペルはflea(蚤)なのです。
私はfree(自由に)のスペルだとばかり思っていました。自由に何でも売っていいのだと。

では、どこからこの蚤という言葉が出てきたのかというと
昔(いつ頃からかは不明)パリの郊外で週末に自分が使わなくなった衣類や中古の家具、食器などを売る露店市が開かれるようになりました。それは本当にガラクタ品ばかりでまるで蚤が湧いているのでは思われるような物ばかりだったというのと、蚤が湧くように溢れていたというところから「蚤の市」と呼ぶようになったそうです。

現在ではフリー・マーケットの他に欧米では引っ越し前に自宅の駐車場を使って個人で「ガレージセール」をすることもあります。
日本ではあまりガレージ・セールは見ませんが「ガラクタ市、ボロ市、フリマ」などと呼ばれて週末に公園などで開催されていますね。

露店ではなくちゃんと店構えをして中古品(セカンド・ハンド)を売るリサイクル・ショップもあります。
セカンド・ハンドの事をセコハンとも言うのですが、私が子供の頃オートバイを買った近所の人が「これはセコハンだよ」と言っていたのですがその頃からこの言葉あったのでしょうか? 
それとも全く違ったオートバイの専門用語だったのか? セコハンと聞くといつもそのころ何だろうと思った事を思い出します。(笑)

夏時間開始

2017-09-25 11:26:21 | NZにて
ハロー!

昨日9月24日(日)より夏時間になりました。
これから半年間、日本との時差は4時間になります。
日本より4時間早く朝を迎えます。

先週の初めだったかスタッフが夫に
「寒気団がまた来ています。南からの冷たくて強い風なので風邪を引かないように気を付けてください」と言ったそうです。

しかし南からの冷たい風って? とちょっと驚いたそうです。(南からの風は暖かいだろう!)と、かなりびっくりしたようで、南極からの風だから冷たいんだって! と私に言うのです。

私の頭は既に切り替わっているので驚きませんが、毎日高層ビルに囲まれて仕事をしていると周りの状況がわからず、しかもオフィスビルには空調システムがあるのですが送風なので1年中寒いと言っています。
建物の作りによって室温も随分違うのだなと思います。
我が家は比較的暖かく、未だ暖房も冷房も使ったことがありません。
寒がりの夫も何も言わないので自宅では大丈夫のようです。

我が家からは空も海も見えるので雲を見て四季の移り変わりが分かり、海を見て風の強さも分かるので私は日本とは逆の四季の変化に比較的早く慣れました。

図書館(5)

2017-09-18 11:31:12 | NZにて
ハロー!

今年の日本はあまり残暑はなく早々と秋の気配と聞いていますがお変わりなくお過ごしでしょうか?
秋と言えば食欲の秋、スポーツの秋、読書の秋といろいろありますが今年はどんな秋でしょうか?

こちらは先週は暖かい日もありましたが週末からまた雨が多くなり風も強いので冬に逆戻りです。
こんな時は家の中で読書三昧と言いたいところですが只今図書館は改装中。
本来ならば5月から2ヵ月くらいと聞いていたのでちょうど日本に一時帰国している間でラッキーと思っていたのに残念です。

ある日、本を探している時に返却された図書を書棚に並べている人が「Excuse me~(すみませ~ん)」と言いながら私の側に来ました。横を見ると日本人らしき人でした。
誰かと会話することに飢えていた私は即話しかけました。やはり日本人でした。
少し話をしました。何か困ったことがあったらいつでもどうぞと言ってネームタグを見せてくれました。
そこには日本名の苗字ではなく名前「MASARU」と書かれていました。この国ではやはりファーストネームが主流なんだと改めて思いました。

ある日、図書館からメールが届きました。
最初は迷惑メールかと思いましたが私の名前が書かれています。「WIN」と「E-READER」の文字が大々的に表示されています。
英語の良くできる日本人に「E-READER」の事を聞くと「電子辞書の事でしょ。無視しておけばいいよ!」とのこと。
私はどうしても納得がいかなくて直接図書館のスタッフに聞くことにしました。
「WON」ではなく「WIN」だから当選したわけではないことは分かるのだけど「E-READER」が何なのかそれが知りたいのです。
アンケートに答えて回答を送信すると当たるチャンスがあるというのです。
電子辞書なら必要ないし・・・。

図書を返却するついでにメールをプリントアウトして持っていきカウンターの人に聞くと担当の人を呼んで来てくれました。
「E-READER」とは「タブレットで本が読める(日本語で何というのか?電子ブック?)」のことでした。電子ブックなら私が欲しい物の一つです。文字を大きくして読めるのが魅力です。
担当の人は満面の笑顔で是非応募して欲しいと嬉しそうでした。

早速アンケートに答えて「submit(提出する)」ボタンを押しました。この国では「send(送信する)」ではなくsubmitを使うようです。

アンケートに答え、コメントも書き(^_^;)送信したのにその後も同じものが届きました。以前送ったのは届いてなかったのかもと思いまた同じようなことを書いて送りました。
するとまたしばらくして3回目のメールが届きました。
内容は全く同じものです。

そこで以前会った日本人に聞いてみようと思い「私はあまり英語が上手ではないので日本人のMASARUと話がしたいのですが・・・。」と言ってみました。
するとあちこち探してくれている様子ですがいないようです。
「今日は彼は休みのようだけれどもう一人いるんだけどな~ ちょっと待って~」と言ってまたどこかへ探しに行きました。
見つからないので彼に話してくれと言ってヨーロピアンの人を連れて来ました。顔は完全にヨーロピアンです。そして彼は日本語ができるので彼に話すように言われました。

30代前後の彼はゆっくり、そして丁寧に
「私(わたくし)はトニーと申します。私(わたくし)のお母さんは日本人でお父さんはイングランドのハーフです。
日本語、子供の頃は大丈夫だったけれど今はあまりできない。使うことがないので忘れています。聞くのは大丈夫だけれど話すの、ちょっと難しいです。」と自己紹介してくれました。
今どきとてもきれいな日本語です。お辞儀もお母さまに幼いころに教わったんだろうなと思うような90度腰を折るほどのお辞儀をしてくれ、こちらがちょっと申し訳ないくらいな気持ちになりました。

私が知りたいことは理解してくれましたが「E-READER」の件については担当ではないのでわからないとのことで「MIYUKI」と言う人を教えてくれました。
残念ながら彼女は今ミーティング中とのことで出直すことにしました。

マサルさんの他にミユキさんという人もいるんだ~とちょっと嬉しかったです。
人の名前を告げる時「〇〇さん」のように終わりに「さん」を付けないで呼び捨てにすると何だか上から目線のようで嫌なのですがこの国では下手に「さん」を付けると「息子なのか?」と誤解をされ話がややこしくなるので呼び捨てに徹する必要があります。
英語が国語でない国ではちゃんと「さん」付けで話していたのですがね。

それにしても図書館が使えないのは私にとってストレスになっています。

津波 ヴァイオリン コンサート

2017-09-08 22:22:58 | NZにて
ハロー!

9月5日(火)チャリティーコンサート「Tsunami Violin Concert」が行われ行ってきました。

この日使われたヴァイオリンは2011年3月11日の東日本大震災の時の流木や奇跡の1本松から作られた物なのだそうです。

演奏者は「磯村ブラザーズ」ピアノは兄の健斗(ケントさん)、ヴァイオリンは弟の翔之(ショウノ)さんです。
健斗さんは1991年に北海道で生まれ1歳の時両親とNZに移り住み、弟はNZ生まれで二人は現在NZや日本で演奏活動をしているそうです。

演奏された曲はほとんど初めて聴くような曲が多かったのですがヴァイオリンの音色がとてもとても綺麗な音色で思わずヴァイオリンだけで聴いてみたいと思ったほどでした。
今までもいろんなコンサートに行った事はありますが耳をこのヴァイオリンの音に集中させて聴きたいと思ったのは初めてでした。本当に感動しました。ヴァイオリンの音色にです。
勿論演奏者あっての事も確かなのですが。

そして家に帰って津波ヴァイオリンの事をネットで調べてみました。
この津波ヴァイオリンは「中澤宗幸」さんという人が作っていたのです。

ヴァイオリン素人の私はこの方を知りませんでしたが日本のヴァイオリン製作の巨匠で世界で愛用されているあの有名なストラディバリウスの修理などもしているそうです。
「ストラド(ストラディバリウスが作ったヴァイオリン)」を持っているバイオリニストをはじめ世界のヴァイオリニストや葉加瀬太郎氏もこの中澤宗幸氏に修理や調整をお願いしているそうです。

このような人が作ったヴァイオリンはやはり音色が違うのだ、そんな発見ができた私の耳もまんざらではないかな?と思い少し嬉しくなった記憶に残るコンサートでした。

尚、廃材ヴァイオリンや流木ヴァイオリンという人もいるそうですがそうではなく、瓦礫の山と言われるものをテレビで見ていた中澤ご夫妻が、その中に長年使われていた家の立派な床柱や梁を見つけ、長年人が使いつ続けていたものに魂を感じ、陸前高田に足を運び実際に見て、それらの材木と奇跡の一本松(一部分にだけ)を使って津波ヴァイオリンを製作したそうです。

中澤氏は津波バイオリンを、追悼の想いと復興を願い 震災をいつまでも忘れないでという事で1,000人のヴァイオリニストにリレーのように引き継いでいくという「千の音色でつなぐ絆プロジェクト」を立ち上げました。
現在440人の演奏家の手によってそのヴァイオリンは世界を旅しているそうです。
1,000という数字は「千羽鶴」や「千手観音」などのように心から願いを叶えたいという想いからとのことです。

お近くで聴けるチャンスがあれば是非聴いてみてください。
本当に素晴らしい音色でしたよ。

今回写真のUPが上手くいきませんので残念ながらお見せできませんが この津波ヴァイオリンの裏側にはあの奇跡の一本松の写真が投影されています。

読書(10)

2017-09-03 15:25:09 | NZにて
ハロー!

9月になりNZも日ごとに暖かくなっているように思います。
街ゆくビジネスマン達も上着を手に持って歩いている人が多くなりました。
風があると一気に寒くなるので上着は手放せないのだと思います。

この4カ月に読んだ本の中にも時間の無駄だったと言う本が1冊ありましたが意地で最後まで読みました。一定のファンの方もいらっしゃるようですし作者さんにも失礼なので敢えて特定はしませんが(笑)

子どもの貧困は今世界の先進国で問題になっていることです。日本の将来が心配です。お時間のある方は是非一読をお願いします。

「応仁の乱」は歴史の専門書のようで最初はとても退屈でした。
昔の武将の名前が成長と共に変わったりするので混乱するし名前の漢字が昔の字で読めなく(初めて登場するときのみルビ付き)中々進まなかったのです。
地名は現在の住所で言うとこの場所と詳しく書かれているのですが関西辺りは現在の住所を教えてくれてもほとんどどの辺りなのかわかりません。
一行の中はほとんど漢字で退屈だったのでひらがなを数えたりもしていました。
そんな中、娘婿のS君の実家に近い場所があったので知っている?と聞いてみたら何と孫の七五三のお参りをしたところだと聞き何だか急に親しみを感じのめり込んで読んでしまいました。(単純な私)

学校で習ったのは 応仁の乱=1467年(一夜むなし応仁の乱)だったというくらいしか覚えていませんでしたがそれなりに良い勉強になりました。



5月に読んだ本
① 天皇さまお脈拝見     杉村昌雄著     株式会社光文社
② カエルの楽園       百田尚樹著     株式会社新潮社



6月に読んだ本
① ミカドの肖像       猪瀬直樹著     株式会社小学館
② 熟女ですもの       北沢拓也著     株式会社光文社
③ 子供の貧困が日本を滅ぼす 日本財団子どもの貧困対策チーム著       株式会社文藝春秋



7月に読んだ本
① 京都ぎらい        井上章一著     朝日新聞出版
② アンデルセン童話集1   ハンス・クリスチャン・アンデルセン著 大畑末吉訳

③    〃     2      〃      株式会社岩波書店           



8月に読んだ本
① アンデルセン童話集3   H・C・アンデルセン著 大畑末吉訳  株式会社岩波書店
② 応仁の乱         呉座勇一著        中央公論新社
 

春の兆し?

2017-08-24 13:18:45 | NZにて
ハロー!

久しぶりの投稿です。皆さんお元気にお過ごしでしょうか?

パソコンの前に座っていざ文字を入力しようとしてもどうしても書くことが出来ずにいました。
過去にも何度かそんなことがありましたがきっと自分でも気が付かないストレスがあるのだと感じています。

先日日本に一時帰国してから急に今の日本の政治やメディアに対しての不満がとてつもなく大きく私の頭の中を支配しそのはけ口が見つかりませんでした。
そんな時いろんな人のブログを見ていて私と同じ考えの人がいることが分かり「よくぞ書いてくれました」と大きな拍手を贈りました。気持ちがスーッとしました。

また先日ある会食があり同じレストランに顔見知りの人が居たので会がお開きになった後仲間数人と話をしましたが皆今の祖国を案じていました。
先日目にしたブログの方や私の想いと同じだったのです。


今こちらは日本の2月という感じですが思った以上に気温は高く最高気温は15℃~20℃の間、最低気温も10℃前後で意外と暖かいのです。日本と違って毎日雨が降るので湿度が高いからかもしれません。
冬の時期はほとんど毎日雨が降りますが今週は降ってもほんの少しで太陽が出ている方が多くなりました。
今日は雲の流れも北から南に流れています。
空も夏の白い雲が多めですが雲の隙間にはきれいな水色の空が見えています。
気分も少しルンルンになってきました。

散歩には最適ですが紫外線には気を付けなければ! 紫外線の量は日本の7倍~8倍なのだそうですから。
さて今日は散歩がてら遠くのスーパーに行ってきます。

スパゲティー・衝撃の事実

2017-08-01 15:42:06 | NZにて
ハロー!

日本の多くのレストランではスパゲティーを食べる時フォークとスプーンを用意してくれますよね。
我が家でも家でスパゲティーを食べる時はそうしています。
本場イタリアではスプーンは無くフォークだけで食べるそうです。

約30年前アラブの国に住んでいたことがありメニューにスパゲティー・アラビアータという物を見つけ食べてみました。
一緒に行った10人位の人は何だか名前からしてマズそうなので食べたことはないと言うのです。
美味しいか美味しくないかは食べてみなければわからないので代表して挑戦してみました。
トマト味でややスープが多めです。アラブっぽい香辛料と辛さで、汗っかきの私は閉口しましたが何とか食べることができました。今は日本でも時々見かけますが私が食べていたアラビアータとは随分違います。

辛いながらもスープが美味しかったのでスプーンを持ってきてもらおうと思った時、同席していた1人がイタリアではスパゲティーにスプーンは用意されないと説明してくれました。しかし一度行っただけだから本当はどうなのか分からないとのことでした。

私はその時、日本でも庶民は毎回箸置きは使わなくてお正月など何か特別な時に使うなどと同じようにイタリアの一般の家庭で普通はスプーンを使わないかもしれないけれどセレブの家庭では使うのでは?とずーっとそう思っていました。

しかし私が信じていたことは間違いだったという事を最近知りました。
長くイタリアに住みセレブの人たちとお付き合いのあった彼女(本人はセレブとは思っていない)はセレブと思われている家庭に招かれてもスパゲティーはフォークだけで食べるのが普通だったしそれなりのレストランでもスプーンを使うことはないとのことでした。

イタリアに住んでいる時にも日本人の間でよくその話が出ていたそうですがみんな見たことがないと言う結論だったそうです。
そうだったのか~考えを改めなくてはと思った瞬間、そもそもスパゲティーはイタリアではメイン・ディッシュではなく前菜ですからね。納得できました。

そうなんです。イタリアではスパゲティーは前菜として食べるものであり、しかも日本人が普通にメインで食べるくらいの量が出てきます。
日本人がツアーなどで行くと特別にスパゲティーをメインとして出してくれるレストランもあるそうです。そういうレストランは日本人経営だったりツアー会社と事前に契約をしている所なのだそうです。

イタリアでは1~2才のころから器用にフォークでスパゲティーを食べているそうですよ。
上手く食べるコツはお皿の端から食べる事とフォークの先にほんの少しの量を取ってお皿を使いながらクルクルと回してフォークにからめるんだそうです。

私も今度からフォークだけで食べてみようと思ったものの直ぐにスプーンを使ってしまいます。

今の日本を心配する日本人

2017-07-23 11:54:06 | NZにて
ハロー!

先日会食の機会があり夫と出席してきました。会がお開きになった後他の場所に居た知り合いの日本人が私たちの所に来て一緒に雑談をしていました。
彼は約30年NZに住んでいますが仕事柄しょっちゅう日本に行っています。それで日本の事には詳しくいろんな興味のある話をしてくれます。
今回は現在の日本の国会でのやり取りにかなり怒っていました。

まず蓮舫氏のトゲのある口調での質問(いつも喧嘩を売ってるような)もう少し穏やかに質問できないのだろうか?(と嘆いている)

言った言わない、知っていたはず、いや知らない、こんなことばかりでこれは誰かの足を引っ張ろうとしているだけだ。

「〇〇のご意向」なる言葉はよく使われているはず、前事務次官は現役の時にメモを見たのならなぜその時に意見を言わないのか? 彼も辞める(辞めさせられる)以前は官邸の人事で事務次官になった人でしょう? それまでは総理又は官邸のご意向に沿った仕事をしてきた人でしょう? メモを見た時に「これは加計ありきだな」と思いそれで自分も特に異存はないからそのまま見過ごしたのでしょう? 

誰のサインもないメモ程度の紙をあたかも公文書のように言って追及するのもおかしいし、マスコミも反対意見は言わない(言えない?)

テレビのワイドショーのコメンテーターも皆同じ意見の人ばかり寄せ集めて反対意見の人は誰もそこには居ない。これでは視聴者に考えを押し付けていると同じ。
二重国籍の問題(この時点ではまだ蓮舫氏は説明をしていなかった)等々です。

官邸主導でもいいじゃないか。官邸に居る議員さんたちは皆国民が選んだ人達なのだから。その人たちが決めていくのは当たり前。それを国会で審議するはずなのにただ足を引っ張ろうとしているだけにしか思えない。

なぜ加計学園ではダメなのか、四国に獣医学部はないのだから一つくらいあってもいいではないか? その理事長がたまたま総理と仲が良かったと言うだけでしょう?
四国に一つもない獣医学部を作りたいと15回も申請しているのにダメになる方がおかしい。日本獣医医師会(正式な名前はわかりませんが)と農林省、又は文部省で何か癒着はなかったのか?

自分の周りにも同じ意見の人が沢山いるのにほとんどマスコミに出はてこない。マスコミの人たちの中にはこういう意見の人は全くいないのだろうか? 今のマスコミは情けない。
こんなことを熱く語っていて周りの人たちも皆同じ意見でした。

私もちょうどこの時日本にいたのでよくわかりました。
全く同感だったのでここに取り上げてみましたがもしかしたら彼がこのブログを見て自分はこんなことは言っていないという部分もあるかもしれませんね。

ほとんど彼が話をしていましたが、ここではその時出たみんなの考えを書いたものと言った方が正しいかもしれません。でも間違ってはいないはずです。この会の出席者の顔は勿論良く知っている人たちですがほとんど話をしたことはない人たちです。たまたま私と同じ考えの人たちばかりだったのです。100%同じ意見です。
しかし一つの言葉だけ又は一部分だけを取ってこんなことは自分(彼)は言っていないと言われれば厳密に言えばそれは他の人が言った言葉かもしれませんが。(国会と同じかも?)


こんなことよりもっと審議することは他にあるだろう?と。

北朝鮮問題。

日本の多くの土地が外国人に買われている現状、このまま放置していたら日本が無くなってしまう(多くの国では外国人は住宅は買えるけれど土地は買えない)
特にきれいな水が湧き出る所も買われている。これは歌舞伎の市川海老蔵さんも心配しています。

二重国籍の人でも国政に立候補できる現状。


国政に携わっている方たち、足の引っ張り合いではなく本当に日本の事を思って審議していただきたいと思いました。

(もしかしたら訳あってこのコーナーは突然削除されるかもしれませんのでその時はごめんなさい)



マナーについて

2017-07-17 13:41:44 | NZにて
ハロー!

海外に住んでいるとマナーについて質問されたり相談されることがよくあります。
そこで今日は国際マナーについて少し書いてみます。

日本には日本独特のマナーがあるように世界の国々にはそれぞれ独特の異なるマナーがあります。
例えば挨拶では日本のように頭を下げる(角度によって丁寧さが異なる)、握手をする(手を握るだけ、右手で握手をし反対の手を右手のひじの下に添える)、頬と頬を寄せて抱きしめる、座って片膝を立てる、顔につばを掛け合う、お尻とお尻をくっつける、額と鼻先をくっつける などなど国によってさまざまな挨拶の仕方があります。
挨拶一つをとってもこれだけいろいろ異なるのです。
お互いが不愉快な思いをしないようにと話し合い今ではそれが一般的な国際マナーになっています。

挨拶は握手が一般的でそれは多くの人が知ってると思います。
しかし握手にも礼儀があるのです。初対面の場合先に手を差し出すのは年配者、そして女性が先です。
最近は男女平等と言われていますしビジネス場面ではどちらからでもかまわないと私は個人的には思っていますがパーティーなどの席では一応マナー違反にならないように気を付けましょう。


パーティーに招待されたけれどもマナーや服装などどんなことに気を付けたら良いかという相談を多くの人から受けます。

日本人が一番気を付けなくてはいけないことは
招待された時間より早く行ってはいけないということです。
これを伝えると多くの日本人は え~! と驚愕するのですが少し敷居が高いところだなと感じる場所では尚更です。

自宅で着席してのランチやディナーに招かれた時は2~3分遅れて行くのがベストです。15分以上遅れる場合は連絡をしましょう。この2~3分は主催者に対しての思いやりの時間なのです。
主催者は朝から軽装で慌ただしく準備をしています。予定時間には準備を済ませいつでもお客さんを迎える体制は整っていますがこの2~3分にもう一度服装のチェックやホッと一息入れる時間にしてあげるのです。
帰る時は主賓や目上の人、年配者が先に席を立ちます。ですから自分がそこに当てはまる方はダラダラと長居をしない常識的な時間で失礼するよう心掛けましょう。そうしないと皆が帰ることが出来ないのです。

大勢の人が集まるレセプション(立食パーティー)の時は招待状に〇〇時~〇〇時までと時間が書かれているので、その時間に行きましょう。勿論時間前はダメですが指定された時間内であれば10分でも20分でも良いのでなるべく出席する方が良いのです。

先約があってどうしてもこの時間内に行けない場合は事前に欠席の連絡を入れましょう。
勿論指定されたその時間はずっと居ても良いのですが終わりの時間までには失礼するのがマナーです。
まだみんな居るからいいのかな?と思ってなかなか失礼しない人がいますが(特に日本人)これもマナーに反しています。
まだ話の途中でもチラッと時計を見て話を切り上げ失礼する人を見るととてもスマートな人だと感じます。

レセプションにご夫婦で出席する場合、女性は時計をしません。。
時計をチラチラ見るのは退屈で早く帰りたいと思っていると思われますのでどうしても時間を気にしなくてはいけない人はさりげなく見るように心がけましょう。帰る時間はご主人様が知らせるのです。

そして一番多い相談はやはり服装の事です。
格式の高い場所でのパーティーであれば招待状に服装規定(ドレスコード)が書かれています。

一般的にはFormal(正装)ですがこれは男性であればスーツ、女性であれば柔らかい素材のワンピース、又はスーツ、午前中ならひざ上でもかまいませんが(超ミニは避けた方が良い)午後、夜ははひざ下であれば恥ずかしくはありません。
ワンピースでもスーツでも黒以外で無地の物が格式が高いです。

女性の場合襟なしや袖なしかを気にする方もいますがそれは招待状にブラック・タイやホワイト・タイなどもっと格式の高い時のドレスコードですのであまり気にしなくて大丈夫です。
皇室や王室、ノーベル賞授賞式などに招かれたときがこれにあたります。

InformalやCasualと書かれている場合は軽装という意味ですが男性は襟付きのシャツやカーデガン、ノーネクタイでも良です。女性は柄物の洋服でもかまいません。
招待状にバーベキューをすることが書かてていれば男性は襟なし(Tシャツなど)でもかまいませんし半ズボンでも良いのですがバーベキューは屋外でやるので蚊も多いし国によっては日本では見かけない毒虫などもいるので長袖、長ズボンをお勧めします。

さらっとですが書いてみました。参考になれば幸いです。



読書(9)

2017-07-12 11:53:00 | NZにて
ハロー!

3月に読んだ本
① 金正男独占告白         五味洋治著    株式会社文藝春秋
② 大使夫人            横井弘海著    朝日新聞社
③ 美智子さまと皇族たち      河原敏明著    株式会社講談社
④ 巨泉ー人生の選択ー       大橋巨泉著       〃
⑤ イスラム国の正体        国枝昌樹著    朝日新聞出版
⑥ 何処へ行くのか、この国は    村田良平著    株式会社ミネルヴァ





4月に読んだ本
① おもかげ橋           葉室麟著     株式会社幻冬舎
② 鉄道員(ぽっぽや)       浅田次郎著    株式会社集英社
③ ある日突然美しくなる      おかざきなな著  株式会社廣済堂
   ー3ステップ 見た目レッスンー
④ あとは泣くだけ         加藤千恵著    株式会社集英社
⑤ 向田邦子の陽射し        太田光著     株式会社文藝春秋
⑥ 忘れられたワルツ        絲山秋子著    株式会社新潮社
⑦ ほがらかに品よく生きる     斎藤茂太著    株式会社新講社
⑧ また次の春へ          重松清著     株式会社扶桑社
⑨ 一本の茎の上に         茨木のり子著   厚徳社
⑩ 夜想曲集            カズオ・イシグロ 株式会社早川書房
⑪ この愛いつまでも        加山雄三著    株式会社光文社